二大オスカー俳優アン・ハサウェイ×ジェシカ・チャステインが共演し、ベルギー映画史を塗り替えた珠玉の作品『母親たち』をリメイクしたサイコ・スリラー『隣人たち』が7月24日(金)より全国順次公開。このたび、画家・榎本マリコによる描き下ろしイラストが到着した。さらに、作家・角田光代、俳優・前田敦子らから寄せられた絶賛コメントも解禁された。

今回解禁されたのは、書籍の装画や映画・演劇のビジュアル制作など、イラストレーションの枠を超えて活躍し、近年は油彩によるポートレート作品を中心に発表している画家・榎本マリコが、本企画のために描き下ろしたイラスト。

顔を持たない存在としてアンとセリーヌの境界が曖昧になっていく姿が捉えられ、互いから逃れられない二人の歪な関係性を表すようなビジュアルとなっており、「主演二人の目の演技に圧倒された そしてあまりにも強すぎる母性は破壊を招くと教えてくれる作品だった」とコメントも寄せている。

あわせて各界からの絶賛コメントも到着した。大川景子(映画編集)は「セリーヌとアリスを追い詰めるのは、現代の私たちもどこかで請け負っている女性としての重圧。」、大前粟生(作家)は「悲しくて容赦のない、惚れ惚れするようなスリラーだ。煮詰まっていく孤独から、誰も逃げることはできない。」、大森時生(テレビ東京 プロデューサー)は「完璧な家、完璧な家族、完璧な隣人。それらが最悪なかたちで腐っていく。ふたりの表情のわずかな揺れが本当に怖い。その妄執は観客にも感染し、目をつぶると、あの顔が浮かんでくる。消したい。」と本作が描く心理劇を高く評価する。

また、角田光代(作家)は「あまりにうつくしい映像、色彩、そして二人の女性のたたずまい。それらに見とれていると、未知の場所に連れていかれる。」、斉藤綾子(映画研究者)は「1960年代のアメリカの郊外。幸せそうな母二人。突然襲った不幸が二人を不安と狂気の渦に巻き込む。アン・ハサウェイとジェシカ・チャステイン、二人のスターの見事な競演。」、鈴木竜也(映画監督)は「「これ…マジでどっちだ?」のハラハラの先に待つ、見たことない「悲劇の乗り越え方」に震えた。」と物語の展開や主演二人の演技を称賛した。

さらに、竹田ダニエル(ジャーナリスト・研究者)、ナユタ ホリコシ(お笑い芸人)、前田敦子(俳優)、お笑いコンビ・隣人の中村遊直と橋本市民球場からもコメントが寄せられ、それぞれの視点から本作の魅力を語っている。

コメント全文は以下のとおり。

著名人コメント ※50音順/敬称略

主演二人の目の演技に圧倒された
そしてあまりにも強すぎる母性は破壊を招くと教えてくれる作品だった
―榎本マリコ(画家)

セリーヌとアリスを追い詰めるのは、現代の私たちもどこかで請け負っている女性としての重圧。
遠くで生きている彼女たちを不意に身近に感じたとき、狂気が生まれる背景が見えてくる。
サイコサスペンスの恐ろしさが悲しみと共に立ち上がる。
―大川景子(映画編集)

一瞬の間が同情を恐怖に変える。不幸と疑心に吸い込まれ、観客の心も共に捩れていく。悲しくて容赦のない、惚れ惚れするようなスリラーだ。煮詰まっていく孤独から、誰も逃げることはできない。
―大前粟生(作家)

完璧な家、完璧な家族、完璧な隣人。
それらが最悪なかたちで腐っていく。ふたりの表情のわずかな揺れが本当に怖い。
その妄執は観客にも感染し、目をつぶると、あの顔が浮かんでくる。消したい。
―大森時生(テレビ東京 プロデューサー)

あまりにうつくしい映像、色彩、そして二人の女性のたたずまい。それらに見とれていると、未知の場所に連れていかれる。何が真実で何がただしいのか、まるでわからない場所だ。光景、色彩、二人の母のうつくしさが、まるで目くらましのようだ。気がつけば、何が真実なのか、どこからおかしくなったのか、私までわからなくなっている。きっかけは大きいが、隣人たちの心の揺れはあまりにも微細。見えない真理に目をこらすように、二度見てしまった。二度目も不思議なくらい、新鮮だった。
―角田光代(作家)

