「チョ・ジョンソク以外、想像したくもありません」。主演俳優への熱烈な想いから始まったピル・カムソン監督インタビュー。チョ・ジョンソクへのラブコールの真相から、原作に惹かれた理由、実写化で大切にしたことやオリジナルで描いた遊園地シーンの意図まで、本作に込めた監督の想いを語る。

監督はチョ・ジョンソクのキャスティングについて、「原作を見たときも、脚本を読んだときも、最初から(父親のジョンファンは)チョ・ジョンソクさんにやってもらいたいと思っていました」と本音を明かす。続けて「僕の中ではこの作品を、彼へのラブレターのような気持ちで考えていました」と熱烈なラブコールを送ったことを告白。その熱烈な想いを受けたチョ・ジョンソクは、「これは本当に自分っぽい」と出演を決めたという。
本編では随所にクスっと笑える要素が散りばめられているが、監督は「コメディは本当に難しい」と意外な苦悩を明かす。「ひとつのシーンの中で笑わせたかと思えば、泣かせることもあります。それは狙ってできるものではなくて、俳優と作品とのシンクロがうまく噛み合わなければならない」と語り、「チョ・ジョンソクさんはほんの少し会話するだけでも、『やってみます』と言って自分なりの機転やユーモアを加えてくれる。それが本当に素晴らしかったです」と大絶賛!さらにチョ・ジョンソクは「監督、最後まで僕に任せてください!」と惚れ惚れする頼もしさを見せたという。

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ゾンビになってしまった娘を守るために奮闘する愛情深い父親ジョンファン役:チョ・ジョンソク

そんなチョ・ジョンソクとの抜群の相性を見せる本作だが、その原点には、監督が原作の “ゾンビを殺すのではなく、家族として受け入れるという発想” に惹かれたことがあった。「自分自身にも10代の娘がいるから強く共感した。娘は中学生で、思春期を迎えていて、感情の浮き沈みもあります。 映画の父親と同じように、娘をありのまま認めて受け入れることこそが、一番大切なのではないかと気づいたんです」と自身の娘との関係性を明かしながら語る。だからこそ、漫画を実写映画化するにあたり、「ほかの部分がどれだけ変わったとしても、父と娘の愛、そして母と息子の愛は残したかったんです。安易な笑いも、無理やり涙を誘うような演出もしたくありませんでした。俳優たちが自然に見せる演技を捉えることが大切だったんです」と原作とリアルに寄り添うことを心がけたと明かす。


『世界で最後の愛しい娘!』監督:ピル・カムソン

そんな中でオリジナル要素として加えられたのが、遊園地のシーン。ゾンビとなったスアにメイクを施し、普通の女の子としてジョンファンとその親友ドンベ(ユン・ギョンホ)とともに遊びに出かけるシーンだ。監督は「たとえ世界中が彼に背を向けても、彼は自分の信念を貫き通す。そんな彼の姿を、まるで世界中が祝福しているように感じられるシーンにしたかったんです」と語る。父親の娘への無限の愛が詰まった遊園地のシーンをはじめ、監督が観客に届ける温かな愛情と確かな想いを劇場で受け取ってほしい。

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チョ・ジョンソクがゾンビになった娘を守るため奮闘! 韓国興収No.1『世界で最後の愛しい娘!』11.13公開『世界で最後の愛しい娘!』
11月13日(金)より新宿バルト9ほか全国公開
出演:チョ・ジョンソク、イ・ジョンウン、チョ・ヨジョン、ユン・ギョンホ、チェ・ユリ
監督:ピル・カムソン
配給:クロックワークス
2025年/韓国/113分/カラー/シネスコ/5.1ch/英題:My Daughter is a Zombie/字幕翻訳:福留友子
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