『デッドマンズ・ワイヤー』新場面写真解禁
ガス・ヴァン・サント監督が実話を映画化したクライムスリラー『デッドマンズ・ワイヤー』の新場面写真5点が解禁されました。
不動産ローン会社に財産を騙し取られたとして、同社に押し入り役員を人質にとったトニー(ビル・スカルスガルド)は、自分の首と人質の首をショットガンとワイヤーで固定、ヘタに動けば自動発砲される“デッドマンズ・ワイヤー”という装置を使って警察すら近づけない状況で籠城。男は謝罪や補償を求め、現場からのメディア出演など異常な行動に出始めると、世間は犯人に同情を抱くようになっていく。警察が突入に備える中、ついに犯人と社長が電話で話すことになるが──。
到着した場面写真は、トニーの犯行がメディアを通して随時報道される様子を捉えたもの。現場から中継を行うレポーター、トニーがファンだからという理由で無理矢理巻き込まれ電話出演の音声を流す羽目になるラジオDJ、警察関係者を従え全米から集まったTVカメラの前で人質に“デッドマンズ・ワイヤー”を突きつけたままで記者会見を行うトニーの様子など、いずれも“劇場型犯罪”の様子が伝わるカットになっています。
1977年に米インディアナポリスで実際に起きた事件は、犯人トニー・キリシスが不動産ローン会社が働いた悪事と自らの正当性を全米に訴えるために自分が犯人であることを晒して犯行に及ぶという、他とは一線を画す劇場型犯罪。メディア流れたトニーの訴えを全部真に受けて、トニーを「庶民の代表」「ヒーロー」と呼ぶものも多く現れたり、現場にいたずら電話をかけてきて「さっさと殺しちゃえよ」と茶化す者もあらわれたりするのも注目すべき点。今から49年も前に起きた事件ながら、SNSによって一瞬で広まるデマやフェイクニュースを鵜呑みにしたり遊び半分で絡んだりといった現代人のリアクションと非常によく似た様子が映画の中でも描かれており、ガス・ヴァン・サント監督の皮肉ともとれる演出が光ります。


『デッドマンズ・ワイヤー』(原題:Dead Man’s Wire)
監督:ガス・ヴァン・サント
脚本:オースティン・コロドニー
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ビル・スカルスガルド、デイカー・モンゴメリー、ケイリー・エルウィス、マイハラ、コールマン・ドミンゴ、アル・パチーノ
2026年/アメリカ映画/カラー/ビスタ/105分
日本公開:2026年7月17日(金)公開
配給:KADOKAWA
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