公開御礼舞台挨拶
日時:2026年6月7日(日)
会場:TOHOシネマズ新宿
登壇:水上恒司、ユンホ(東方神起)、福士蒼汰、内田英治監督

福士は、「公開から1週間が経ち、『犯罪都市』の登場人物それぞれが魅力的だという声を多くいただいています」と切り出し、「これからもキャラクターたちをより深く愛していただけたら嬉しいです。本日は限られた時間ではありますが、その魅力を少しでもお伝えできればと思いますので、よろしくお願いいたします」と挨拶した。

キャスト陣によるトークセッションがスタートした。まず話題に上がったのは、新宿の人混みを舞台に、相葉(水上)とチェ・シウ(ユンホ)が自転車で村田(福士)とキム(オム・ギジュンさん)を追跡する、“自転車チェイス”のシーン。

水上は撮影を振り返り、「企画を聞いた時は特に驚きはなかったのですが、実際に撮影が始まると想像以上にハードでした。福士さんとオムさんが乗るのはスピードの出やすい自転車だったのに対し、僕とユンホさんはママチャリやそば屋の配達用自転車だったので。筋肉の疲労と格闘しながら走り続けていました」と苦労を明かした。

ユンホは当時を振り返り、「話を聞いた時は『それほど大変ではないだろう』と思っていました。普段からライブで体を動かしているので、体力には自信があったんです。でも、実際に自転車に乗ってみると予想以上にハードで驚きました」と苦笑い。さらに、「隣を見ると水上さんも懸命にペダルをこいでいたので、『自分も負けていられない』という気持ちになり、最後まで全力で走り切りました」と撮影時のエピソードを明かした。


水上は、「自転車の性能や構造を考えると、ユンホさんが乗っていた“そばチャリ”が一番過酷だったと思います」とユンホをねぎらった。それを受けたユンホは、「本当に貴重な経験になりました」と笑顔で応じ、会場を笑いに包んだ。

さらに、物語のクライマックスを飾る首相官邸でのアクションシーンについてもトークが展開された。相葉と村田が激しくぶつかり合う一騎打ちでは、大掛かりなワイヤーアクションも取り入れられ、キャストとスタッフが一丸となって作り上げた迫力満点の場面を振り返った。

ユンホは、「作品の中でも最後を飾る重要なアクションシーンだったので、気持ちを高めて撮影に臨みました」とコメント。

一方、水上は「本当に大変な撮影でした」と苦笑しながら、「福士さん演じる村田が、丸太のような大きな物で僕の頭を打つシーンがあったのですが、『これをどう表現するんだろう』と思いました。でも、みんなでアイデアを出し合いながら工夫して撮影しました」と裏話を披露した。さらに、「登場人物のほとんどがタフですが、特にヴィランの2人と僕たち2人は相当打たれ強いですよね」とユーモアを交えて語り、会場を沸かせた。

水上は、劇中の激しいアクションシーンを振り返りながら、「現実だったら到底無事では済まないですよね。チェ・シウも何度も刺されていましたし。本当に壮絶な戦いでした」とコメントし、ユンホに話を振った。

するとユンホは、「あのシーンは監督と細かく相談しながら作り上げました」と明かし、「もしかすると、相葉と別れた直後に病院へ向かったのかもしれませんね。それでもチェ・シウは、アドレナリンの力で最後まで戦い抜いたのだと思います」とユーモアを交えて語った。

福士は、最も苦労したシーンとしてクライマックスのアクション場面を挙げ、「撮影を進めながらアクションの動きを組み立てていくことも多く、合間に稽古を重ねるなど大変な日々でした。体力的にはかなり厳しかったですが、その分やり遂げた時の達成感は大きかったです」と振り返った。

また、SNSで募集した質問コーナーでは、「アクションシーンで実際に相手に当たってしまったことはありますか?」という問いが寄せられ、福士さんと相葉四郎役の水上恒司さんが実際にあったエピソードを披露した。

水上が福士にヘッドバッドをしてしまったことを明かすと、福士は「特に大きな問題はなかったです」と笑顔を見せつつ、「実は僕の方が先に当ててしまったんです。後ろから飛び蹴りをするシーンで、『本番では少し強めにいくかもしれない』と話していたのですが、勢いよく下がって動いた際に当たってしまって。それで、お互い様だねと話していました」と撮影時の裏話を語った。

SNSには作品への熱い感想とともに、キャラクターの裏設定や撮影の舞台裏に関する質問が数多く寄せられた。「登場人物全員で戦った場合、一番強いのは誰か?」という問いに対し、水上は「自分としては出番の多かった相葉と言いたいところですが」と前置きしつつ、「横を見ると、何度も刺されながら戦い抜いたチェ・シウもいますし、強烈なパワーボムを受けても立ち上がる蓮司もいるので、かなり悩ましいですね」と思案しながら答えた。

福士も水上の発言に同意しつつ、「(ボクシング経験者の)上田竜也さん演じる海斗もいますし、もし凶器がなければ蓮司はやられていたかもしれません」とコメント。「海斗との対決シーンでは、たまたま近くにホッチキスがあって、それで耳をパチパチできたから勝てたのかも」と振り返った。

一方、ユンホは「状況次第ですね」と前置きし、「狭い場所ならチェ・シウや蓮司が有利かもしれませんが、純粋な身体能力では相葉が一番だと思います。最終的には、内田監督に決めてもらうしかないですね」と笑顔で語った。

内田監督は、数日前に韓国の『犯罪都市』シリーズで企画・制作・主演を務めるマ・ドンソクさんと面会したことを明かし、「マ・ドンソクさんに太刀打ちできるかどうか、という視点を基準にキャラクターを作り上げていきました。そう考えると、最強というのは“マ・ドンソクさんと対等に渡り合える人物”ということになると思います」と語った。

