この度、2026年10月2日(金)より公開の水上恒司主演のディストピア 映画『本当にあった話(の話)』のポスタービジュアルと予告編が解禁となりました。

狂気と正気は紙一重。
“正義“という化けの皮を剥がれた瞬間の人間の姿とはー
戦慄と興奮の絶頂を、ご堪能ください。

物語は、世間を震撼させた〈配偶者入れ替え連続殺人事件〉から数十年経った今から始まる。事件を元にした禁断の 舞台が作られることになり、演技経験のない夛田(ただ/水上恒司)が主演を射止める。だが役柄に自分の経験を重ね、深くのめり込んでいった夛田は、やがて虚構と現実の境界を見失い、ついに演じる人物と一体化してしまう。彼の凄まじい執着、執念は、やがて相手役となった米良(めら/黒木華)、舞台の脚本家・垣内(かきうち/小池栄子)、舞台演出家の加藤(かとう/佐々木蔵之介)らを次々と掌握し、戦慄と興奮のクライマックスへと突入していく――。

主人公・夛田を演じるのは、ここ数年、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』や大河ドラマ『青天を衝け』を始め、主演ドラマや映画など話題作に次々と出演、Amazonオーディブルでの長編小説朗読など活躍の場を広げるなど、今、最も勢いのある俳優・水上恒司。本作では、全てを牛耳り、破壊していく夛田のカリスマ性と純粋な狂気を、驚異の憑依力と変幻自在の表情で“怪演”している。そして、黒木華、山下美月、小池栄子、佐々木蔵之介ら、人気実力ともに文句なしの豪華キャストが、新人監督の作品でありながらその独創的な脚本に魅了され、参集。動的な夛田に対して、それぞれがまっとうな意見を言う静的な役どころだが、心の内には“グロテスクな本音”を秘めているキャラクターたち。そんな彼らが夛田に翻弄され、しだいに“正義“という化けの皮を剥がされていくさまを、黒木、山下、小池、佐々木が嬉々として演じている。

“実際に起きた殺人事件”というフィクションを題材に、虚構が現実を、妄想が真実を飲み込んでいく、その戦慄と興奮を毒気混じりのユーモアで描き出した『本当にあった話(の話)』。そんな“世にも不気味な物語”を生み出したのは、武井佑吏監督。初長編作『赤色彗星倶楽部』で「PFFアワード2017」日活賞および 映画ファン賞、「第11回田辺・弁慶 映画祭」グランプリを獲得し、NHK『今夜の旅はドラマチック/プラハ編』で「第37回ATP賞テレビグランプリ」優秀新人賞を受賞。今回が商業デビュー作となる。

この度解禁されたポスタービジュアルに使われたのは、夛田を演じる水上の顔面崩壊レベルの強烈な笑顔がインパクトを残す1枚。禁断の 舞台の主演の座を射止めたのを機に、役と一体化してしまい、“本当のこと”を盲信して暴走する男の恐怖が滲み出る写真で、『シャイニング』のジャック・ニコルソンを彷彿させる。そんな夛田に対して、黒木演じる相手役の米良、小池演じる舞台の脚本家・垣内、佐々木演じる舞台演出家の加藤の姿も収められているが、夛田を恐れるわけでもない、受け入れるわけでもない、“無垢なる真顔”がどこか不穏でおかしみすら感じさせる。キャッチコピーには「化けの皮、剥がれちゃってますよ?」「たったひとりの “本当のこと”」という意味深な言葉が添えられ、何が正義なのか、何が本当なのかーーー観る側をも煙に巻き、それぞれの価値観をも揺さぶるかのような挑発的なビジュアルになりました。

本当にあった話(の話)合わせて解禁された予告編は、Maika Loubté(マイカ・ルブテ)によるエレクトロミュージック「鋼の馬」をバックに、演技経験のなかった会社員の夛田が、しだいに役に呑み込まれ、周囲の化けの皮を剥がしていく過程がスケッチされていき、米良から浴びせられる「やっぱ頭おかしいね?」の痛烈な一言、そして最後は、暗がりでパソコンの光に照らされた不気味な笑顔で締め括られる。一方、謎のダンスを踊る米良ら、夛田以外のキャラクターも全員“狂っている”予告編となりました。

物語
「化けの皮、剥がれちゃってますよ?」
1999年。厳格な家庭に縛られてきた近田貴子は、恋人との結婚を否定され、ある計画に踏み出す。それは、立派な経歴を持つ男と結婚し殺害、その人生を恋人に引き継がせ“夫婦”として生きる計画だった。しかし、貴子の歪んだ欲望は止まらず、殺人は繰り返されていくー。そんな世間を震撼させた〈配偶者入れ替え連続殺人事件〉から数十年。事件を元にした禁断の 舞台が作られることになり、夛田が主演を射止める。だがそこからがこの舞台の悪夢の始まりとなるーーーこの男は一体何をしでかすのか?

本当にあった話(の話)_ティザービジュアル水上恒司 黒木華 山下美月 大東駿介  山本浩司 / 小池栄子 / 佐々木蔵之介

原作 鴻池留衣『本当にあった話(の話)』(文藝春秋)  音楽 Maika Loubté

監督・脚本・編集 武井佑吏

製作 石井紹良 岸善幸 髙橋紀行 太田和宏  プロデュース 中村優子 企画・プロデューサー 杉田浩光
撮影・編集 渡邊雅紀  照明 志村昭裕 録音 豊田真一  美術・装飾 遠藤善人
製作委員会 murmur テレビマンユニオン KDDI 東京テアトル  制作プロダクション テレビマンユニオン  配給 東京テアトル/murmur
©️鴻池留衣/文藝春秋/2026「本当にあった話(の話)」製作委員会