2025年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、その独創的な表現世界が称賛を浴びた、A24初の本格ファンタジー『OCHI!-オチ-』(4月3日公開)。このたび、本作よりオチの生態に迫る“ネイチャードキュメンタリー風”特別映像が解禁され、アイディアの根源を明かす監督コメントも到着した。

【写真を見る】ふしぎな生き物、オチの生態が明らかになるネイチャードキュメンタリー風特別映像が解禁に

霧に包まれた村の奥深い森に住む、大きな瞳と耳を持つ生き物“オチ”は、何世代にもわたり、その存在を恐れられてきた。オチ狩りをする父に戸惑い心を閉ざす少女ユーリ(ヘレナ・ツェンゲル)は、ある日怪我をした小さなオチを見つけ、密かに家に連れ帰り傷の手当てをする。オチの“本当の姿”を知ったユーリは、幼いオチを家族の元へ返すべく、家を出て冒険の旅に出ていく。

今回解禁となったのは、オチの生態が明らかになるネイチャードキュメンタリー風特別映像。ベイビーオチや成長したオチの姿、そして彼らの住処などが映しだされ、ナレーションでその生態について解説される。何世代にもわたり人間はオチの存在を恐れてきたが、それは恐怖心から想像した姿であり、実際にはとても温厚であること、そして彼らの言語は音楽に近く、彼らが歌う時は魔法が生まれるとも説明されていく。本格的なネイチャードキュメンタリーのようなテイストが、まるでオチが現実に実在すると錯覚させてしまう、遊び心あふれる解説動画となっている。

心から自然を愛し、これまで手がけてきた仕事の多くで、人間と自然や生き物との共存をテーマにしてきたアイザイア・サクソン監督は、オチのアイディアについて「私はカリフォルニアのサンタクルーズ郡周辺の山で育ち、サスカッチを本当に信じている人たちとともに過ごしてきました。小さな頃から、別の世界からやってきたような未知の生物の存在を感じていたのです。現代の子どもたちに『オチは実在する生き物なのか?』と感じてもらいたくて、現実味のあるファンタジーアドベンチャーを作りました」と明かす。オチのデザインについては「私の好きなキンシコウ(※中国に生息する霊長類)をモデルにしました。そこにキツネザルやメガネザルの特徴も加え、ベイビーオチはユーリが感情移入できるよう改良を重ね、最終的に目と耳が大きくなりました」と解説する。音楽のような鳴き声については、イルカやクジラ、鳥類の特徴が反映されているといい、「“まだナショナル・ジオグラフィックに発見されていないだけ”と思えるようなリアルな存在にしたかったんです。作品全体がファンタジーの印象をまといながらも、現実と矛盾しない物語にすることに重点を置いてすべてをデザインしていきました。映画のなかの出来事が信じられたとき、そこに魔法が生まれます。自然界そのものがすでに神秘なのです」とこだわりを語った。

現在、本作のA3サイズ海外版ポスター付きムビチケ前売券(オンライン)が数量限定で販売中
現在、本作のA3サイズ海外版ポスター付きムビチケ前売券(オンライン)が数量限定で販売中 / [c]2024 KURKAMART LLC AND IPR.VC FUND II KY. ALL RIGHTS RESERVED.

現在、A24作品のポスターとムビチケ前売券が1つになった「A24 Studio Poster Collection」の第9弾として、本作のA3サイズ海外版ポスター付きムビチケ前売券(オンライン)が数量限定で販売中。オチと人々が肖像画のようにデザインされたポスターは、インテリアにも使えるコレクション性の高いアイテムとなっている。

神秘と現実の境界に息づく、“未知の隣人”として命を吹き込まれたオチと人間のユーリが旅のなかで体験する魔法のような出来事とは?愛らしく心温まる結末をぜひ劇場で見届けてほしい。