12月5日(金)~7日(日)の3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催する「東京コミックコンベンション2025」(以下、「東京コミコン2025」)が開幕しました。
2016年から開催され今年で9回目となる東京コミコン2025は、午前11時の開場を待ちきれないファンが長蛇の列をなし、会場周辺は朝から熱気に包まれました。
「東京コミコン2025」の幕開けを飾ったのは、豪華セレブが一堂に会するオープニングセレモニー。客席は開演前からすでに満員となり、立ち見エリアにまでファンが詰めかけ、会場は期待と熱気に満ちていました。
いよいよスタートの時刻となり、まずメインMCの中丸雄一氏が元気よく登場。「(年末は)日本中でビッグイベントがたくさん行われるけれど……やっぱり幸せの一発目はこのポップ・カルチャーの祭典『東京コミコン2025』ですよね!」と挨拶し、会場のボルテージを一気に引き上げました。
続いて、ウサギの耳のカチューシャに白いトップス、ブルーのジャケット姿のPR大使・伊織もえ氏が登場。「東京コミコンの楽しいところを皆さんに3日間伝えられるように頑張りたいと思います」と意気込みを語りました。その後、「東京コミコン2025」アンバサダーの山本耕史さんがステージへ。「僕もエキサイトしています」「子どもの頃の自分を思い出すようです」とコミコン愛あふれるコメントを述べた後、力強い声で「東京コミコン2025、スタートです!」と開幕を宣言。その瞬間、ファンが待ち望んだ3日間の祭典が、華々しく幕を開けました。
そしてついに豪華セレブが登場!
今年のオープニングセレモニーではステージ上に大きな白幕が張られ、その幕にライトが当たるたびに、スターたちのシルエットが浮かび上がるという、コミコン初の演出が取り入れられ、会場のボルテージは一気に最高潮へ。
そして白幕が一気に振り落とされると同時に、横一列に並んだ19名の来日セレブがついに登場。その壮観な姿に、場内からは歓声と拍手が轟き、歴史に残るオープニングとなりました。


まずは「こんにちは東京!!」とお得意の日本語で挨拶したダニエル・ローガン氏。「こんにちは東京、ありがとう」「皆さんに会えて嬉しいです、私は日本、そして東京が大好きです」とほほえんだイライジャ・ウッド氏、「こんにちは東京~~~~!ありがとうございます」と雄叫びをあげたカール・アーバン氏、「前回は(映画)『ハワード・ザ・ダック』での来日だった」と振り返り、日本のファンとの再会を喜んだリー・トンプソン氏、「僕らは遠いアメリカから来たけど、僕たちの心はみんな一つだ。愛しているよ」と語ったトム・ウィルソン氏、「リー、クリス、トムと一緒に日本に来られて嬉しい」と映画の絆を見せたクローディア・ウェルズ氏、大阪コミコンから連続での参加となるクリスティーナ・リッチ氏や「日本には何度も来ています」と嬉しそうな顔を見せたノーマン・リーダス氏、「みなさんとお話できるのが楽しみです」と微笑んだイヴァナ・リンチ氏、「ここに来られて嬉しいです、皆さんありがとう」と笑顔を見せたジャック・クエイド氏のほか、マッツ・ミケルセン氏、ピルウ・アスベック氏、セバスチャン・スタン氏、ジョン・バーンサル氏、ショーン・パトリック・フラナリー氏、さらに「いぇーーー!最高!ありがとう!めちゃめちゃ楽しいです!皆さん一緒に楽しみましょう!」とステージから叫んだ浅野忠信氏、
そして満を辞して登場し、「みんな大好きだ、本当に愛しているよ!」と叫んだ御年87歳のレジェンド=クリストファー・ロイド氏ら世界を代表する俳優陣が登壇。そしてアメコミ界のレジェンドジム・リー氏、C.B.セブルスキー氏、フランク・ミラー氏も駆けつけ、豪華セレブがステージ上に勢ぞろいしました。
続いて、東京コミコンのオープニングセレモニーではお馴染みとなった、イベントの成功を祈念する鏡開きが行われ、 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』キャストの4名が木槌を楽しそうに眺めてはしゃぐ姿や、マッツ・ミケルセン氏やノーマン・リーダス氏が思い思いのポーズで会場を盛り上げる様子など、各来日セレブが笑顔で鏡開きに挑む光景に、会場全体が温かい空気に包まれました。
(C)2025 Tokyo comic con All rights reserved.
(C)2025 Tokyo comic con All rights reserved.
(C)2025 Tokyo comic con All rights reserved.
(C)2025 Tokyo comic con All rights reserved.
(C)2025 Tokyo comic con All rights reserved.鏡開き時のゲスト立ち位置(左から)
中丸雄一、伊織もえ、C.B.セブルスキー、ジム・リー、フランク・ミラー、ピルウ・アスベック、イヴァナ・リンチ、マッツ・ミケルセン、クリスティーナ・リッチ、セバスチャン・スタン、クローディア・ウェルズ、トム・ウィルソン、リー・トンプソン、クリストファー・ロイド、浅野忠信、ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス、ジョン・バーンサル、山本耕史、イライジャ・ウッド、カール・アーバン、ジャック・クエイド、ダニエル・ローガン ※敬称略
(C)2025 Tokyo comic con All rights reserved.
