相葉雅紀が主演を務める映画『4アウト ―もう一度、プレイボール―』より、身体障害者野球チーム「東京ブルーフェニックス」の監督を務める主人公・矢上雄一(相葉)と、同じく身体障害者野球チーム「名古屋ビクトリー」の監督を務める“先輩”岩橋広司(佐々木蔵之介)が、チームへの想いを語り合う、心に響く本編映像が解禁された。

 本作は、作家・平山讓のノンフィクション小説『4アウト -ある障害者野球チームの挑戦』(中央公論新社)を原作に、東京初の身体障害者野球チーム「東京ブルーサンダース」誕生の実話を映画化した作品。

相葉が演じるのは、かつて社会人野球でプレーしていたものの、戦力外通告を受けて野球から離れることになった主人公・矢上雄一。矢上は再就職先の障害者スポーツセンターで出会った泉邦衛(松本利夫)からの依頼をきっかけに、身体障害者野球チーム「東京ブルーフェニックス」の監督を務めることに。挫折を経験した彼が、「野球をやりたい!」と願う個性豊かな選手たちとの出会いによって再び野球と人生への情熱を取り戻していく。

この度、矢上(相葉)と、身体障害者野球チーム「名古屋ビクトリー」の監督を務める岩橋広司(佐々木蔵之介)が、チームへの想いを語り合う本編映像が解禁。

岩橋は、長年にわたり身体障害者野球に情熱を注ぎ、その礎を築いた身体障害者野球連盟の初代理事長。自身も身体障害者野球の選手兼監督として強豪チームを率いる、矢上にとっての“先輩”だ。

映像では、矢上が「チームが惨敗して…実は選手たちを一方的に怒ってしまったんです。自分の力不足なのに」と、監督としての未熟さを痛感し、その胸の内を岩橋に打ち明ける姿が映し出される。チームと真剣に向き合うからこそ悩み、葛藤する矢上に対し、岩橋は「何でも一人で頑張ったらあかんで」と優しく語りかけ、「わしもな、つい自分の理想を押し付けて、知らぬ間に選手を潰しかけてしもうたことがあったわ。期待は危険やで」と自らの経験談を明かす。

そんな岩橋の言葉に驚く矢上だが、続けて「わしは期待はもたん。変わりに希望を持っとる。あいつ、こんな球とれるようになったらええなとか、こんな球投げられるようになったらええなて。希望はわしの願いやねん」と語り、チームのメンバーを「あいつらみんな、わしの息子やで。うちのチームはな、家族みたいな感じなんや」と優しい笑顔を見せる。

岩橋からの温もりと愛情にあふれた言葉を受け、<東京ブルーフェニックス>の仲間たちへ想いを馳せる矢上。岩橋との対話を通して、指導者として大切なことに気づいた矢上は、そこから新たな一歩を踏み出していく。

佐々木演じる岩橋は、身体障害者野球の礎を築いた実在の人物・岩崎広司氏をモデルにした役柄。佐々木は、先日開催された完成披露試写会で「世界の盗塁王・福本(豊)さんの『キャッチボールやろうや』という一言から、日本身体障害者野球連盟が発足したとお聞きしました。岩崎さんご自身が、制限や限界を考えて、夢を見ることを忘れていて。その一言をきっかけに、『あぁ、キャッチボールやればいいんだ』と考えて、夢をあきらめていた人に『一緒にやろうよ』と働きかけた。その岩崎さんの情熱と実行力を僕は表現できたらと思っていました」と、役に込めた熱い想いを語っている。

劇中の矢上と岩橋の“先輩・後輩”の関係は、実際の相葉と佐々木にも重なる。同じ完成披露試写会の場で相葉は、「蔵之介さんとは、何度もお食事をしたり、いろんなご相談もさせていただいているんです。そんな僕らの関係性が、劇中の役とリンクしている部分もあるので、演じていてとても安心感がありましたね」と、佐々木への厚い信頼を明かした。

映像内で語られる岩橋の言葉は、“一人ひとりの成長を願い、見守ることの大切さ”を教えてくれる。そして二人の監督が交わすやり取りは、日々を生きる中で誰かを想い、時に悩み、葛藤する多くの人々に、大切な人との向き合い方を改めて考えさせてくれるだろう。

映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』は公開中。

相葉雅紀主演・映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』本編映像
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