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話題のライトノベル永瀬莉子と藤原大祐のW主演で実写ドラマ化!12/11~ドラマ特区枠にて『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』

GA文庫大賞を受賞したライトノベル『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』(著者:志馬なにがし、イラスト:raemz GA文庫/SBクリエイティブ刊)が、永瀬莉子と藤原大祐がダブル主演で実写ドラマ化され、MBSほかにて12月11日より順次放送されることが決定。永瀬、藤原、原作著者の志馬なにがし、こささりょうま監督からコメントが到着したほか、ティザービジュアルも解禁された。

本作は、楽しむことを諦めてきた男子大学生が、強く生きる目の見えない女性に目に見えない恋をする切ない純愛ラブストーリー。

人との関わりにトラウマを持つ大学生・空野かけるは、とある授業で、一人静かに本を読む女性を見かける。ある日、学生寮のルームメイトのクラス会に無理やり参加させられたかけるは、そこで、目の見えない女性・冬月小春と出会う。その彼女は、あの時教室で本を読んでいた女性だった。かけるはそこで、小春が目が見えないことを知るのだが、成り行きで小春の授業のサポートをすることになる。かけるは小春の明るさと前向きさに触れるうちに、だんだんと小春に惹かれていく。

一方小春も、目が見えない自分を特別扱いせずにフランクに接してくるかけるに惹かれていく。過去のある出来事から他人と深く関わることを避けてきたかけるだったが、小春の作る「人生でやりたいことリスト」の一つ、「打ち上げ花火を上げる」という夢を叶えようと走り出す―。

目が見えないけれど、明るく前向きな女性・冬月小春役には、永瀬莉子。そんな小春の授業のサポートをすることになる、他人と深く関わろうとしない大学生・空野かける役には、藤原大祐が決定した。

脚本は『民王R』『家政夫のミタゾノ season7』などの映像作品を手掛ける後藤賢人。『晩餐ブルース』『タカラのびいどろ』映画『ココでのはなし』などで監督を務めた、こささりょうまとのタッグで描く。

ティザービジュアルは、ほど良い距離で座る、どこか初々しさを感じる2人が映し出されている。

永瀬は「小春の想いをすべてこぼさぬよう、最後まで大切に彼女の人生を歩んでいきたいです」と意気込みを。藤原は「絶賛撮影中なのですが、素晴らしいチームの皆さんに出会えた喜びを噛み締める毎日です」と撮影の様子を語った。

原作著者の志馬なにがしは「制作のみなさまが、原作の核を大切にしながら、多くの方に届くようひとつひとつを丁寧に見直し、ドラマとして最適な形へ再構成してくださいました。登場人物の想いも、物語の温度も、ドラマという形にふさわしい輪郭を与えていただいています」とコメントしている。

ドラマ『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』は、MBSにて12月11日より毎週木曜24時59分、テレビ神奈川にて12月11日より毎週木曜23時30分、チバテレにて12月12日より毎週金曜23時、テレ玉にて12月17日より毎週水曜24時、とちテレにて12月18日より毎週木曜23時30分にて、群馬テレビにて12月18日より毎週木曜24時放送。

永瀬、藤原、監督、原作者のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■永瀬莉子

冬月小春を演じます永瀬莉子です。

病気を患ったことにより盲目になった小春は1日1日を大切に生きています。

今回、作品に入るにあたり、盲目指導の勉強をさせていただきました。教えてくださった先生方はとても明るく、私たちに優しい笑顔を向けてくださり、その言葉からは温もりを感じるあたたかい皆さんでした。

小春も同じく、繊細さと明るさを兼ね備えており、儚さの中にある彼女の前向きでブレない軸に、私自身も日々学ぶことばかりです。小春の想いをすべてこぼさぬよう、最後まで大切に彼女の人生を歩んでいきたいです。

そして、この作品を見て、困っている人にそっと声をかけられる温かい世の中になるような、そんな作品をお届けできるよう、皆さんと創り上げていきたいと思います。

■藤原大祐

絵画のようなドラマになる予感がしています。絶賛撮影中なのですが、素晴らしいチームの皆さんに出会えた喜びを噛み締める毎日です。現場にいる1人1人のエネルギーが全力でぶつかると、ここまで美しいパワーが生まれるのかと。「盲目」というテーマだからこそ、「目には見えない何か」を交換しながらのお芝居は本当に幸せで。ありそうでなかった、でも凄く近くに寄り添ってくれるドラマになると信じています。この作品が、たくさんの心を駆けていきますように。

■監督:こささりょうま

漠然と、『目が見えない』という世界は真っ暗闇だと思っていました。この作品に関わり、それは大きな誤解だと気づきました。

太陽の温もりや雨の匂い、好きな人の声。そこにはたしかに、豊かで優しい色がありました。

瑞々しく流れる尊い時間を、丁寧に体感してほしい作品です。

■原作著者:志馬なにがし

小説『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』が、MBSさまにて実写ドラマとして生まれ変わります。制作のみなさまが、原作の核を大切にしながら、多くの方に届くようひとつひとつを丁寧に見直し、ドラマとして最適な形へ再構成してくださいました。登場人物の想いも、物語の温度も、ドラマという形にふさわしい輪郭を与えていただいています。

原作を読んでくださった方にも、新しく出会ってくださる方にも、きっと楽しんでいただける内容です。放送を心から楽しみにしています。

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