1960年代のアメリカの郊外。幸せそうな母二人。突然襲った不幸が二人を不安と狂気の渦に巻き込む。アン・ハサウェイとジェシカ・チャステイン、二人のスターの見事な競演。恐怖の背後に母の愛を感じさせるところに現実に母である二人の女優の心意気を感じた。
―斉藤綾子(映画研究家)

出てくるのは最強の役者2人と家が2つ、ほぼそれだけ。
復讐か妄想か、サイコムービーか再起ムービーか。
「これ…マジでどっちだ?」のハラハラの先に待つ、
見たことない「悲劇の乗り越え方」に震えた。
―鈴木竜也(映画監督)

「幸せそうな家庭」に多くの人が憧れるのは、「完璧」のその裏の真実を知らないから。
女性に自由がなく、誰も信じられないような社会で
すがれるものは何なのか?
最後までキラキラでドロドロでハラハラさせられる作品。
―竹田ダニエル(ジャーナリスト・研究者)

誰が好き、誰が憎い、誰が良い、誰が悪い。
知らない方がいいことも、たくさんあるって知っている。
作品全体に漂うリアリティと緊張感、その上で際立つ愛情の生々しさ。

僕はまだ、子を失ったことがない。
―ナユタ ホリコシ(お笑い芸人)

愛情が深いほど見え隠れする狂気。美しすぎる主演二人が繰り広げる、母同士の息の詰まる心理戦には震えます。
―前田敦子(俳優)

 「徐々に疑心暗鬼になる隣人。『どっち?』『なに?』『どっち?』『なに?』の応酬。子を守りたい母の気持ち、子を亡くした母の気持ちが上手く描かれていて、「誰が悪いねん」いや、「誰も悪くない」と感情が交差しまくる。終盤このまま誰も悲しまないでくれればいいなと願った映画は初めてでした。
―隣人 中村遊直(お笑い芸人)

今まで見たもののなかで最も歪なハッピーエンド。 60年代のファッションの彩りを存分に感じるカラフルで家族愛に満ちたクローズドサークル。 表現として矛盾している言葉が感想としてたくさん頭の中を駆け巡りました。 ありとあらゆる結末を期待し、ありとあらゆる期待を裏切られたような気持ちになり、鑑賞後にはまさに劇中に語られた「心に穴があいた」状態になりました。 鑑賞中は心の揺さぶられ方が異様で、 感動と恐怖が常に真隣にいるような感覚でした。この感動は正義なのが悪なのか、不思議な涙を流させて貰いました。 主演2人の演技力なくしてこの感情は生まれないでしょうし、多彩なカメラワークが2人の演技をより繊細なものに押し上げていると感じました。 大切なものは大切に、しかし度がすぎない程度に。
―隣人 橋本市民球場(お笑い芸人)

隣人たち
2026年7月24日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開

STORY
1960年代アメリカ、大都市郊外の隣同士の家に住む親友のセリーヌ(アン・ハサウェイ)とアリス(ジェシカ・チャステイン)。お互い裕福な家庭で同い年の一人息子を持つふたりは、完璧で幸せな生活を送っていた。しかしある日、セリーヌの息子が不幸な事故に遭ったことで関係性は一変。喪失感に苦しむセリーヌは、次第にアリスの息子・テオに心を通わせるようになっていく。その様子に疑念を持ち始めるアリス。彼女は私の家族を奪おうとしているのか?それともただの思い違いか…。徐々にアリスの行動はエスカレートしていき、やがてふたりは狂気と妄想の渦に飲み込まれていく。

『隣人たち』(原題:Mothers’ Instinct)

監督・撮影監督:ブノワ・ドゥローム
脚本:サラ・コンラット
出演:ジェシカ・チャステイン、アン・ハサウェイ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ジョシュ・チャールズ
原作:オリヴィエ・マッセ=ドゥパス「母親たち」
2024年/アメリカ・ベルギー・フランス・イギリス/英語/カラー/シネスコ/5.1ch/94分/字幕翻訳:中沢志乃

日本公開:2026年7月24日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開
提供:カルチュア・エンタテインメント
配給:ギャガ
公式サイト
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