映画『Mirai 運命の戦士』監督インタビュー解禁
©Dharma Productions&People Media Factory. All Rights Reserved.この度、インド映画の新たな歴史を刻む、待望の神話ファンタジー・アクション超大作『Mirai 運命の戦士』より本作のメガホンをとった気鋭のクリエイターカールティーク・ガッタマネーニ監督のオフィシャルインタビュー解禁となりました。
ハリウッドを超えたVFX&アクションを体感せよ。
インド映画史に新たな歴史を刻む、待望の神話ファンタジー・アクション超大作がついに日本上陸。
本国で公開されるやいなや、驚異的なVFX クオリティと古の棒術を取り入れたこれまでにない斬新なアクションで観客の度肝を抜き、インド全土で社会現象を巻き起こした話題作である。
主演のテージャ・サッジャーは、『ハヌ・マン』(23)でスマッシュヒットを記録した若手スター。さらに、『RRR』(21)のシュリヤー・サラン、『SALAAR/サラール』(23)の名優ジャガパティ・バーブが脇を固め、『バーフバリ』シリーズ(2015/17)のラーナー・ダッグバーティがカメオ出演を果たしている。
すでに続編製作も決定しており、広がり続ける「Mirai」ユニバースの記念すべき第一章となる。アメコミ映画ファンから従来のインド映画ファン、そしてアニメやゲームを愛するすべての映画ファンの興奮を呼び覚ます、全く新しいスペクタクル体験がここにある。
Q1. 「アショーカ王の9つの聖典」という歴史的要素を、現代のアクションと融合させた理由は何ですか?
監督:アショーカ王については、学生時代からさまざまなことを学んできました。彼の生涯や功績を調べていく中で、「九つの書」という伝承に出会ったのです。伝説では、それらは九人の守護者に託されたとも語られています。 もちろん、本作は完全なフィクションです。しかし、「もしアショーカ王が未来へ残そうとした知識が本当に存在したとしたら、それはどのような書物だったのだろう」と考えたことが、この物語の出発点になりました。 そこで私は、それぞれの書に異なる力や役割を与え、なぜ九冊に分けて守られなければならなかったのかを想像しました。そして、もし九つすべてが一人の手に渡ったなら、その人物は神にも等しい力を手にし、世界を支配できてしまうのではないか――そんな発想へと発展していったのです。 この設定には、インド古来のタントラ思想や神秘思想、さらには「音」の力に関する考え方など、インド文化に深く根ざした要素を取り入れています。単なるスーパーヒーロー作品ではなく、インドの歴史や神話、精神文化を世界へ発信したいという思いがありました。 また、この壮大な伝説があるからこそ、それに立ち向かうスーパーヒーローの存在にも必然性が生まれると考えました。観客が「なぜ今、このヒーローが必要なのか」を自然に受け入れられる物語にしたかったのです。 アショーカ王を題材に選んだ理由もそこにあります。彼は仏教をはじめとする思想や知識をインドの外へ広めようとした、歴史上でも非常に特別な王でした。その影響はインド国内にとどまらず、日本や中国を含むアジア、さらには世界へと及んでいます。だからこそ、彼は「アショーカ大王」と呼ばれ、今なお世界史に大きな足跡を残しているのです。
Q2. ハリウッド大作に匹敵するVFXと、日本アニメからの影響について教えてください。
監督:私は子どもの頃から日本のアニメが大好きでした。『NARUTO -ナルト-』や『ドラゴンボール』の孫悟空は、アニメーションだけでなく、物語の作り方という面でも私に大きな影響を与えてくれた存在です。 『Mirai』を手がけるにあたって、作品の根底にはインドの神話や文化をしっかりと据えながら、その表現方法には日本の作品から受けたインスピレーションを数多く取り入れています。特に『NARUTO -ナルト-』から受けた影響は非常に大きく、作品づくりの随所に生かされています。 VFXは決して一人で作り上げられるものではなく、チーム全員で築き上げるものです。そして、私たちはVFXを見せるためだけに使うのではなく、本当に必要な場面でのみ活用することを大切にしました。 映像表現を完成させるまでには、およそ1年半にわたる準備期間を費やしました。音の力がどのように伝わるのか、「Mirai」のエネルギーがどのように飛び、対象へ到達するのか――そうした一つひとつの表現について、何度も試行錯誤とテストを繰り返しながら磨き上げていきました。 同じように、劇中に登場する鳥の表現にも膨大なリサーチと開発を重ねています。羽根の質感や構造、風や水、雪の中でどのように動き、反応するのかまで物理的な視点から徹底的に研究しました。 こうした細部へのこだわりと長い研究開発の積み重ねが、リアリティとファンタジーを自然に融合させた本作の映像表現につながっています。
Q3. 続編『Mirai 2』で、日本での撮影が行われるという噂は本当でしょうか?
