第98回アカデミー賞®︎国際長編 映画賞の台湾代表作品に選出、さらには同賞の国際長編映画部門にショートリスト入りを果たした『左利きの少女』が8月14日(金)より全国公開。このたび、ツォウ・シーチン監督&ショーン・ベイカー、そして主要キャストが撮影秘話と本作に込めたメッセージを語るインタビュー映像&貴重なオフショット写真1点が解禁された。

今回解禁されたインタビュー映像は、印象的な本編映像に合わせて、ツォウ・シーチン監督と共同脚本・編集・製作を務めたショーン・ベイカー、そして俳優たちが現場での撮影秘話や舞台裏を語るインタビュー形式で展開される。

まずはツォウ・シーチン監督が本作を手掛けるにあたっての出発点について語る。高校生の頃に祖父から教えられた「左手は悪魔の手だ」という言葉を、20年もの間胸にとどめ、その実体験を本作の核に据えたという。祖父からの言葉が多感な年齢だった監督の心に大きなインパクトを与えたのかを、幼い少女の目線で描きたかったのだと。それゆえにイージン役の選定は、監督の最もこだわった要素のひとつだったと語る。「ニーナは理想どおりの見た目でした。あの表情や小さくて愛らしい顔立ち、見ているだけで心が溶けるような魅力があります」

そして、なによりニーナ・イエの無垢な雰囲気を絶賛。彼女と会った瞬間にイージンはニーナ・イエに決めたという。そのニーナ・イエ本人も劇中の印象となんら変わらない愛くるしい姿でインタビューに登場。監督から演技にアイデアを加えようという提案があったことを元気よく語る。ヘルメットを被る際に取り入れたかわいらしい仕草について、本編映像と共に紹介。インタビューでのニーナの陽気な口調から、本作の和気藹々とした撮影風景が鮮明に目に浮かぶ。

姉・イーアン役を演じたマー・シーユエンは、役柄の雰囲気とは別人と思わせるほど温厚な表情でインタビューに登場。ニーナ・イエの演技を絶賛すると同時に、「本当の妹のような存在」とクランクアウトを名残惜しむように語っている。

母・シューフェン役を演じたジャネル・ツァイは、愛情表現の乏しい母親を演じるにあたっての役作りについて語る。愛情表現を表に出さないけれど、家族を守る責任感は人一倍強い女性(母親)を演じたと振り返る。差し込まれる本編映像を背景に語るジャネル・ツァイの言葉には、役者として作品にかける情熱がひしひしと伝わってくる。

そして、ショーン・ベイカーは、台湾に恋をした話から、全編iPhoneでの撮影にこだわった経緯を語る。賑やかな夜市の中を、身軽に、そして人目を避けて子供目線で撮影できるメリットを強調する。この全編iPhoneでの撮影という選択が、本作の映像表現を支えたことがうかがえる。

あわせて解禁されたオフショット写真には、ラストシーンに登場する街並みを背景に、ジャネル・ツァイ、ニーナ・イエ、マー・シーユエン、夜市の雑貨店主・ジョニー役を演じたホアン・ドンフイの4人の姿が収められている。撮影の合間にそれぞれがヘルメットを被ってお茶目なポージングで決めている貴重なカットで、共演者の親密ぶりがうかがえる。

左利きの少女
2026年8月14日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

STORY
台北、夜市・麺屋台。5歳のイージン(ニーナ・イエ)は、借金を背負ったシングル・マザーのシューフェン(ジャネル・ツァイ)とハイティーンの姉イーアン(マー・シーユエン)と共に生活を立て直すべく田舎町から舞い戻る。ある日、昔気質の祖父に利き手である左手を“悪魔の手”とそしられ、罪悪感を抱きはじめたイージン。その悪魔の手は図らずも、家族それぞれがひた隠しにする《罪》をあぶり出していく――。

監督:ツォウ・シーチン
脚本:ツォウ・シーチン、ショーン・ベイカー
製作/編集:ショーン・ベイカー
出演:ニーナ・イエ、マー・シーユエン、ジャネル・ツァイ

2025年/台・仏・米・英/中国語/5.1ch/スコープ/108分/英題:LEFT-HANDED GIRL/日本語字幕:神部明世
提供:スターキャット 配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
映倫区分:G

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公式サイト https://cinema.starcat.co.jp/left-handed-girl/