森田剛が主演を務める映画『見上げてごらん』より、本編シーンが解禁された。

本作は、是枝裕和監督や西川美和監督が所属する映像制作集団“分福”の新鋭監督・森本晶一、佐藤快磨が、森田剛を主演に迎え手掛ける長編映画。マンガ家の万年アシスタントで、夢の賞味期限はとうに過ぎている情けない“こじらせ男”土屋輝一を中心に、「何者にもならなくたっていいんじゃん」と思えてくる、けっこう痛くて、ちょっと可笑しい、迷えるオトナたちの物語が描かれる。

公開されたのは、巨匠マンガ家・吉住のアシスタントを長く勤める土屋(演:森田)の嫌味たっぷりの言動が炸裂する本編シーン。ある日の吉住プロ。吉住はるを先生の密着番組のために、かつて吉住プロでアシスタントとして働き、今はマンガ家としてデビューした中江カンパチが取材を受けた帰り際、台所でお茶をいれている土屋に声を掛ける。「おじゃましました」「お、おぅおつかれ。がんばって」と、どこかぎこちない土屋。

仕事部屋に戻ると新人アシスタント・山田ぽてとが、中江にサインを書いてもらった最新刊を大切に扱い、嬉しそうに眺めていた。その様子に土屋の嫌味スイッチオン。「あの~、ファンじゃないんだからさ」「あ、はい」「俺ら、こっち側でしょ。作る側ですよねって」。その言葉に「は、はい」と神妙な顔になるぽてと。「とりあえず仕事してください」と嫌味モードが止まらない土屋は、隣の席の後輩アシスタント・門田にむかって「ギャラもらってるんだよね」と一言。当然聞こえているぽてとが「一応もらってます」と答えると、「じゃあ仕事しなきゃ~」とダメ押し。その場が微妙な空気に……。

さらに「カンパチもこんなんでデビューして嬉しいのかね」「タイトルからして読む気しないんだよな」「こんなの書くんだったら一生アシスタントでいいわ」と今度は嫉み節3連発。相当なこじらせぶりで、まさに土屋の性格が痛いほど伝わる印象的なシーンとなっている。

今回、これまでにない役どころで、新境地を見せる森田。森田自身は「土屋というキャラクターがちゃんと傷ついて、ちゃんと答えを出そうとしている姿が魅力的でした。年代も近いですから、土屋が思っていること、仕事や自分自身に対してとかすごく理解できることもあったので、是非演じてみたいなと思いました」と心境を語っている。

主演:森田剛、森川葵、川上友里、阿部寛、松本まりか、武田鉄矢、早瀬憩、前田航基、吉田晴登、伊島空、上田遥、岩橋道子、金光泰市、愛理、祷キララ、坂口辰平、松澤匠、真田理希、神谷圭介、四宮義斗、真織、乃木涼介、牧亮佑、友咲まどか、おかやまはじめ、猪股俊明、木村真奈美、小倉早貴、かんこ、五頭岳夫、小林きな子
監督:森本晶一&佐藤快磨
原案・脚本:森本晶一
音楽:池永正二
企画・プロデュース:江守徹
エグゼクティブプロデューサー:巖本博、 小佐野保、赤澤芳樹
製作幹事:巖本金属、ギークピクチュアズ
制作プロダクション:ギークピクチュアズ

日本公開:2026年10月30日(金)テアトル新宿他全国順次ロードショー
配給:ギャガ
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