これを受けて水上は、「マ・ドンソクさんの肘の衝撃は本当にすごいですからね。もし対決するなら、肘と肘のぶつかり合いになるのではないでしょうか」とユーモアを交えてコメントした。

さらにユンホには、「チェ・シウが頻繁にリップバームを使うのにはどんな意味があるのか」といった細かな設定に関する質問も寄せられた。ユンホは、「キャラクターを作り上げていく過程で、チェ・シウはひとりで日本に来て、正反対の性格を持つ相葉と出会うという背景があります。その中で、もどかしさや苛立ちを感じた時に、自分自身を落ち着かせるための仕草として取り入れました」と、役作りから生まれた演出であることを明かした。

内田監督は、現場でのアドリブについて「ユンホさんはいつも事前に相談してくれて、『リップを使うという設定はどうでしょうか』とアイデアを出してくれるんです。韓国の刑事らしさもあり、とても良い表現になったと思います」と称賛し、会場からは拍手が送られた。

また、アクションに関して「実際にパンチやキックが相手に当たってしまったことはあるのか」という質問が寄せられると、3人はそろって「ありました」と苦笑いで回答。ユンホさんは、「本番では問題ありませんでしたが、リハーサル中にオムさんへ回し蹴りをした際、少し危ない場面がありました。気合いを入れて蹴ったところ帽子のつばに当たってしまい、大きな音が出てしまって。その後は距離を調整して本番に臨みました」と振り返りつつ、「オムさんが笑いながら『大丈夫だよ』と言ってくれたのですが、その姿が劇中のキムそのもので、少し怖くもありました」と当時のヒヤリとした瞬間を明かした。

続けて、水上は「言い訳になってしまいますが、普段は目で距離感をつかめるのですが、その時は相葉として目を負傷している設定だったため、福士さんがどの程度よろけているのかも把握しづらい状況でした。最後のシーンということもあり気合いを入れてスピードを上げた結果、“パーン”という音がしてしまって…。骨と骨が当たる音は想像以上に響きました。一瞬で相葉から水上に戻った気分でした」と当時を苦笑いで振り返った。

福士は、「全然、大丈夫だったんですけど、その前に僕が一発、食らわせているんです」と告白。「首相官邸の執務室に入るシーンで、(蓮司が相葉に)後ろから飛び蹴りをするということで『本番はちょっと強めにいくかも』と話していたんですけど、本気で蹴りが入ってしまって…。その後、(相葉が)起き上がるはずなのに一向に起き上がらなくて、あれ、芝居長いなと思ったら悶えていて…」と現場でかなり焦ったと明かす。水上さんは「ワゴンか軽(トラック)でひかれたくらいの衝撃でした。でも僕が福士さんに頭突きを入れてしまったら、福士さんが『これでおあいこだね』となごませてくされました」とふり返り、内田監督もこのシーンに関しては「メチャクチャ焦りました…でもこういうときの役者さんたちのスポーツマンシップはいいですね」と語ると、キャスト一同から「無理やりいい話にもっていこうとしないでください」と語った。

終盤には、舞台上に大きな金色のくす玉が登場 このくす玉で、“ある発表”がされるということで、キャストを代表して、水上さんがひもを引っ張ると、中から「祝 韓国公開決定!!」という垂れ幕が下げられた。

水上は「とても嬉しいです。マ・ドンソクさんが手がけた韓国の『犯罪都市』シリーズがあったからこそ、この『TOKYO BURST-犯罪都市-』を生み出すことができました。少しでも韓国の皆さんにも楽しんでいただけたら光栄です」と喜びを語った。

ユンホも、「嬉しい気持ちでいっぱいです。韓国で本作が公開されることは、僕にとっても大きな意味があります」としたうえで、「元となった『犯罪都市』シリーズの魅力はもちろんですが、『TOKYO BURST-犯罪都市-』もそれに負けない作品だということをお伝えしたいです」と力強くコメントした。

福士は、「みんなで韓国に行けたらいいですね」と希望を口にすると、ユンホさんも「せっかくなら皆で韓国に行って、ソルロンタンを食べに行きましょう」と乗り気な様子を見せ、チーム『TOKYO BURST』の仲の良さをうかがわせた。

舞台挨拶の締めくくりには水上が、「公開から1週間が経った今も、これだけ多くの方に劇場へ足を運んでいただけていることを大変嬉しく思います」と感謝を述べ、「最後の最後まで、一人でも多くの方にこの作品を届けたいという思いはキャスト一同共通です。ぜひ口コミなどでも広げていただければありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけ、会場は温かな拍手に包まれながらイベントは幕を閉じた。

『TOKYO BURST-犯罪都市-』監督:内田英治
脚本:三嶋龍朗、内田英治
音楽:小林洋平
出演:水上恒司 ユンホ(東方神起)
渋川清彦 青柳翔 ヒコロヒー
長谷川慎 井内悠陽 木下暖日 とにかく明るい安村
霧島れいか 後藤剛範 ・ 上田竜也 ・ 菅原大吉 ソンハク
パク・ジファン 鶴見辰吾 ピエール瀧

公式サイト:@tokyoburst/ 

X:movietokyoburst

Instagram:@movietokyoburst

主題歌:THE RAMPAGE「BLACK TOKYO」(rhythm zone)
Secondary Theme Song:THE RAMPAGE「Maverick」(rhythm zone)
アソシエイトプロデューサー:マ・ドンソク
製作:「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ
製作幹事:HIAN
配給:KADOKAWA/BY4M STUDIO
配給協力:MAJOR9
©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