映画『90メートル』舞台挨拶付き完成披露上映会
日時:2月23日(月・祝)
場所:新宿バルト9
登壇:山時聡真、菅野美穂、西野七瀬、南 琴奈、田中偉登、中川 駿(監督)
2月23日(月・祝)、舞台挨拶付き完成披露上映会が開催! W主演の山時聡真(さんときそうま)&菅野美穂をはじめ、西野七瀬、南 琴奈、田中偉登(たなかたけと)ら豪華俳優陣と、脚本も担当した中川駿監督が登壇した。
オーディションを経て主演に決定した山時は、今回の審査方法が従来とは異なっていたことを明かし、「本来のオーディションは芝居をして、それを監督が見てくださる形式ですが、今回は実の母に電話をするという内容でした」と説明した。
さらに、「事前に母に了承を得たうえで、約10分間スピーカーで通話している様子を審査されるという、これまでにない形式でした」と振り返り、「母と一緒に勝ち取るオーディションだと感じました」と語った。また、合格が決まった際には、母親から冗談交じりに「私のおかげだから」と言われたことも明かした。
山時は、オーディション中に母親へ「今、仕事が前よりは順調にいっているけれど、どう思っている?」と質問したことを明かし、母親からは「うれしいけれど、少し寂しい」との返答があったと説明した。また、「やはり少し恥ずかしさはあったが、緊張はなかった」と当時を振り返った。
舞台あいさつに同席した中川駿監督は、「山時くんの芝居が達者なことは過去作で十分に分かっていた」と述べたうえで、「今回は演技力を見るためのオーディションではなく、山時くんとお母さんの関係性や、それが主人公と合っているかどうかを確認するための審査だった」と説明した。
W主演で藤村美咲役を演じる菅野は、「本日は祝日にもかかわらずご来場いただきありがとうございます」と観客へ感謝を述べるとともに、「約1年前に撮影した『90メートル』を皆さんに観ていただけることをとてもうれしく思っています」と喜びを語った。また、「限られた時間ではありますが、撮影時の話などをお伝えできれば」とあいさつした。
出演のきっかけについては、「準備稿を読んで素晴らしい作品だと感じた」と振り返り、「打ち合わせで中川監督らとお会いし、その人柄に惹かれたことも大きかった」と説明。「ぜひご一緒したいと思い、出演をお引き受けしました」と明かした。
西野は、台本を読んだ感想について「登場人物が皆優しく、利己的な行動をする人物が一人もおらず、互いに思いやりを持って助け合う世界が描かれている点に感銘を受けました」と語り、「自分もその一員として役を演じられることが嬉しかったです」と述べた。自身の役については、「ケアマネジャーの業務を理解するため資料や情報を活用し、実際の現場にも足を運び、状況を都度確認しながら演技に臨みました」と説明し、「演じる中で、利用者との距離感を意識することが非常に重要だと感じました」と加えた。
撮影を振り返り、南は「とても楽しく撮影できた」と述べた。また、佑との2人のシーンが多かったことに触れ、監督から「杏花は佑にとっても視聴者にとっても安心できる心の拠り所のような存在であってほしい」との意向が示されていたため、それを意識して演じたと明かした。
さらに南は、中川監督の演出についても言及した。撮影中、「この部分をよりかわいく演じてほしい」「あざとさを意識してみてほしい」といった指示が多かったといい、自身としてはすでに意識して演じていたつもりだったと振り返った。これに対し中川監督は「とてもかわいかった」と応じ、自身の演出について照れた様子を見せた。
田中は、主人公のバスケ部の元チームメートを演じた。撮影について「当初は自分だけが途中までバスケ映画だと思っていた」と振り返り、撮影に入るまでの約4カ月間、ほぼ毎日ボールに触れながら練習を重ねたと述べた。他の出演者はバスケの経験者が選ばれていたが、田中だけは圧倒的に技術が及ばず、「試合中も体育館の端で監督からドリブルの基礎を教わりながら練習していました」と説明した。
イベント後半に作品のキャッチコピー『私は願う、あなたの未来を』にちなんで、『大切な人に対して願っていること』を発表することに。菅野は“おめでとう”と書いたフリップを掲げ、その理由を「本日、母の誕生日でして。一昨日ぐらいに、今日の試写会に来てもらったら、とてもいい誕生日の記念になるんじゃないかなって気付きまして、マネージャーさんに聞いたら日にちも近かったので、ちょっと難しいかもしれませんねということだったので、改めて激安銀座ランチとかに招待しようかなと思っております。今日はお母さんの代わりに(W主演・藤村佑役の)山時君に熱くぶつけます」と即興でお祝いコメントを伝えた。
西野は、「楽しく過ごしていてください」とフリップで回答。家族やお世話になっているスタッフさんへの思いを書いたといい「身の回りの方には楽しく笑って生きていてほしいな」と願いを語った。
南は実家で飼う二匹の犬に向けて「仲良くなってほしい」、
田中は友人たちに向けて「1人じゃない」と、それぞれの願いを明かした。

最後の挨拶で菅野は「思春期の葛藤と悩みを抱える息子は、どのような決断をするのか。私は難病を抱えながらも息子を思う母親を演じましたけれども、きっと色々な世代の方に普遍的な親子の絆は何かを観ていただけるんじゃないかなと思います」と呼びかけた。

山時聡真 菅野美穂
南琴奈 田中偉登 / 西野七瀬
荻野みかん 朝井大智 藤本沙紀 オラキオ 金澤美穂 市原茉莉 少路勇介
監督・脚本 : 中川駿
プロデューサー:辻本珠子 藤本款 宇田川寧 田口雄介 共同プロデューサー:岡ひとみ アソシエイトプロデューサー:越當陽子
ラインプロデューサー:三橋祐也 音楽プロデューサー:杉田寿宏 音楽:Moshimoss
撮影監督:趙聖來 照明:藤井聡史 美術:松本良二 装飾:八木圭 録音:鈴木健太郎 編集:相良直一郎 音響効果:浦川みさき
衣裳:阿部公美 ヘアメイク:藤原玲子 キャスティング:東平七奈 助監督:安達耕平 制作担当:矢口篤史
製作:映画「90メートル」製作委員会
製作プロダクション : ダブ
配給:クロックワークス
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
©2026映画『90メートル』製作委員会
公式HP:https://movie90m.com
公式X:@movie90m
3月27日(金)より全国公開





















