《ツォウ・シーチン監督×ショーン・ベイカー》映画『左利きの少女』場面写真解禁!
第98回アカデミー賞(R)国際長編映画賞の台湾代表に選出されたツォウ・シーチンの初単独監督作『左利きの少女』より、“左づかい”を祖父に叱られた少女と、罪を胸に秘めた母娘を捉えた場面写真6点が解禁された。
本作は、台北の夜市にある麺屋台を舞台に、“左利きは悪魔の手”と祖父から叱られた5歳の少女と、罪を胸に秘めた多世代家族の姿を描く、驚きと感動に満ちた物語。第98回アカデミー賞国際長編映画賞の台湾代表に選出され、同賞の最終候補15作品にリストイン、第26回東京フィルメックスでは観客賞を、第20回ローマ国際映画祭では最高賞を受賞するなど、広く支持を集めた。
共同脚本・編集・製作は、第77回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、第97回米アカデミー賞作品賞を含む4部門に輝いた『ANORA アノーラ』のショーン・ベイカー。ベイカーとは大学時代に出会い、『テイクアウト』で共同監督としてデビュー、その後はプロデューサーとして長年タッグを組んできた台湾出身のツォウ・シーチンが、本作で単独監督デビューを果たした。
このたび解禁された場面写真には、5歳のイージン(ニーナ・イエ)の天真爛漫な表情と、不器用ながらも懸命に生きる母娘3人の姿が収められている。母・シューフェン(ジャネル・ツァイ)と姉・イーアン(マー・シーユエン)が口論する傍らで、左手を使って食事をとるイージン。子どもながらに複雑な心境を見事に表現したカットに続き、興味津々の表情で台北の夜市を見て回るイージンや、イーアンとの姉妹のカットでは、きらびやかな明かりをともす屋台が印象的に映し出されている。
本編では、台北中心部に実在する通化街夜市でロケを敢行。臨場感あふれる街並みの数々が映し出され、観る者を作品世界へ引き込む。
また、ベッドの上で伸ばした左手をじっと見つめるイージンのカットでは、祖父から「左手は悪魔の手だ」とそしられたことで罪悪感を抱き、どこか悲しげなまなざしを浮かべる。その表情は、演技の域を超えた「生まれ持った特別な才能の持ち主」とツォウ・シーチン監督が称賛するのも納得の名演だ。
続くカットでは、新たな生活を始めるため台北へ引っ越してきたばかりの家族3人の車中での様子が切り取られている。これから始まる生活に希望を抱くイージンとは対照的に、都会で暮らすことを決意した背景や、一家が抱える事情を想像させる印象的な1枚となっている。
最後は、シングルマザーのシューフェンが新たに始めた夜市の麺屋台の片隅で、母の仕事が終わるのを待つイージンの姿。幼いながらも母の仕事を理解しつつ、どこか心細げにたたずむ姿が愛らしいショットとなっている。
映画『左利きの少女』は、8月14日より全国公開。











