米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)の代表を務める俳優・別所哲也は5月14日(木)、東京都庁にて小池百合子都知事を表敬訪問しました。

本年、SSFF & ASIAは“ティーンズのやってみたい・見てみたい・触れてみたいを実現させる”体験型フェスイベント「超十代」とのコラボレーションが決定。映画祭ナビゲーターとして若年層から圧倒的な人気を誇る長浜広奈さん、本望あやかさんも都庁を訪問し、

SNSネイティブ世代の若い感性から、映像を通じた東京の魅力や彼らが感じる”東京“について語りました。

インターナショナル部門は28年目、東京都と共催しているアジア・ジャパン部門は23年目を迎える本映画祭。「シネマエンジニアリング」という今回の開催テーマのもと、100カ国以上から5000本以上の作品がエントリーされたことを踏まえ、小池都知事は「アジア最大級に成長したこの国際短編映画祭から、多くの才能が世界へ羽ばたいていることを大変心強く思います。」と映画祭開催の想いを語りました。

長浜さんからの挨拶では「私と同世代の10代の方々にも、映画祭を通じてショートフィルムの魅力を伝えていきたいです!」と元気よく話し、本望さんは「20代になって、映画を観て感じることが変わってきていて、そういう変化も映画の魅力として伝えていきたいです。」と少し緊張した様子を見せました。

表敬訪問では、多彩な「東京」の魅力を発信するためにSSFF & ASIAと東京都が連携し、「東京」をテーマにしたショートフィルムを世界から公募する「Cinematic Tokyo部門」の優秀作品を小池都知事から発表。本年は全世界から478本の応募があり、5作品が最終選考に残りました。優秀作品の発表を前に、小池都知事は「東京は大都会でありながら、豊かな緑があり、歴史や文化も

息づく魅力的な街です。ぜひ東京でショートフィルムを制作いただき、国内外のクリエイターの皆さまの映像を通じて、東京の魅力を伝えていただきたいと思っています。」と笑顔でコメントしました。

優秀賞(都知事賞)に選ばれたのは、日本人監督、高橋良輔氏が東京のような都市に生きる人物の内面や人間関係を丁寧に描いた完成度の高いヒューマンドラマ『トーキョーサブマリン』。別所は「日常に潜む感情の機微を繊細に表現している点と、東京の多様な風景が自然に織り込まれており、登場人物の心情と響き合いながら、都市「東京」の魅力を国内外へ発信している点が高く評価されました。」と絶賛しました。

さらに、東京都と本映画祭による9回目となる映画製作プロジェクトも紹介。今年は新たに「Generative Tokyo Project」が立ち上がり、先端技術や伝統工芸、アートなど、何かを創り出す東京の街やそこで暮らす人々の様子等を映し出すことで、東京の多彩な魅力の一つとして世界に発信することを目的に制作。昨年のライブアクション部門でベストアクターアワードを受賞した作品、『Abyss(アビス)』の野上鉄晃監督を迎え、庄司浩平さんや斉藤由貴さん他、豪華なキャストも登場する『彼方の声』の完成が発表されました。

本作は、AI技術によって再生された記憶と人間の感情を繊細に描き、先進的な都市空間と、古い街並みが交錯することで、東京が持つ多層的な表情が印象的に表現しています。表敬訪問では本作の予告編が紹介されました。本編は本日より世界に向けて、YouTubeで配信がスタート。映画祭会場では、5月30日(土)にMoN Takanawa: The Museum of Narrativesで上映します。

会の最後に、表敬訪問に参加した映画祭ナビゲーターの長浜広奈さんは、「私も作品を拝見しましたが、心にグッとくる作品が多く、

とても感動しました。人生の中で、見るべきだと思う作品がまだまだ沢山あると思うので、私と同年代の10代の方々にも魅力を伝えられるように頑張ります!」とコメント。本望あやかさんは、「20歳になってから、映画を通じて刺激を受けるものが増えてきました。その魅力をより多くの人に伝えていけるよう頑張りたいです。SNSが主流になり、映画を観るきっかけが減っている今だからこそ、自分の強みでもあるSNSを通じて、“こんなに素敵な作品がある”ということを多くの人に届けていきたいです。」とナビゲーターとしての意気込みを語りました。

なお、本日発表された本部門の優秀賞作品『トーキョーサブマリン』は、6月10日(水)に行われるアワードセレモニーにて都知事賞が授与されます。

2016年に設立された「Cinematic Tokyo」部門は、多彩な「東京」の魅力を国内外に発信するショートフィルムを全世界から募集。今年は全世界から478本集まり、最終選考に5作品が選ばれ、本日小池都知事により優秀賞の『Tokyo Submarine/トーキョーサブマリン』が発表されました。

