Prime Originalドラマ『沈黙の艦隊 目覚めよ、ニューヨーク』上戸彩、中村蒼、津田健次郎
俳優の上戸彩、中村蒼、津田健次郎が3日、都内で行われたAmazonの戦略発表会「Prime Video Presents 東京」に出席。Prime Videoで世界独占配信されるオリジナルドラマ『沈黙の艦隊 目覚めよ、ニューヨーク』について、それぞれの役柄や撮影エピソードを語った。
かわぐちかいじ氏による人気漫画を原作に、大沢たかおが主演とプロデュースを兼任して実写化した本シリーズ。原子力潜水艦の艦長・海江田四郎が、日本から独立した国家として〈やまと〉の建国を宣言し、核による抑止力を背景に世界へ向けて平和を訴えていく姿を描いている。
2024年に配信された『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』、続いて公開された映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』に続く最新作では、舞台がさらに世界規模へと拡大。北極海での戦いをくぐり抜けた〈やまと〉がニューヨーク沖に姿を現し、国連総会が開催されるニューヨークを中心に新たな物語が展開される。
〈やまと〉の進入を阻止しようとするアメリカ政府、それとは異なる決断を下す日本政府、各国の思惑、国連、そして報道機関。それぞれが異なる立場から正義を掲げることで、海中で繰り広げられてきた戦いは、国家や人間同士の対立へと発展していく。シリーズ第3作は、2027年夏からPrime Videoで世界独占配信される予定だ。
イベントでは、会場に主演の大沢たかおから届いたビデオメッセージが上映されたほか、最新作の特報映像も公開。大沢は、海江田を中心に動いてきた物語がニューヨークを舞台に新たな局面を迎え、これまで以上に壮大なスケールへと進化していくことを示唆した。
市谷裕美役を演じる上戸は、シリーズの変化について言及。これまでの作品では潜水艦同士による緊迫した攻防が大きな見どころとなっていた一方、「今回は人と人がぶつかるシーンが増えています」と説明した。
中でも印象に残っているのが、上戸演じる市谷が海江田と向き合い、取材を行う場面。撮影には数日をかけたといい、張り詰めた雰囲気の中で芝居を重ねたという。上戸は、このシーンが単なるインタビューではなく、物語の行方や世界の情勢を大きく左右する重要な場面になることを明かした。
市谷裕美について上戸は、かつては大手メディアに所属するテレビキャスターだったものの、組織を離れ、自身の視点で真実を追い続けるフリージャーナリストへと転身した人物だと紹介。信念を持って取材に向き合う芯の強さが、キャラクターの大きな魅力だという。
また、作品を通して感じたメッセージについても言及。「何が真実で、何が本当なのかが分からない今だからこそ、自分の心と自分の目を信じなきゃいけないということを、私もこの作品から教えていただきました」と語り、情報が錯綜する現代社会において、自ら考え、確かめることの大切さを実感したことを明かした。
〈やまと〉の副長・山中栄治を演じる中村蒼は、シリーズの舞台が海中からさらに広がっていくことを強調。これまで中心となっていた潜水艦同士の攻防だけでなく、海江田四郎が掲げる思想や、既存の世界の在り方そのものを変えようとする動きが物語の軸として描かれるという。
山中自身にも新たな役割が与えられるといい、中村は「これまでの海中での戦いから、よりスケールアップしています」とコメント。そのうえで、置かれた環境が変化する中で山中がどのような決断を選択していくのかにも注目してほしいとし、「海江田さんの思想だったり、世界を変えようとする動きもあって、そういった意味でも、とてもスケールアップした物語になっていると思います」と期待を込めた。
一方、政治家の大滝淳役を務める津田健次郎は、最新作における自身のキャラクターの新たな動きを紹介。大滝は、これまで存在しなかった仕組みとなる〈やまと保険〉を実現するため、政治の世界で奔走することになるという。
物語では、海上・海中で展開される潜水艦同士の直接的な攻防に加え、陸上でも政治家やジャーナリストらが、それぞれの立場や信念を背負って駆け引きを繰り広げる。津田は、こうした複数の視点から描かれる人間模様にも触れ、最新作では登場人物同士の関係性や、それぞれが抱える思惑がより深く描かれていることを明かした。







