公開記念舞台挨拶
日程:10月11日(日)
会場:ユナイテッドシネマ豊洲
登壇:石橋陽彩(月ヶ瀬和希役)、永瀬アンナ(秋鹿七緒役)、羽多野渉(相葉修治役)、岡本信彦(矢野顕光役)、松岡禎丞(須賀ヨシキ役)

2025年に「カフネ」で第22回本屋大賞を受賞した、今注目の作家・阿部暁子による人気青春小説「どこよりも遠い場所にいる君へ」(集英社オレンジ文庫)。少年少女の揺れる想いと秘密が複雑に絡み合うストーリーで、TikTokを中心に話題を呼んだ本作が10月9日(金)より全国公開され、絶賛公開中!

そしてこの度、10月9日(金)より全国公開を迎えた本作の<公開記念舞台挨拶>を10月11日(日)に開催!
イベントには、月ヶ瀬和希役の石橋陽彩、秋鹿七緒役の永瀬アンナに加え、相葉修治役の羽多野渉、矢野顕光役の岡本信彦、須賀ヨシキ役の松岡禎丞が登壇しました。
どこよりも遠い場所にいる君へ

 

トークではまず、本作の舞台挨拶に初登壇となった羽多野、岡本、松岡の3名に完成した本作を観た感想について。
羽多野「この年齢になって、改めて若者たちの瑞々しい話に心から没入して見てしまうという…本当に時間が経つのがあっという間でした。テーマとしてはとても軽いものではないですけど、年齢を忘れるようなとても爽快な体験でした。素晴らしい作品に参加させてもらったと思うし、作品を見る側としてもとても楽しく見させていただいて、幸せに思いました。」と語り、
『どこよりも遠い場所にいる君へ』
岡本「作品としてはもともと個人的に好きな要素がいっぱい詰まっていて、やっぱりワクワクしますよね『この島の風習はなんだ?』『何かが起きている…!』『七緒がまさか』みたいな。ラストシーンで怒涛の展開の中、やっぱり最後の伏線回収の仕方がめちゃめちゃ綺麗な作品で、自分の好きなテイストに関われて嬉しいなって思いました。」と作品への想いを明かした。
『どこよりも遠い場所にいる君へ』
そして「収録の段階だと僕と松岡くんは台本を半分しかいただいてなかったので、多分松岡くんが演じるヨシキが首を絞められたところで終わってるんですよ。本編を見たらその後の展開が結構重い。幹也も重くてびっくりしました。だから逆に、皆さんと同じ立ち位置でラストを楽しめた作品でした。」とコメント。

松岡は「綺麗な作品に携わらせていただいて、本当にありがとうございます。ヨシキがなんであんなに和希に突っかかってるのかというと、やっぱり学生だし嫉妬から来ているというのもあると思うんです。でもやり方が汚い。ちょっとヨシキのやり方は…ねちっこい。でも全力でやらせていただきました。」と自身が演じたキャラクターに触れ、
『どこよりも遠い場所にいる君へ』
さらに「本編を見る前も思ったんですけど、予告の陽彩くんがすごく引き込まれる芝居をしていて、あの叫び声を聞いたら『見たいな』って思う。」と太鼓判を押すと、石橋は「嬉しいです。ありがとうございます。」と恐縮した様子を見せた。

続いて、演じる上で大切にしたこと、意識したことについて。思ったことをはっきりと口にする裏表のない性格の矢野顕光を演じた岡本は「友達同士の何気ない空気感を大事にしたいと思いました。学生生活でみんなにもあったんじゃないかって思わせられたら勝ちだと思っていたので、和気あいあいとしている感じが出たらいいなと思いながらやってました。なので結構、笑顔混じりのお芝居をするようには心がけていました。一緒にいるだけで俺たち楽しいよね、という雰囲気が出せたらいいなと思っていました。」と語り、完成した本編を見てからは「本編で見たら月ヶ瀬(CV.石橋)が暗い。

