ジャパンプレミア
日程:3月5日(木)
場所:品川プリンスホテル内ステラボール
登壇:ティモシー・シャラメ、ジョシュ・サフディ、川口功人(トヨタ自動車)、窪塚洋介

作品のクライマックスとなる卓球シーンは、東京・上野でも撮影された。主演のティモシー・シャラメにとって今回の来日は、撮影以来約1年ぶりで、通算3度目となる。イベントでは日本のファンから歓迎を受けた。

シャラメは、作品にとって日本での撮影が重要であったことを挙げ、「日本でも多くの方に楽しんでもらえたらうれしい」と語った。また、日本を「世界で最も食文化が豊かな国」と評価し、特に思い入れのある場所であると述べた。滞在中の印象については、「美味しい食事を楽しみ、ショッピングも満喫した。ラーメンや寿司はもちろん、日本で人生最高のイタリアンも味わえた」と述べ、食体験の話が中心となったことには苦笑いを見せた。その後、映画については「とても素晴らしい作品です。ぜひ楽しんでください」と日本の観客に呼びかけた。

主人公マーティのライバルであるエンドウ役は、東京2025デフリンピック卓球日本代表の川口拓也が務めた。ベニー・サフディ監督が動画サイトで川口のプレーを見たことをきっかけに出演をオファーしたとされ、本作が川口にとって初めての演技となる。

舞台あいさつ後半に登壇した窪塚洋介は、シャラメに熊手をプレゼントするなど日本流のもてなしを見せ、「まずはコングラッチュレーション」とあいさつした。また、映画『ピンポン』で主人公を演じた経験にも触れ、「日本には美しい大和撫子たちがたくさんいらっしゃるのに、なんで僕?と思われてますよね」と語り、会場の笑いを誘った。

さらに、窪塚は、ティモシー・シャラメとの共通点として「最年少主演男優賞を受賞したこと」を挙げ、「昔取った窪塚(杵柄)が出ちゃってますけど」とコメントした。この軽妙なやり取りに、会場からは笑いが起こった。

窪塚はシャラメについて、「さわやかで独自のオーラを持つ魅力的な俳優です。しかし作品内では無責任で破天荒な役柄を演じています。それでも彼が演じると不思議と格好良く見える」と述べ、本作を非常に面白い作品として高く評価した。

また、川口についても「多くの俳優さんが羨ましがる役。世界が持っていた当時の日本のイメージを体現する侍のようなプレーヤーだった」と称賛した。

さらに、窪塚は、シャラメに対して、これまでとは異なる雰囲気をまとっていた点について、どのような意識で演じたのかを質問した。これに対しシャラメは、「演技に対する強い情熱を今回は卓球に注ぎ、沈黙の場面でも同じ熱量を保つことを意識した」と答えた。

最後に、日本のファンに向けてメッセージを求められたシャラメは、「足を運んでくださった皆さんに感謝します。この作品を日本の皆さんに届けられてうれしいです」と述べた。さらに、「この作品の表現する内容は日本の観客にも共感してもらえるもので、精魂込めて作った作品なので、とても誇りに思っています。ぜひ楽しんでください」と語り、締めくくった。

© 2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.監督・脚本:ジョシュ・サフディ
出演:ティモシー・シャラメ(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』)、グウィネス・パルトロウ(『アベンジャーズ』シリーズ)、オデッサ・アザイオン(『ヘルレイザー』)、ケビン・オレアリ―、タイラー・オコンマ(タイラー・ザ・クリエイター ラッパー)
配給:ハピネットファントム・スタジオ
2025年/アメリカ/英語/149分