「日本ジュエリーベストドレッサー賞」は、1990年より毎年開催されているアワードで、過去1年間を通して「最も輝いていた人」や「宝石が似合う人」を、世代別・部門別(20代・30代・40代・50代・特別賞)に分けて選出しています。
今回、20代部門には芳根京子さん、30代には仲里依紗さん、40代に松本若菜さん、50代に藤原紀香さんが選ばれました。さらに、特別賞エンターテイナー部門には山田涼介さん、特別賞ベストパートナー部門には藤本美貴さんと庄司智春さんご夫妻がそれぞれ受賞しました。
芳根さんは、ノースリーブのオールインワンスタイルで登場し、首元には約2,000万円相当のダイヤモンドネックレスが輝きを放っていました。受賞に対しては「自分の人生でこうした出来事があることをとても嬉しく思っています」と笑顔を見せ、ジュエリーの価格を知った際には「一段と重く感じますね」とユーモアを交えてコメントしました。
この知らせを受けたのは、昭和時代を舞台にしたドラマ『波うららかに、めおと日和』の撮影中だったそうで、「毎日着物を着ての撮影だったので、『ジュエリーの賞?』ととても驚きました」と振り返っています。また、28歳の誕生日を迎えた今年2月に、自分へのご褒美としてリングを購入したことにも触れ、「そのリングが今回のご縁を引き寄せてくれたような気がして、より一層大切にしたいと思いました」と話していました。
また、芳根さんは自身にとって大切なジュエリーにまつわる思い出についても語りました。高校生の頃に祖母を亡くした際、祖父から祖母の形見としてネックレスを譲り受けたそうです。そのネックレスは華奢で日常使いができるもので、芳根さんにとって人生で初めて手にしたジュエリーとのことです。
現在では祖父も他界されており、お二人の墓参りの際には必ずそのネックレスを身につけているといいます。この日は「パワーをもらいたい」という気持ちから、私服に合わせて着用していたとも話し、「改めてこのネックレスを大切にしていきたいと感じました」と、思いを込めて語っていました。
最後に芳根さんは、受賞の喜びと今後への思いについても言葉を寄せました。「このような素晴らしい賞をいただけて、本当に嬉しく思っています」と率直な喜びを語りながら、「かつて、ジュエリーの似合う女性になりたいと願っていた自分に伝えてあげたい気持ちです」と振り返りました。
さらに、「これからもさまざまな景色を見て、多くの経験を積みながら、輝く未来に向かって進んでいきたい」と前向きな気持ちを明かし、「今回の受賞をきっかけに夢がさらに広がったように感じています。ジュエリーにふさわしい自分でいられるよう、内面も磨いていきたい」と語っていました。