収録時は意識してなかったんですけど、本編見た後でまた演技をしようとしたら、元気出させようとして笑わせようとしちゃうかもしれないです。」と印象の違いを話し、石橋は「4人で一緒にいる時も、和希は心ここにあらずなんです。話は聞いてるけど、心にスッと入ってない、そんな感じでお芝居していました。現場では暗い印象はそんなになくて、「まあそういう子だよね」という感じでやっていましたけど、でも見たら暗いかも。」と振り返った。
『どこよりも遠い場所にいる君へ』
また、和希や幹也と同じ寮で暮らす、大柄な体格とおおらかな性格を持つ心優しい相葉修治を演じた羽多野は、役作りについて「修治は、ディレクターさんからも言われていたのが、北海道生まれということなので、独特の田舎っぽさというか、僕自身も長野の海のないところで生まれ育ったので共通しているところはあるかと思って。なるべく大自然みたいなのをイメージしながら…空、海、修治、みたいな。」と話すと、そこイコール化されます!?と笑いが起こった。そして、和希に対して何かととげとげしい態度を見せる須賀ヨシキ役の松岡は「僕は首絞められるところがピークだと思って…」と切り出すと、石橋「あそこめちゃめちゃ素敵でした。その後の咳も僕、感動しちゃって。ちゃんと喉が締まった咳が、すごいと思いながら聞いていました。」と尊敬の眼差しを送ると、松岡「そんなに褒めてもヨシキのやったことは許されないからね。ああいう外堀の埋め方はよくない。まず外堀を埋める前に当たって砕けろ。結婚前提に付き合ってくださいぐらい言え。」と自身が演じるキャラクターに喝を入れた。
さらに、公開から3日目を迎えた本作への反響について、永瀬は「中学生の頃、友達に勧められて初めてこの作品の原作小説を読んだんですけど、その時に勧めてくれた友達が映画を見て連絡をくれたんです。めちゃくちゃ良かった…って言ってくれて、すごく余韻に浸ってくれたみたいで本当に嬉しかったです。」と喜びを語った。
『どこよりも遠い場所にいる君へ』
アフレコ時のエピソードなどまだまだトークが尽きない中、イベントも終了の時間に。最後に作品を代表して石橋が「この『どこよりも遠い場所にいる君へ』という作品は、一回見ただけでは満足できないほどの伏線が張られていたり、キャラクター一人一人の魅力があったり、見れば見るほど、噛めば噛むほど味がする、そんな作品となっております。皆さんが見ていただけたら、きっとロングランして大ヒット記念舞台挨拶もできるかもしれないので、皆さんのお力をぜひお貸しいただけたら嬉しいなと思っております。ぜひこれからも『どこよりも遠い場所にいる君へ』、「どこきみ」をたくさん見ていただけたら嬉しいです。」と観客へメッセージを送った。たくさんの拍手に包まれる中、公開記念舞台挨拶は幕を閉じた。

監督を務めるのは、繊細な心情描写を得意とする『HIGH CARD』シリーズの和田純一。脚本は、『ストロボ・エッジ』や『ジョゼと虎と魚たち』など、瑞々しいラブストーリーを数多く描いてきた桑村さや香。キャラクターデザイン・総作画監督は、イラストレーターとしてゲームやライトノベルなどの分野でも活躍し、今話題の『超かぐや姫!』も手掛けた、へちま。さらに、透き通るような歌声と等身大の歌詞で同世代から圧倒的な支持を集める、シンガーソングライター・とたが、劇中歌に加え、主題歌「オリーブ」を書き下ろす。そして、国民的アニメを数多く手掛けてきた老舗アニメスタジオのトムス・エンタテインメントがアニメーション制作を担当し、ある秘密を抱える男子高校生・月ヶ瀬和希と、浜辺で倒れていた謎の少女・七緒の出逢いから始まる感動の物語を、優しく、美しく紡ぎ出していく。

そして本作を彩るのは、実力派キャスト陣。主人公・月ヶ瀬和希役には、ディズニー/ピクサー『リメンバー・ミー』日本版吹替で主人公・ミゲル役を務め注目を集めた石橋陽彩。謎の少女・秋鹿七緒役には、劇場公開され異例の大ヒットを記録した『超かぐや姫!』に出演している永瀬アンナ。和希の同級生・尾崎幹也役に土屋神葉、そして物語のカギを握る高津役には玉木宏が参加。さらに羽多野渉、岡本信彦、松岡禎丞ら豪華声優陣が脇を固め、切なくも優しい青春の物語に新たな命を吹き込む。
「神隠しの入り江」「ある秘密」「マレビト」「1974年」――すべてが一つに繋がった先で、届けられる想いとは。

『どこよりも遠い場所にいる君へ』
10月9日(金)全国公開
出演:石橋陽彩、永瀬アンナ、土屋神葉、上坂すみれ、羽多野渉、岡本信彦、松岡禎丞、藤木直人(友情出演)、玉木宏
原作:阿部暁子『どこよりも遠い場所にいる君へ』(集英社オレンジ文庫)
監督:和田純一
脚本:桑村さや香
キャラクターデザイン・総作画監督:へちま
制作:トムス・エンタテインメント/第6スタジオ
音楽:中村弘二
主題歌:とた「オリーブ」(RECA Records)
劇中歌:とた「鳳仙花」(RECA Records)
配給:松竹
製作幹事:松竹、ポニーキャニオン
©阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会
公式サイト:https://sh-anime.shochiku.co.jp/dokokimi-movie/
公式X(旧Twitter):@dokokimi_movie
公式TikTok:@dokokimi_movie