『隣人たち』Aハサウェイ×Jチャステインの撮影舞台裏も!監督インタビュー&メイキング映像
アン・ハサウェイとジェシカ・チャステインが主演を務めるサイコスリラー『隣人たち』の制作秘話を語ったブノワ・ドゥローム監督のインタビューと、撮影現場の裏側を収めたメイキング映像が解禁されました。
1960年代アメリカ、大都市郊外の隣同士の家に住む親友のセリーヌ(アン・ハサウェイ)とアリス(ジェシカ・チャステイン)。お互い裕福な家庭で同い年の一人息子を持つ二人は、完璧で幸せな生活を送っていた。ところがある日、セリーヌの息子が不幸な事故に遭ったことで関係性は一変。喪失感に苦しむセリーヌは、次第にアリスの息子・テオに心を通わせるようになっていく。その様子に疑念を持ち始めるアリス。彼女は私の家族を奪おうとしているのか、それともただの思い違いか。徐々にアリスの行動はエスカレートしていき、やがてふたりは狂気と妄想の渦に飲み込まれていく──。
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『青いパパイヤの香り』『博士と彼女のセオリー』などで知られ、国際的な撮影監督として活躍してきたブノワ・ドゥローム監督。到着した映像では本作を「ニュージャージー郊外に暮らす二人の女性の物語」と紹介し、「1960年代を舞台にしたスリラーで、あらゆる要素が重要なんです。構成も、細部の一つひとつにも意味があります」と作品へのこだわりを語っています。
「セリーヌ(アン・ハサウェイ)は大きな家に住んでいて、すべてが清潔で完璧に見えます。彼女自身も、完璧な人間のように見える。けれど、その裏には、まだ見えていない何かが隠されているかもしれません」。一方、ジェシカ・チャステイン演じるアリスについては、「どこか神経質なところがあって、彼女の内側からは不満や苛立ちが伝わってくる」
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さらに、「私は撮影監督として40本の映画に携わってきましたが、監督を務めるのは今回が初めてでした」と自身の監督デビューについても言及。長年の親交があるジェシカ・チャステインについては、「彼女がまだ駆け出しの頃、初期の作品で知り合いました。この役は、ジェシカにとって、とても脆い部分をさらけ出すものでした。それはアンについても同じです。二人とも母親でありながらこの役を演じることは、人として非常に難しかったと思います」と、その演技を高く評価しました。
二人のアプローチの違いについても触れ、「ジェシカは、とてもヨーロッパ的な感性を持った女優です。フランス映画的、と言ってもいい。彼女は常に抑えた演技をしようとします。準備は非常に入念でありながら、同時にとても直感的でもある」とコメント。一方のアン・ハサウェイについては、「役についてたくさんのアイデアを持っていました。外見から所作に至る細部まで、綿密なビジョンを持っていた。ただ、彼女は私にとってどこか謎めいた存在でもありました。良い意味で掴みどころがなく、それがこの役にとって、とても興味深い要素になったのです」
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撮影・照明・演出を自ら担当したことについて、「それを自分でできたのは素晴らしい経験でした。そうすると、映画そのものが変わってくるんです。その中心にいるのは自分ですからね」
そんなドゥローム監督が敬愛する映画監督はアルフレッド・ヒッチコック。「私はヒッチコックが大好きですし、今でも彼に立ち返ることには意味があると思っています」「いま映画をつくるうえでも、物事に二重の意味を持たせたり、曖昧さを残したりすることは重要です。誰が善人で誰が悪人なのか、簡単には分からない──そんな作品にしたかった」と、作品づくりへの思いを明かしています。その影響は映像表現にも色濃く反映されており、「ヒッチコックからは映像の面でも影響を受けています。60年代らしいルックや色彩も意識しました」
最後に観客へ向けて、「もちろん観客には、恐怖や衝撃、驚きを感じてほしい。ですが同時に、“もし自分の身に起きたら、自分はどうするだろう”ということも考えてほしいですね」とメッセージを送りました。
『隣人たち』(原題:Mothers’ Instinct)
監督・撮影監督:ブノワ・ドゥローム
脚本:サラ・コンラット
出演:ジェシカ・チャステイン、アン・ハサウェイ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ジョシュ・チャールズ
原作:オリヴィエ・マッセ=ドゥパス「母親たち」
2024年/アメリカ・ベルギー・フランス・イギリス/英語/カラー/シネスコ/5.1ch/94分/字幕翻訳:中沢志乃
日本公開:2026年7月24日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開
提供:カルチュア・エンタテインメント
配給:ギャガ
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