『Return to My Blue』 JICA地球ひろば20周年記念イベント
この度、今年5月に開催された「第24回中之島映画祭」でグランプリを受賞し、20の海外映画祭で受賞するなど、公開前から国内外で熱い注目を集めている、
映画『Return to My Blue』が6月13日(土)にJICA地球ひろば20周年記念イベントにて上映され、野口雄大監督、ツアー主催者の高橋歩氏、加藤さくら氏、JICA地球ひろば所長・川淵貴代氏によるトークショーが行われました。つきましては、当日のオフィシャルレポートをお送りいたします。
映画公開に先立ち、6月13日(土)、DNPプラザにて「JICA地球ひろば20周年記念イベント」のラストを飾るスペシャルトーク付き上映会が開催されました。

世界中の国々で、様々な困難を抱えながらも挑戦を続けている人たちとともに活動をするJICAと本作の持つメッセージ性の親和性から、JICA地球ひろば・川淵所長直々の推薦により、今回の記念上映が決定いたしました。また会場となったDNPプラザは、多様なパートナーとのコラボレーションを進めていくオープンイノベーション拠点として、大日本印刷株式会社(DNP)が運営しています。 同社は“環境保全”、“地域社会、国際社会への貢献”、“次世代育成”、“芸術文化の振興”、”人道支援”の 5つの重点テーマをもって社会貢献活動を推進していることから、
今回JICAの取り組みに賛同し同会場での上映会が実現しました。
親子からシニア層まで幅広い世代が来場し、80席用意した座席はすぐ満席に。
上映中は笑い声が響くシーンがあったり、終盤には涙する大人も多く見受けられ、上映後にはあたたかな拍手で包まれました。
映画化のきっかけ、無人島ツアーの裏側を語るトークショー

上映後のトークショーには、本作の監督である野口雄大、無人島ツアー主催者の高橋歩、加藤さくら、JICA地球ひろば所長・川淵貴代氏の4名が登壇しました。
まず、司会の川淵さんから無人島ツアーを主催しようと思った理由を問われた加藤さくらさんは、当時の葛藤を振り返ります。 「病気や障がいってなった時に、良かれと思って安心安全な場を用意してしまっていることに気づいたんです。私の人生と照らし合わせて、この子の人生に何が足りないかなと思ったら、いたずらしたりとか、冒険したりとか、親に言えないようなことをしてみたりとか。そういったことが起こらないのってどうなんだろうって思った時に、無人島ってワードが降ってきた。一瞬無理だと思ったんですよ。大変そうなイメージしかわかないし、無人島“は?”みたいに思ったんですけど、それが悔しくて」
それに高橋歩さんが呼応します。「無理だ、といって壁を作るのは人。やりたいと思ったらそれを言葉にすればみんなが手を差し伸べてくれる。それは助けるという感覚ではなく、新しいことに挑戦させてくれてありがとう、という言葉になっていく。そのプロセスをみんながワクワクしながら共有できたら世の中みんながハッピーになっていくんじゃないか。それを実感した経験になった。」

続いて、映画への関わりのきっかけを聞かれた野口監督は、撮影中の自身の変化を熱く語りました。 「単純にツアーの映像を撮りに行くっていうことだけで、最初はこの映画を作ろうということはなかったんです。何がきっかけかというと、壮眞(そうま)が海に入った時の笑顔が、もう『すごいものを見てしまっている』という感覚があって。僕は気づいてなかったんですが、泣きながら撮っていたらしいんです。その時はなんで泣いたのかが正直分からなかった。でも、あの壮眞の笑顔をみんなに見てもらいたい、届けたいと思う気持ちが生まれて。そして、僕はなんであの笑顔に涙してしまったんだろうということが言語化できなかったので、作品として、映画にしたいというモチベーションに変わっていったんです。言語化できないからこそ、映像で表現したい。映画をつくりながら、考えたいと」
観客から絶賛の声が殺到!「想いで染めるマイブル―」のボードが出現

上映後、来場したお客さんに向けて映画への一言メッセージを募集したところ、多くの観客が感想を寄せ、会場に設置されたボードに貼り付けていきました。
寄せられたコメントには、
「そうまくんの笑顔と隣のお母さんの笑顔が2つ並ぶと愛が大きすぎて涙が出る。愛のパワーが私達にチャージされて最高です。ありがとう」
「生きるって、どういうことかを改めて考えさせてもらいました。ありがとう!!」
「大人も子どももみんなの笑顔が輝いていて、とても印象的でした」
など、前向きで本作を絶賛するメッセージが多数集まり、皆様の温かい想いによって見事な「マイブル―」のボードが完成しました。
公式HP:
https://return-to-my-blue.studio.site/
公式SNS
X:@returntomyblue
公式Instagram:
@returntomyblue
本作は、人工呼吸器を装着する医療的ケアが必要な少年が、電気も水もない無人島へ挑む姿を追ったドキュメンタリーです。
それは、決して安全とは言えない環境で、一歩間違えれば命に関わる現実と向き合う旅でもありました。飛行機に乗ることすら困難な少年が、
無人島へ向かう小さな漁船に、車椅子ごと運び込まれるその瞬間、一歩間違えれば海へ落ちてしまう――そんな張り詰めた空気が、その場を支配していました。
それでも彼らは、ただ「やりたい」という想いを信じ、全力で生きることを選びます。
「人工呼吸器も、⾞椅⼦も、冒険を諦める理由にはならない。」
満席の会場の中、感動の声続出!!
出演:吉原壮眞、吉原純代、加藤真心、加藤さくら、山本英世
監督・プロデューサー:野口雄大
プロデューサー:中臺孝樹
ラインプロデューサー:小宮誠 アソシエイトプロデューサー:松井佳敬/小林由佳
撮影:勝野楓太/松永昂大/野口雄大/中臺孝樹/堀田弘明
編集・カラリスト:堀田弘明 整音:郡弘道 音楽:KAITO MORI/美音/アルベルト・ピッツォ
アートディレクター:塚本哲也 コピーライター:上田浩和 字幕:坂口智佳
PRプロデューサー:尾上玲円奈 自由人:高橋歩
配給:ギグリーボックス 制作プロダクション:スタジオなあに 上映時間:39分
©スタジオなあに