本作品は5/25(月)~6/10(水)までオンライングランドシアターで配信、5/30(土)にはMoN Takanawa:The Museum of Narrativesで上映いたします。

『Tokyo Submarine/トーキョーサブマリン』

監督:高橋良輔/日本/24:55/ドラマ/2026

東京という煌びやかな喧騒の奥にも、一人一人の物語が息づいている。42歳の男・深海潜は鬱屈とした停滞感の中、淡々とした日々を過ごしていた。

ある日、謎の男・羽多野盛と出会ったことで彼の日常は少しずつ色を変え始める。

〈監督からのコメント〉

この作品は男性2人による1週間の青春ロードムービーです。 7日の中で2人が出会い、関係を深め、別れが訪れる。2人の関係の変化を感じてください。 大人になってから共同生活をすることは、あまり多くはないと思います。ただこの世界の2人には、暮らすべくして暮らした理由があるのだと感じてもらえると思います。

2人のおじさんがフレームの中にみっちりと詰まっている姿はとても愛おしく、なぜだか可愛らしく思えます。観終わった頃には、2人を好きになってくれたら嬉しいです。

作品紹介ページ:https://www.shortshorts.org/2026/program/tokyo-submarine/

Generative Tokyo Project 特別製作作品 『彼方の声』

東京都とSSFF & ASIAは、これまで東京の魅力を国内外に発信するため、短編映画を通じたさまざまなプロジェクトを展開してきました。2022年には、持続可能な都市の実現をテーマとした「サステナブル・リカバリープロジェクト」を立ち上げ、東京の街やそこに暮らす人々、訪れる観光客の姿を描いたショートフィルムを制作・発信してきました。

そして2025年度より新たに始動した「Generative Tokyo Project」では、先端技術、伝統文化、アートなど、何かを生み出し続ける(生成する)都市・東京に焦点を当て、東京で暮らす人々の営みや創造性を映し出すショートフィルム『彼方の声』を制作。

監督には、SSFF & ASIAの観光映像大賞やライブアクション部門ジャパンカテゴリーでも受賞歴のある、野上鉄晃(のがみ てっこう)さん、キャストには庄司浩平(しょうじ こうへい)さん、斉藤由貴さんらを迎え、先端のAI技術によって再現された「過去」と、変わりゆく東京の「今」が交錯する中で、真の人間らしさや生の実感を描き出す、近未来のヒューマンドラマが完成しました。

本プロジェクトで制作された作品は、SSFF& ASIAでの上映・配信に加え、国内外の映画祭での上映や、東京都の観光プロモーションなど多様な機会を通じて発信され、東京の新たな魅力を世界に届けていきます。また本事業を通じて、東京都とSSFF & ASIAは、これまで映画祭が輩出してきた監督・映像作家の創造力を活かしながら、東京の魅力の浸透、映画祭の価値向上、そして次世代映像制作者の育成を目指します。

本編は、本日よりYouTubeにて公開、6月10日(水)に開催の映画祭アワードセレモニーでは監督、キャストが登壇し完成発表、ならびにメイキング映像も同日より公開いたします。

『彼方の声』(So Far Away, So Close)
脚本・監督:野上鉄晃/日本/21:56/ドラマ/2026

キャスト:庄司浩平、安野澄、川瀬陽太、斉藤由貴 他

亡くなった恋人・澪の脳データをもとに再構成されたAI〈MIO〉。その稼働時間は、わずか24時間。尚人は、AIエンジニアたちの協力を得て、スマートフォンの中に蘇った澪と東京で“一日だけの再会”を果たす。

母・美佐子との対話、個展の準備、東京の街を巡る時間の中で、尚人は「過去」と「今」を行き来しながら、澪と交わす何気ない会話に生の実感を見出していく。

だが、刻一刻と迫る終わりの瞬間。再会の喜びと喪失の痛みを抱えながら、尚人は“続いてほしい時間”と向き合うことになる。

 

作品紹介ページ  https://shortshorts.org/tokyo_project/generative_tokyo/

本編および予告編、音声ガイド版: 同上サイト上にエンベッド

※メイキング映像は6月10日(水)公開予定

本作品は、2026年9月に誕生した、株式会社ルミネ最大規模の新施設「ニュウマン高輪 South 2階“+Base1”」の映画祭サテライト会場でも上映。館内には映画祭の魅力を伝えるポップおよびここでしか見られない「彼方の声」写真展も展開します。

 

【開催日時】5月25日(月)~31日(日)11時~/13時~/16時~

【会場】ニュウマン高輪 南棟2階

【料金】無料 ※チケット予約はございません