(C)2025 Tokyo comic con All rights reserved.(ノーマン・リーダス/ショーン・パトリック・フラナリー)
そして、いよいよ「東京コミコン2025」最初のセレブ・ステージがついにスタート!まずは映画『処刑人』シリーズで兄弟役を演じたノーマン・リーダス氏とショーン・パトリック・フラナリー氏。
「大阪コミコン2024」以来、1年半ぶり2回目の日本のコミコン参加となったリーダス氏はファンに温かく迎えられると、日本語で感謝を伝えたかった友人に「トイレハ、ドコデスカ?」と言わせたというイタズラエピソードを披露。今回日本のコミコン初参加となるショーン・パトリック・フラナリー氏は、「本当にこの国と文化を愛しています」「歓迎されていると感じています」と日本への愛と感謝を述べました。
そんな2人のステージでは、やはり『処刑人』に関する質問が多く寄せられました。リーダス氏は本作を「電光石火のように鮮やかな思い出」と表現し、「カルト映画として地位を確立できたことが最大の喜び」と語りました。
一方、フラナリー氏は「『処刑人』以前からノーマンのことを弟のように思っている」「彼は私の電話帳に載っている名前の中で最高の男です」と絶賛し、2人の絆を感じさせるエピソードも次々と飛び出しました。
マーベル・ギャザリング・ステージ(セレブ・ステージ:セバスチャン・スタン/ジョン・バーンサル/浅野忠信/C.B.セブルスキー)
続いて、コミコン名物でもある大勢のコスプレイヤーが登場するマーベル・ギャザリングのステージがスタート!マーベルにゆかりのあるセレブがアッセンブルし、マーベルの編集長C.B.セブルスキー氏をはじめ、セバスチャン・スタン氏、ジョン・バーンサル氏が登壇しました。マーベル初心者におすすめのマーベルコミックとして『アルティメット・スパイダーマン』と『ランナウェイズ』を紹介したセブルスキー氏は、大勢のマーベル・コスプレイヤーに囲まれて思わずニッコリ。また、セバスチャン・スタン氏は『サンダーボルツ*』の思い出を振り返り、「続編を日本で撮りたい」と密かな願望を明かしました。一方、MCU作品でパニッシャー/フランク・キャッスルを演じてきたジョン・バーンサル氏は、古くから親交のあるスタン氏に加え、『スパイダーマン』最新作で共演しているトム・ホランド氏の演技力と成長を絶賛。 さらに、初期に共演した映画『Tony n’ Tina’s Wedding(原題)』の思い出を語り合ったスタン氏とバーンサル氏が、互いにキャリアを積んで日本で再会できたことを喜び合い、固い握手を交わす姿に、会場はハートウォーミングな空気に包まれました。
(C)2025 Tokyo comic con All rights reserved.
(C)2025 Tokyo comic con All rights reserved.本日は他にもメインステージでは、レジェンド・アーティストが登壇するアーティストアレイ・ショウケースや、新作「NINJA WARS ~SHOGUN’S NINJA VS BLACKFOX~」の制作がサプライズ発表された「24/7 SAMURAI-SHINOBI」Presents 時代劇アクション・トークショー、ホラー映画ファンに贈る怖コン×ブラムハウス・スペシャル『ブラックフォン2』『ファイブナイツ・アット・フレディーズ2』を実施。一方リング・ステージでは、TVアニメ「火喰鳥」特別トークショーや、SNS 総フォロワー数110 万人を超えるコスプレイヤーのカモミール氏がMCを務める佐倉えび&カモミールトークショー、そして新設されたプレイヤーズジャングルのステージでは、J-WAVE「ALL GOOD FRIDAY」公開生放送や、Meta Quest ゲームステージなど、盛りだくさんのコンテンツが実施され、「東京コミコン2025」初日は大盛り上がりの中、終了しました!
開催概要【東京コミコン2025】
■名称:東京コミックコンベンション2025(略称:東京コミコン2025)
■会期:
・2025年12月5日(金)11:00~19:00
・2025年12月6日(土)10:00~19:00
・2025年12月7日(日)10:00~18:00 ※開催時間は変更となる可能性があります
■会場:幕張メッセ(〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)1ホール~6ホール
※ホールは変更となる可能性があります。
■主催:株式会社東京コミックコンベンション、東京コミックコンベンション実行委員会
■イベント内容:
・国内外映画、コミックなどの最新情報公開
・企業出展(限定・先行商品の販売、グッズの展示など)
・実際に映画で使用されたプロップ(小道具)や、レアグッズの展示
・最新技術を使った様々なコンテンツの体験
・海外セレブ俳優との交流
・ステージでのライブやパフォーマンス
・コスプレイヤーとの交流、コンテスト
・漫画家やイラストレーターの作品展示や販売、「アーティストアレイ」





