売り払われる寸前の農場を建て直そうと、納屋に「キャバレー」を開いた実話をもとにした映画『ショータイム!』(12月1日(金)公開)より、新場面カット9枚が解禁された。
3代続いていた農場を自分の代で終わらせたくないダヴィッド。民事裁判所の判事から与えられた猶予はたったの2か月。まさに背水の陣。しかし、人生の転機はほんの偶然とひらめきから生まれるもの。ダヴィッドは潰れかけている農場の納屋を改装してそこにキャバレーを作ろうと奔走し、反対する人たちを納得させ、パフォーマーを集め、喧嘩を制裁して華やかなショーを演出する。本作は、そんなフランスの田舎であった実話をもとにした笑いあり涙ありのエンターテインメントだ。
この度、新たに解禁されたのは、ダヴィッドがふらりと立ち寄ったキャバレーでボニーのパフォーマンスに目を奪われる瞬間を捉えたカットや、その二人が見つめ合うシーン、くせ者キャラ大集合のディナータイムを切り取ったカット、裁判所で肩を落とすダヴィッドなど、一見冴えない彼のどこか応援したくなるような魅力が垣間見える場面カットの数々だ。
主役のダヴィットには『セラヴィ!』(17)のアルバン・イワノフ。相手役のボニーは社会派作品に多く出演するサブリナ・ウアザニが務める。
ストーリー
フランスの中南部、酪農家のダヴィッドは地方裁判所へ“出頭”する。3代続いた農場が経営危機により差し押さえられてしまうのだ。何とか2か月の猶予を与えられたものの、挽回の策はない。途方に暮れた帰り道、道端に明るく輝くネオンサインを見つける。「キャバレー」だった。そこで見たのは、妖艶なダンサー=ボニーの魅力的なパフォーマンス。ダヴィッドは、納屋をキャバレーに改装して勝負を賭けようと思いつく。折しもクビになったボニーに、ダヴィッドはショーの出演と演出をもちかける。怪しまれるも、ボニーはマネージャーと喧嘩別れしたばかり。かくしてボニーは演出兼任の鬼となり、ダヴィッドが集めた訳ありパフォーマーを厳しく鍛えると、みるみるうちにステージのパフォーマンスが出来ていく。いよいよオープンを明日に迎えた日、思いもよらない事態が起きてしまう…。
『ショータイム!』作品情報
公開日 | 2023年12月1日公開予定 |
---|---|
キャスト | 監督:ジャン=ピエール・アメリス 出演:アルバン・イワノフ サブリナ・ウアザニ ベランジェール・クリエフ ギイ・マルシャン ミシェル・ベルニエ |
配給 | 彩プロ |
制作国 | フランス(2022) |
上映時間 | 109分 |
(C) 2021 – ESCAZAL FILMS – TF1 STUDIO – APOLLO FILMS DISTRIBUTION – FRANCE 3 CINÉMA – AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA