『キミノオト』本ポスター、本予告、キャスト&監督
新人俳優の江口慶と具志川莉央がダブル主演を務める「キミノオト」が、2026年12月25日より劇場公開されることが決まった。あわせて、本ポスターと本予告も公開された。
「キミノオト」は、孤独を抱えた2人の中学生が「音」を通じて共鳴し、自分の居場所を探していく青春ストーリー。優護(江口慶)は、幼い頃から他人の聞いている音が聞こえる少年。幼少期に母から愛されなかったトラウマを抱え、里親のもとで暮らしながら、家でも学校でも本音を隠して生きている。ある日の放課後、優護は廃屋にこもって、フォーリーと呼ばれる映画の効果音づくりに打ち込む同級生・乙木理穂(具志川莉央)を目撃する。フォーリーアーティストになるのが夢だと語る理穂に触れ、優護は未知の世界を知る。手持ち花火の音、ローファーの足音、空を切り裂く棒の音。身近なものから映像に合わせた音を生み出していくフォーリーに、2人はともに打ち込んでいく。
優護と理穂を演じるのは、映像作品やモデルとして活動してきた新人の江口慶と具志川莉央。2人を見守り、導く大人たちを佐藤二朗と柄本明が演じる。監督と編集は、本作が商業映画デビューとなる空下慎。初監督作「桜が咲く頃、交わした約束は、」がマドリード国際映画祭で最優秀外国語短編映画賞を受け、続く「smile」もニース国際映画祭で最高賞を受けている。企画・制作は「月」「ぼくのお日さま」などのRIKIプロジェクトが担当し、空下監督の出身地である和歌山でオールロケを行った。
本ポスターは、「聞こえすぎる世界で、明日を見つけた」というコピーとともに、音を作り出す優護と理穂の姿を切り取ったもの。夕暮れを思わせる柔らかな光と、どこか懐かしさを感じさせる色合いが印象的なビジュアルになっている。
本予告は、和歌山の美しい景色と、そこに響くさまざまな音を切り取りながら、作品の世界観をゆったりとした映像と優しい音楽で映し出すという映像となっている。
江口慶、具志川莉央、佐藤二朗、空下慎監督のコメントも公開された。コメントは以下の通り。
【コメント】
■江口慶(清水優護 役)
空下監督は演技の自然さや解釈にすごく拘られていて、初の映画主演を務める自分がそこに応えられるか不安でしたが、理穂役の具志川さんやスタッフの皆さんのおかげで緊張感を保ちながらも楽しんで演じられました。美しい和歌山の風景と、その中で描かれる優護と理穂の心情が本作の見どころです。優護の持つ強さを通じて、もっと自由に、気楽に、「優しく生きることの喜び」をお届けできればと思います。
■具志川莉央(乙木理穂 役)
本読みの時から空下監督と意見を出し合いながら、一つひとつ丁寧に理穂やシーンを作りました。
紀美野町の緑に囲まれ、夏を沢山感じられる現場で理穂を通して心の支えの大切さや、「フォーリー」という音の表現の面白さを知り、とても貴重な経験をさせていただきました。
監督・スタッフの皆さん・そして江口さんをはじめとするキャストの皆さんやご協力いただいた紀美野町の皆さんにとても感謝しています。
理穂を通して、自分にとってかけがえのないものと向き合う時間の大切さを感じていただけたら嬉しいです。
■佐藤二朗(清水国治 役)
初めてご一緒する空下監督の指揮のもと、初めてご一緒する江口慶さん、具志川莉央さんの目映いほどの瑞々しさに圧倒されながら、なんとか作品の一部になるよう、奮闘いたしました。主演お2人の煌めきが、スクリーンで1人でも多くの方々の目に焼きつくことを願っています。
■空下慎(監督)
30歳になった時に、ふっと立ち止まり考えた。
「僕は『誰の』人生を生きているんだろう」
本当に自分が生きたかった道ではなくて「誰にどう思われるか」を気にして『他人の為の人生』を生きていないだろうか。
僕は自分の人生を生きることに決めて、映画を撮りました。
誰かがふっと立ち止まった時に、優しく背中を押せる映画でありますように。
【作品情報】
キミノオト
2026年12月25日(金)新宿武蔵野館ほか全国公開
配給:NAKACHIKA
©2026「キミノオト」製作委員会





