女優の松本まりが7月4日、都内で行われた「第37回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」表彰式に出席。40代部門を受賞した。

松本さんは、「今回身につけたジュエリーは、すでに制作できる職人がほとんどおらず、文化的にも非常に価値の高いものです。こうした伝統技術が失われないよう、大切に受け継いでいく必要があると改めて感じました」と語った。

さらに、「このお話をいただいた際、真っ先に思い浮かんだのは、自分自身がこれまでジュエリーを購入することも、贈られることも控えてきたということでした。自分がジュエリーにふさわしい人間になれるまでは身につけないと決め、その思いを貫いてきました」と自身の信念を明かした。

そんな時、以前から密かに憧れていた「日本ジュエリーベストドレッサー賞」のお話をいただきました。驚きと喜びが入り混じる一方で、「本当に自分がこの賞をいただいていいのだろうか」という思いが心の中にありました。

お話を辞退するという選択肢も頭をよぎりましたが、それ以上に「この場所に立ちたい」という気持ちが強くありました。だからこそ、この舞台に立つにふさわしい自分とはどんな人間なのか、あるいは、まだ未熟な自分がこの賞を受け取ることにはどんな意味があるのか——。そんな問いを、この数か月間ずっと自分自身に投げかけ続けていました。

そんなある日、MEGUMIさんと食事をご一緒する機会がありました。その時、MEGUMIさんの右手の中指で、一粒のダイヤモンドがひときわ美しく輝いていて、思わず目を奪われたんです。

すると、その視線に気づいたMEGUMIさんが、「よかったら、まりかちゃんにプレゼントするね」と、優しく声をかけてくださいました。

それまでの私は、ダイヤモンドというものは、いつか自分の力で手に入れるもの、あるいは人生のパートナーから贈られるものだと、どこかで思い込んでいました。だからこそ、尊敬する先輩から受け継ぐように贈っていただけるなんて、想像もしていませんでした。

けれど、その時の私は迷うことなく、「ありがとうございます」と、その想いを素直に受け取ることができたんです。

でも、その瞬間、私は自然に「ありがとうございます」と受け取ることができたんです。その時初めて、誰かの想いを素直に受け止められる自分になれたことが、とても嬉しく感じられました。憧れの先輩から受け継ぐようにダイヤモンドを託していただけることの温かさを、心から実感しました。

そして、「日本ジュエリーベストドレッサー賞を受賞することになりました」とご報告すると、MEGUMIさんが「実は私も42歳の時にこの賞をいただいたんだよ」と話してくださったんです。その偶然に、とても不思議なご縁と運命のようなものを感じました。

いただいたジュエリーを、いつ身につけようかと考えながら、ある日家でそっと指にはめてみました。鏡に映る自分を見た時、それは誰かに見せるためのものではなく、自分自身を勇気づけ、前を向かせてくれる存在なのだと気づいたんです。ジュエリーは、自分の心をそっと支え、自信を与えてくれるものでもあるのだと、その時初めて実感しました。

MEGUMIさんの姿は本当に美しく輝いていて、「私もこんなふうに、自分らしく輝きながら人生を歩んでいきたい」と心から思いました。

そして、きっと誰の心の中にも、まだ磨かれていないダイヤモンドの原石があるのだと思います。その原石を大切に磨き、自分らしい輝きを放ちながら、一人ひとりが豊かな人生を歩んでいけたら素敵だなと感じています。

自分自身が輝くことで、その光は周りの人へと広がっていく。そして、お互いを認め合い、尊重し合い、理解し合える人が増えていけば、社会も、そして世界も、今よりもっと温かく、輝きに満ちたものになっていくのではないでしょうか。

『日本ジュエリーベストドレッサー賞』を受賞することが決まってから、この賞が持つ意味について考え続ける中で、そんな思いにたどり着きました。

この賞をいただけたことへの感謝を胸に、これからも自分自身の輝きを信じて歩み続けたいと思います。そして皆さんも、それぞれの心にあるダイヤモンドを大切に磨きながら、一緒に人生を輝かせていきましょう。