映画『シラート』本予告
ペドロ・アルモドバル製作、オリベル・ラシェ脚本・監督による映画『シラート』(6月5日公開)より、砂漠の真ん中で人間の極限が試される本予告映像が解禁された。
砂漠で行われるレイブパーティに参加したまま失踪した娘を探すため、父ルイスと息子エステバンは、モロッコの山岳地帯から砂漠の奥深くへと車を走らせる。行き着いたのは、現実と幻覚が混濁するような野外レイブのカオス。耳をつんざく重低音、赤い照明の海、沈黙を貫く父親の背中。
だが、そこにはすでに娘の姿はなく、父と息子はレイブの参加者グループを追って、娘が向かったと思われる次のレイブ会場を目指すことになるが…。
巨匠ペドロ・アルモドバルがプロデューサーとして名を連ねる本作は、スペイン出身のオリベル・ラシェ監督によるダイナミックで奇想天外なストーリーと、クールなダンスミュージックが融合。観る者を極上の映画体験へと誘う。
昨年の10月、東京国際映画祭にて特別上映されチケットが即完売したことでも話題となった本作は、カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて4冠(審査員賞、サウンドトラック賞、AFCAE賞スペシャルメンション、パルムドッグ賞)を獲得。ヨーロッパ映画賞では最多ノミネートで5冠受賞、スペインのアカデミー賞であるゴヤ賞では最多受賞の6冠を達成。
米アカデミー賞では5部門でショートリスト入りし、国際長編映画賞のほか、女性だけで構成された音響チームとして史上初めて米アカデミー賞音響賞へのノミネートを果たした。これまで49受賞&124ノミネート(※2026年3月10日時点)を記録し、各国の賞レースを席巻している。
本国スペインで異例の大ヒットを遂げた後、フランス、イタリアなど公開の始まった各国で立て続けに大ヒットを記録。「『マッドマックス』越えの衝撃体験!」「こんな映画は観たことない」「本年度ベスト」といった声が相次ぎ、観客、批評家の双方から熱狂的な支持を集めている。
本予告映像は、「警告 この先、口外禁止」という不穏な言葉からスタート。そして行方不明になった娘を探すため、父親と息子が砂漠で開催される広大なレイブ会場へ足を踏み入れる姿が映し出される。
音楽に熱狂する群衆たちの中で「娘を探している」と訴える父親ルイスは、明らかに居心地が悪そうでパーティーの雰囲気になじめない様子。そんな彼に対して参加者は「甘く考えない方がいい」「ここは砂漠なの」と言い放ち、過酷な状況とただならぬ空気が匂い立つ。さらに、行く手を阻む“謎の兵士たち”による足止め、今にも滑落しそうな崖を命がけで渡る姿など、極限状態の連続がたたみかけるように展開していく。
終盤では、「2025年のNo.1!」(小島秀夫/ゲームクリエイター)、「死ぬかと思った」(樋口毅宏/作家)、「真の映画」(ポール・トーマス・アンダーソン/映画監督)、「超衝撃」(ルカ・グァダニーノ/映画監督)といった著名人から寄せられたコメントが挟み込まれ、最後は「知る前に、進め」という意味深なキーフレーズに続き、ルイスが砂漠の真ん中に佇む姿で幕を閉じる。
果たして、娘を探す旅の果てに待つものとは何なのか?
映画『シラート』は、6月5日より全国公開。






