長編アニメーション映画『我々は宇宙人』の興行収入が3億円を突破し、シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀賞を受賞した。これを受け、門脇康平監督が舞台あいさつで喜びを語ったほか、ダブル主演を務めた岡山天音からも祝福のコメントが寄せられた。

 本作は、2022年に誕生した映画レーベル・NOTHING NEW初の長編アニメーション作品。第79回カンヌ国際映画祭「監督週間」でのワールドプレミア上映、アヌシー国際アニメーション映画祭2026の長編コンペティション部門への選出に加え、第50回オタワ国際アニメーション映画祭では長編コンペティション部門のグランプリを受賞するなど、世界各国の映画祭で高い評価を獲得してきた。

9月25日に全国公開を迎えると、Filmarksの「初日満足度ランキング」で第1位を獲得。公開後もSNSを中心に口コミが広がり、10月18日時点で累計動員19万5000人、累計興行収入3億1500万円を突破した。さらに、公開後の大きな反響を受け、10月16日からは新たに上映館が加わり、全国92館での拡大上映がスタート。公開から約3週間が経った現在も、全国の劇場で盛り上がりを見せている。

このたび、本作がスペインで開催された第59回シッチェス・カタロニア国際映画祭で長編アニメーション部門の最優秀賞を受賞。カンヌ、アヌシー、オタワに続き、世界的な映画祭で新たな栄誉を手にしたことを受け、現地で受賞発表後に行われた上映前の舞台あいさつの模様が公開された。

観客の前に登場した門脇監督は、受賞が発表されたばかりとあって、「先ほど賞の発表がありまして、この度、一番いい賞をいただくことができました。本当にありがとうございます」と喜びを報告。続けて、「僕の初監督作品なんですけど、まさか初めて作った作品がこんな光栄な賞をいただけるとは全く思ってもいなかったので、本当にびっくりしました」と驚きを明かし、「僕はこの映画祭に初めて来たんですけど、本当にこの映画祭が大好きになりました」と笑顔で語った。

さらに、本作について「10年くらい前から、こういうものを作りたいとずっと考え続けていたもの」と紹介し、5年前に企画が始まり、長い歳月をかけてようやく完成したことを説明。「きっとこの作品を見て、笑ったり、泣いたり、怒ったり、悲しさだったり、本当に様々な感情が一気に押し寄せてくるような作品だと思います」と語り、「ぜひ、情報量のすべてをこの最高の環境で浴びまくって、いい意味でどっと疲れるような映画体験をお楽しみください」と観客に呼びかけた。

最後には「また自分も次の作品を作って、必ず何年後かにこの場所に帰ってきたいと思っております」と再訪を誓い、観客との記念撮影も実施。初監督作品で世界的な栄誉を手にした喜びを胸に、現地での舞台挨拶を締めくくった。

シッチェス・カタロニア国際映画祭 (C)NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS

また、本作で暁太郎の声を務めた岡山天音からも、受賞を祝福するコメントが到着。岡山は「シッチェス・カタロニア国際映画祭という権威のある場所で、長編アニメーション部門の最優秀賞を受賞させていただけたこと、大変光栄に思います」と喜びを語り、「門脇監督の、人の歪さをゆるし、愛でる様な今作、『我々は宇宙人』が、より多くの人のもとへ届いた事が、とっても嬉しいです」と作品への深い愛情をにじませた。最後には「監督、受賞おめでとうございます」と祝福の言葉を贈った。

シッチェス・カタロニア国際映画祭 (C)NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS

さらに、多くの反響を集めている本作の入場者プレゼントが決定した。10月24日より、門脇監督描き下ろしの特別イラストを使用した「スペシャルポストカード」が、全国の上映劇場にて数量限定で配布される。今回描かれたのは、映画本編には登場しない、暁太郎とバタ原のワンシーン。部屋のベッドに腰掛け、声を上げて笑い合う二人の姿が描かれており、本編では見ることのできなかった何気ないひとときを切り取った特別な一枚となっている。

アニメ映画『我々は宇宙人』スペシャルポストカード表 (C)NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS

門脇監督からは、今回の描き下ろしイラストに込めた思いを語るコメントも到着。「中学3年生の夏、暁太郎とバタ原がどう過ごしていたのか。本編では惜しくも描き切れなかった二人の日常が、実はたくさんありました。これはその中でも初期から大切に温めていたお気に入りの1カットです。このあとVコン(ビデオコンテ)だとベッドが重さに耐えきれず壊れました。まだまだ皆様にお届けしたいカットがたくさんありますので、いつかまたお届けできる機会を願っております。ぜひこの機会に映画『我々は宇宙人』をご覧いただけるととても嬉しいです」とメッセージを寄せている。

アニメ映画『我々は宇宙人』スペシャルポストカード裏 (C)NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS

また、本作の大ヒットを記念し、門脇監督、翼役の坂東龍汰、暁太郎役の岡山天音、小夏役の山崎天(櫻坂46)、バタ原役の松井ケムリ(令和ロマン)、そして主題歌「ささくれ」を歌うadieu(上白石萌歌)から、直筆メッセージが寄せられた。

坂東は「我々は宇宙人をたくさん見てくれてありがとうございます まだまだたくさんの方に届きますように!」と感謝をつづり、翼のイラストも添えた。岡山は「誰かの陰に、光が差し込みますように」と作品への思いを込めた言葉を寄せている。

山崎は「たくさんの方に『我々は宇宙人』が届きますように!!! 何度でも観てください」と呼びかけ、松井は「『我々は宇宙人』を見るたびにどこかにあの時の自分がいるのではと探してしまいます。皆さんもどこかにいるはずです」とコメント。そしてadieuは「この作品との出会いに心からの感謝!です。adieu『ささくれ』とともにいつまでもあなたの心に残りつづけますように」と作品と主題歌に込めた思いをつづった。

NOTHING NEWに我々は宇宙人配給:TOHO NEXT・NOTHING NEW
企画・監督・脚本:門脇康平
キャスト:坂東龍汰 岡山天音
山﨑天(櫻坂46) 松井ケムリ
槙木悠人 中込佑玖 鈴木咲 末永陽
音楽:Yaffle
主題歌:adieu 「ささくれ」 作詞・作曲:Yaffle (Sony Music Labels)
企画・製作・制作:NOTHING NEW
協力:MIYU PRODUCTIONS
©NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS

ABOUT ME
エンタメスクリーン
映画を中心に繋がる、アニメ・音楽・ファッション・スポーツとエンターテイメントなイベントをリポート ニュースも掲載しております。イベント取材・内覧ニュース掲載は こちら release.ensc@outlook.jp編集部にご連絡ください。