『女は二度決断する』(17)でゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞し、世界中を熱狂させてきたドイツの名匠・ファティ・アキン監督最新作「AMRUM(原題)」が『白パンと独裁者』の邦題で8月7日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開となる。
本作はファティ・アキンの恩師でありドイツ映画界の重鎮であるハーク・ボームが自らの幼少期の記憶を綴った脚本を、愛弟子であるアキンが映画化した渾身の一作。12歳の少年・ナニングの目線で、ドイツ北部・アムルム島を舞台に第二次世界大戦終戦間近の揺れ動く時代が映し出される。
この度、各界の著名人7名から熱いコメントが到着! そして、ファティ・アキン監督、映画初出演にして主演を務めるジャスパー・ビラーベック、ダイアン・クルーガー他キャストの貴重なインタビュー映像を収めた特別フィーチャレット映像が解禁された。

激動の時代。母のために奔走する少年の冒険をリアリティと愛情たっぷりに描き出した本作へ、各界著名人から絶賛コメントが到着!

 本作をいち早く鑑賞した著名人から、熱のこもったコメントの数々が到着! 「この世界の片隅に」では戦時下に生きる人々のささやかな暮らしを描き出し話題を呼んだ漫画家のこうの史代からは、“最後に、真の微笑みをかち取った。この微笑みは観る者すべてに宿ると思う”と主人公・ナニングが最後に浮かべる微笑みに言及し、希望の光をもたらす本作を称賛。翻訳・執筆業をはじめコメンテーターとしてさまざまなメディアに出演中のマライ・メントラインは“漆黒の心象風景を描き切ったファティ・アキンはやはり凄い。文句なしの傑作だ!”と本作の繊細な人物描写を絶賛した。「ベルリンは晴れているか」では圧倒的密度の物語で読むものを圧倒した作家の深緑野分は“信じたものが崩れていく最中、母の心は壊れさせまいと行動する少年と、贅沢な白パンが象徴する皮肉と痛み。静謐で知的な傑作です”とコメントを寄せた。他にも、松尾貴史、門倉多仁亜、古舘寛治、安田菜津紀らがアムルム島の雄大な景色の美しさや、現代にも通ずるリアリティについて触れ応援のコメントを寄せている。

「 映画館の大きなスクリーンで観て欲しい」
アムルム島の壮大で美しい風景を切り取った特別なフィーチャレット映像を解禁!

 併せて解禁されたフィーチャレット映像では、本作で映画初出演にして初主演を務めたジャスパー・ビラーベックやダイアン・クルーガー、そしてファティ・アキン監督らのコメントと共に、雄大で今にも吸い込まれそうな映像美の数々が切り取られている。物語のキーとなる農場主のテッサを演じているダイアン・クルーガーは「どこまでも続く地平線と美しい光の色は、本作ならではの特別なものです」と語り、「映画館の大きなスクリーンで観て欲しい」と観客に強く投げかけている。

著名人コメント全文 ※敬称略・順不同

こうの史代(漫画家)
少年はなけなしの希望に奔走し、翻弄され尽くす。
でも最後に、真の微笑みをかち取った。この微笑みは観る者すべてに宿ると思う。

松尾貴史(俳優)
美しい島の風景と戦争の影を対比させつつ、すこぶる自然な日常の表現で冒頭から引き込む。独裁体制がささやかな生活の内部にまで侵食して家族の心を蝕んでいくさまは、資源の乏しい本邦の未来を暗示しているような恐怖感をもたらす。

マライ・メントライン(ドイツ公共放送プロデューサー)
「的中した不吉すぎる予感」として子どもの視点から描かれる、第二次大戦最終盤、北ドイツの田舎の生活の有様。
M・ハネケの傑作『白いリボン』と同じ世界線の物語というべき漆黒の心象風景を描き切ったF・アキンはやはり凄い。
文句なしの傑作だ!

深緑野分(作家)
戦争が終わった後、「ナチス側」の人々は正常な世界に戻れるのか。
信じたものが崩れていく最中、母の心は壊れさせまいと行動する少年と、贅沢な白パンが象徴する皮肉と痛み。静謐で知的な傑作です。

門倉多仁亜(料理研究家)
終戦とナチズムの爪痕という重いテーマとは対照的な、ドイツ北部・アムルム島の豊かな自然と、人々の暮らしの美しさが印象的。インテリアも細部までこだわりが感じられ、壁一面に絵が飾られた主人公宅の特別室や、叔父宅のバター入れなどに魅了されました。ハマスホイの絵画を彷彿とさせる、静かで穏やかな空気感が心に残る 映画です。

古舘寛治(俳優・監督)
人は生まれてくる時代も場所も親も、何もかも選べないのだ。くじも引けないで己だけの人生を与えられる。「さあ、生きよ」と。
ヒトラー崇拝者である母の言う通りずっと行動した少年にとっての初めての「存在証明」は自分の意思に従ったあの瞬間だったに違いない。

映画、テレビ番組制作

安田菜津紀(メディアNPO Dialogue for People副代表フォトジャーナリスト)
「男の子は泣かない」と母は言う。「みんな弱虫だから戦争に負けたの」と。しかしその歪んだ「強さ」の呪縛こそが、偏狭な権力構造と戦争を生み出すのではないか。少年の眼差しが鋭く問いかける。

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キャスト&スタッフ

 監督:ファティ・アキン
脚本:ハーク・ボーム、ファティ・アキン
出演:ジャスパー・ビラーベック、ローラ・トンケ、リーザ・ハークマイスター、キアン・ケップケ、ダイアン・クルーガー

原題:AMRUM、2025年、ドイツ、上映時間:93分)

 X:@FatihAkin_movie2025

 配給:ビターズ・エンド
8月7日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!

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