第4回『横浜国際映画祭 2026ベイサイドパーティー』映画『チェイサーゲームW 水魚の交わり』
トークショー
日時:5月4日(日)
会場:赤レンガパーク
登壇:菅井友香、中村ゆりか、太田勇監督
俳優の菅井友香が4日、神奈川県・赤レンガパークで開催中の第4回横浜国際映画祭に登場。中村ゆりかとダブル主演を務める映画『チェイサーゲームW 水魚の交わり』(5月15日公開/太田勇監督)のトークショーに参加し、中村や太田監督とともに制作の裏側を語った。
テレビ東京系で放送されたドラマ『チェイサーゲームW』シリーズは、ゲーム業界のリアルな現場を背景に、女性同士の恋愛模様を繊細に描いた作品として、多くの視聴者から支持を集めてきた。これまでに『チェイサーゲームW パワハラ上司は私の元カノ』『チェイサーゲームW 美しき天女たち』の2作が制作されており、映画版となる『チェイサーゲームW 水魚の交わり』は、その世界観を受け継いだ待望の続編となっている。
ドラマ版で“いつ×ふゆ”の愛称で親しまれてきた春本樹役の菅井と、林冬雨役の中村がレッドカーペットに登場すると、会場に集まったファンから大きな歓声が沸き起こった。
菅井は、「自分自身と重なる部分が多く、分身のような存在だと感じています。誰よりも樹のことを理解しているという実感や喜びがあります」とコメント。さらに、「映画では35歳になり、年齢を重ねたことで人柄や心情にも変化がある。その違いをしっかり表現したいと思いながら台本と向き合いました。2人の絆に加え、子育てやホルモンバランスの変化など、画面には直接映らない部分も大切にしています」と役作りへのこだわりを明かした。
また、昨年30歳を迎えたことに触れ、「20代から始まったこの作品が映画化され、3年もの間『チェイサー』の世界に関わり続けられるとは思っていませんでした」としみじみ語り、「これも応援してくださる皆さんのおかげです。本当にありがとうございます」とファンへ感謝の思いを伝えた。
太田監督から「苦労したシーンはありましたか?」と問いかけられると、菅井は自転車に乗る場面を振り返った。「馬には乗れるんですが、自転車はあまり得意ではなくて、事前に練習を重ねました。本番はかなり緊張しましたが、海沿いのロケーションがとても気持ちよかったです」と語った。
さらに、印象に残っている撮影エピソードとして、自然豊かな場所でのロケについて話題が広がり、「虫が多くて、現場では監督の悲鳴が何度か聞こえてきました。ゴキブリが苦手なんですよね?」と振ると、太田監督は「その言葉を聞くだけでも無理です」と苦笑い。菅井がいたずらっぽく「ゴキブリ!」と繰り返すと、会場は笑いに包まれた。
撮影に関しては、長回しによる感情の表現が強く印象に残ったという。中村は「感情が途切れることなく続くことで、より深く役に入り込むことができた」と語った。また、菅井も「集中力を極限まで高め、一度のテイクでしっかりと表現することを意識していた」と振り返り、張り詰めた空気の中での撮影だったことを明かした。
加えて、監督が特に心に残っている場面として挙げたのが、クライマックスにあたるベランダでのシーンだった。天候に左右されやすい状況の中、幸運にも“マジックアワー”の時間帯での撮影が叶ったといい、「物語の核心を担う重要な場面です」と手応えを語った。中村も「自然に囲まれた景色とともに、観る人に癒やしを感じてもらえたらうれしい」と話し、ロケーションの魅力についても言及した。
イベントの締めくくりには、登壇者それぞれが観客へ向けてメッセージを届けた。中村は「女性の生き方や一歩踏み出す勇気を描いた作品です。日本にとどまらず、海外の方々にも届いてほしい」と語り、中国語でも思いを伝えた。菅井は「誰かを想う気持ちに寄り添い、心の支えとなるような作品になればうれしい」と述べ、太田監督は「倦怠期にあるカップルを描いた物語として、多くの方に身近に感じてもらえたら」とアピールした。
