『劇場版モノノ怪』とは、2000年代にテレビ放送されて以降、ファンから根強く愛され続けている『モノノ怪』。謎の男・薬売りが、人の情念や怨念が取り憑いたモノノ怪によって引き起こされる怪異を鎮めるため、諸国を巡る物語だ。
その完全新作劇場版・三部作が2024年に始動した。第1作『劇場版モノノ怪 唐傘』は驚異のロングラン上映を記録。続く2025年3月には続編となる『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』が公開。加速する物語と深まる人物描写、進化したグラフィックに対する絶賛は国内にとどまらず、カナダ・ファンタジア国際映画祭にて長編アニメーション部門の観客賞を2作連続で受賞する快挙を成し遂げた。 そして2026年5月――謎と思惑が渦巻く秘められた女の園・大奥を舞台にした壮大なサーガが、第三章にして完結を迎える。

第三章では、大奥内で永きにわたり隠されてきた“最大の秘密”に迫る。大奥誕生の陰にあった真実、そして時を超えて交錯する切なくも凄絶な情念――。その真実を薬売りが見据えた時、大奥を根底から揺るがすシリーズ最恐のモノノ怪が出現する。闘いの果てに待つのは、誰もが想像し得ない展開と壮絶極まりないラスト。いざ、最後の“救済の儀”が始まる――。

この度、『劇場版モノノ怪』の音響制作ドキュメンタリーが公開された。本映像では、アフレコ・ダビング現場での密着と長崎行男音響監督、中村健治総監督へのインタビューを通して、『劇場版モノノ怪』ならではの音作りの裏側を紐解いていく。

浮世絵を彷彿とさせるルックや、絢爛豪華な極彩色が特徴的な『劇場版モノノ怪』。その独特な世界観を形づくるうえで、“音響”も重要な役割を担ってきた。

映像内では、「アフレコの時から、セリフの内容やニュアンス、息遣いまで全部含めて、観客に伝わるように考えている」「タッチ音にもストーリーがあり、無意識のうちに脳の中で繋がっている」「360度で怪異音がそこはかとなく鳴る工夫をしている」など、音響面における緻密なこだわりについて語られる。

『劇場版モノノ怪』の世界にさらなる奥行きを与える“音”の魅力に迫る、見ごたえのあるドキュメンタリー映像。映像を見た後は、きっと劇場で直接、そのこだわりを確かめたくなるはずだ。

■公開情報
『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』
5月29日(金)全国公開
キャスト:神谷浩史(薬売り役)、種﨑敦美(幸子役)、入野自由(天子役)、津田健次郎(溝呂木北斗役)、榊󠄀原良子(水光院役)、黒沢ともよ(アサ役)、日笠陽子(時田フキ役)、戸松遥(大友ボタン役)、梶裕貴(時田三郎丸役)、福山潤(嵯峨平基役)、細見大輔(坂下役)、チョー(時田良路役)、堀川りょう(藤巻役)、ゆかな(天局役)、平野文(常磐井役)、本多真梨子(カワ役)、竹本英史(溝呂木朔役)、沢城みゆき(三代目御台所役)
総監督:中村健治
監督:越田知明
脚本:新八角
キャラクターデザイン:永田狐子
アニメーションキャラデザイン・総作画監督:高橋裕一
美術設定:上遠野洋一
美術監督:倉本章、斎藤陽子
美術監修:倉橋隆
色彩設計:辻󠄀田邦夫
ビジュアルディレクター:泉津井陽一
3D監督:白井賢一
編集:西山茂
音響監督:長崎行男
音楽:岩崎琢
プロデューサー:佐藤公章、成瀬晃一、加藤はるか、上松南菜子
企画プロデュース:山本幸治
主題歌:アイナ・ジ・エンド「No Epilogue」(avex trax)
製作・配給:ツインエンジン
制作:スタジオカフカ、EOTA
©ツインエンジン
公式サイト:https://www.mononoke-movie.com/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/anime_mononoke