監督:先ほどもお話ししたように、日本はこの作品を作るうえで、私にとって常に大きな影響を与えてくれた国です。 『Mirai 2』の舞台は、本作とは異なる世界――私たちが「パーターラ・ローカ(地下世界)」と呼ぶ世界になります。その世界を表現するために、ぜひ日本で多くの撮影を行いたいと考えています。 日本には、他では見ることのできない独特で美しい風景が数多くあります。そうした景観は、『Mirai 2』の幻想的な世界観を描くうえで、とても魅力的なロケーションになると思っています。 もちろん、それが実現できるかどうかは、予算やスケジュールなど、さまざまな条件次第です。しかし、機会があれば、ぜひ日本で撮影を行い、その素晴らしい風景を『Mirai 2』の世界に取り入れたいと思っています。
Q4. タイトル『Mirai』に込めた想いと、日本の観客へのメッセージをお願いします。
監督:インド映画はいま、新たな時代へと歩み始めています。私たちは国境を越え、世界中の観客に届く物語を届けたいと考えています。そして『Mirai』も、日本の皆さんの心に響く作品になればと願っています。 インドと日本には、文化や価値観の面で多くの共通点があります。だからこそ、この作品は日本の皆さんにもきっと親しみを感じていただけると思います。 タイトルの『Mirai』は、日本語で「未来」を意味します。この作品には、「未来を切り拓くためには、誰かが一歩を踏み出さなければならない」というメッセージが込められています。 私自身も、これまで多くの日本映画や日本の映画監督から大きな影響を受けてきました。その作品や表現から学んだことは、私の映画づくりの大切な礎となっています。 ぜひ劇場で『Mirai』をご覧いただき、この作品が描く冒険や感動、そして未来への希望を楽しんでいただけたら嬉しいです。8月21日に、日本の皆さんと劇場でお会いできることを心から楽しみにしています。
守護者の覚醒、伝説の始まり。 紀元前、悲惨なカリンガ戦争を経験したアショーカ王は、人間を神のような存在に変えることができる禁断の叡智を「9つの聖典(グランタ)」に封印した。強大すぎる力をもつ聖典は、悪用を恐れた王の命により、選ばれし9人の無名戦士たちによって歴史の闇の中で密かに守り継がれてきた。時は流れ、現代。世界を永遠の闇「エクリプス」で覆い尽くそうと企む邪悪なカルト集団のリーダー、最凶の敵「ブラック・ソード」ことマハービール・ラーマーが動き出す。彼は不死の力を得るために次々と守護者たちを抹殺し、聖典を奪い去っていく。 世界が絶望の淵に立たされる中、最後の希望として運命の糸に導かれたのは、裏社会で生きる孤独な青年ヴェーダだった。自身に隠された出生の秘密を知らない彼は、愛する者たちと出会い、そして過酷な真実に直面することで、聖典を守るべく宿命づけられた伝説の戦士「スーパー・ヨーダ」として覚醒し始める―。神の力を持つ弓「コーダンダ」を手にし、インド古来の棒術と超常的な能力を操るヴェーダは、圧倒的な強さを誇るブラック・ソードの野望を打ち砕くことができるのか。時空を超えた歴史の謎と、世界の命運を懸けた壮絶な戦いの火蓋が今、切って落とされる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
出演:テージャ・サッジャー マンチュ・マノージ リティカー・ナーヤク シュリヤー・サラン ジャヤラーム ジャガパティ・バーブ ラーナー・ダッグバーティ(カメオ出演) プラバース(ナレーション)
監督・脚本・撮影:カールティーク・ガッタマネーニ
プロデューサー:T・G・ヴィシュワ・プラサード、クリティ・プラサード
音楽:ガウラ・ハリ
編集:A・シュリーカル・プラサード
Mirai(原題)/2025年/インド/テルグ語/167分
配給:インドエイガジャパン株式会社
配給協力:ギグリーボックス
©Dharma Productions&People Media Factory. All Rights Reserved.
公式X:@miraimovie_jp