出演:菅井友⾹ 中村ゆりか
原作:松⼭ 洋
脚本:アサダアツシ
監督:太⽥ 勇
製作幹事:株式会社サイバーコネクトツー
製作プロダクション:ダブ
配給:NAKACHIKA PICTURES
©2026『チェイサーゲームW ⽔⿂の交わり』製作委員会
<登壇者一覧>
『劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』』江戸川コナン、菅野祐悟
『夢見るクズ』川元文太、金子拓平、ジリアン・ビセンシオ、マツモトクラブ、ヘベレケ齋藤、飯原僚也、都丸皓介、井谷厳紀、マルティン・マユーガ
『Erica -エリカ-』宮岡太郎、望月歩、林芽亜里、高尾颯斗、藤原樹、葉月くれあ
『運命代行屋』八木浩貴、三浦健人、二宮芽生、宮澤佑、遠藤雄斗、坂ノ上茜
『ゴリラホール』Koji Uehara、AIK、門間航、松下恭子、Ruu、モリヲ、森山みつき、安部伊織、中川可菜、神嶋里花、松本享恭、伊藤歩
『『アギト-超能力戦争-』』田崎竜太(※「崎」は正式には「たつさき」)、要潤、賀集利樹、ゆうちゃみ、藤田瞳子、山崎潤、柴田明良、仮面ライダーアギト
『……overcome with あふれた..』豊原功補、さとうほなみ、安部英彦、加納美帆、岡本拓自、澤村充章
『東京逃避行』秋葉恋、寺本莉緒、池田朱那、綱啓永、さとうほなみ
『観測者過多都市』山口ヒロキ、寺嶋千景、安江渡
『The Boy from Outer Space』KIM SUNG-HO、KIM MINJUNE
『シーシュポスたちのまなざし』豊田ルナ、平野宏周、井上博貴、細田善彦
『THE INVESTIGATOR』KAMIL SHAIKH、JANE BAKER、SHONALI NAGRANI、VIKASH PALIWAL、RIKAKO
『Lone Samurai』尚玄、森コウ、芦那すみれ、Josh C. Waller
『沖で待つ』上地由真、彦坂啓介、波岡一喜、田中麗奈
『カーリングの神様』本木克英、本田望結、川口ゆりな、冲永成敬、大久保昌秀、神林夏樹
『無明の橋』坂本欣弘、渡辺真起子、陣野小和
『Filming Akira Kurosawa』河村光彦、櫻井勝、ローランド・リチャード
『殺手 #4』竹中直人、根岸拓哉、鈴木祐介、草川拓弥
『ドゥカーン』シッダールト・シン、ガリマ・ワーハル、アティン・ワーハル
『RESURRECTION』宇咲海里、加藤雅也、坂巻有紗、星咲英玲奈、松代大介、神野武志、岩城稜、小谷翔一
『日々をつなぐ』南果歩、井上博貴、渡邉直哉
『Adrenal』Frank Zhou、Rebecca Liu、Minami Kaho、Lily Ten、Daiying Liu、Xin Kuo、Lou Li、Oliver Chen
『白昼夢のオレンジ』井筒しま、安藤勇雅
『ショートショートフィルムフェスティバル』別所哲也
『TOKYOタクシー』石塚慶生、房俊介
『Symphony No.0』菅野祐悟、ミハラダイチ、浦浜アリサ、熊井戸花、加藤雅也、萩野桜
『FUJIKO』片山友希、木村太一
『MOVE MAKER The Travis Payne Story』トラヴィス・ペイン
『ミステリー・アリーナ』唐沢寿明、神康幸
『外道の歌 SEASON2』窪塚洋介、あの、池内博之
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』廣田裕介、西野亮廣、永瀬ゆずな、田中栄子、福山亮一、森コウ
『しびれ』北村匠海、内山拓也、宮沢りえ
『未来』黒島結菜、山崎七海、瀬々敬久、北川景子
コンペ審査員:丸山隆平、中沢敏明
スペシャルゲスト:ジョニー・トー、リン・チーリン
アンバサダー:佐藤浩市、山中竹春横浜市長、トゥンクトゥンク













