本作はオリジナル脚本で描かれる⻑編映画で、脚本・監督を⼿がけるのは⻑久允。⻑久監督は2017年に公開された短編映画『そうして私たちはプールに⾦⿂を、』が第33回サンダンス映画祭ショートフィルム部⾨のグランプリを⽇本映画として初受賞。続いて、2019年に公開した⻑編映画デビュー作『WE ARE LITTLE ZOMBIES』も第35回サンダンス映画祭で⽇本映画として初めて審査員特別賞のオリジナリティ賞に輝くなど、その作家性が世界からも絶賛されている。

⻑久監督が映画化するために5年間温めていた企画であり、様々な⽅に取材を重ねながら物語を作り上げた。⻑久監督は「新宿歌舞伎町のニュースを⾒て、現場を取材し、彼⼥/彼らの物語を書くべきだと思ったことがきっかけです。」と制作動機を明かしている。また、リアルさを追求すべく、映画の舞台である新宿・歌舞伎町でのロケも実際に敢⾏しており、街のありのまま姿を物語に落としこんだ。⻑久監督は「シリアスな物語ではあります。でもあの広場のように騒がしく、キラキラとした映画にもなっています。森さんをはじめ俳優陣の演技、カメラ・照明・美術・⾐装・ヘアメイク・⾳楽・サウンド・編集の全てが素晴らしく絡み合っています。どうか映画館で⾒ていただけたら嬉しいです。」と観客へ向けてメッセージを寄せている。

本作の主演には映画『国宝』、『フロントライン』に出演し、その存在感と演技⼒の⾼さに国内外からの評価が集まっている俳優・森七菜。森が演じるのは両親に厳しく育てられ、また⾃⾝の感情を表現することが苦⼿な主⼈公・⼩林樹⾥恵(通称・じゅじゅ)。家族との関係に耐え切れず、家を⾶び出した彼⼥が、SNS を頼りに辿り着いた先は新宿・歌舞伎町。初めて知る新たな世界で、様々な⼈との出会いを経て、⾃分の意思を持つことができるようになった彼⼥にとって唯⼀の安⼼できる居場所となったはずだったが…。

この度、アメリカ・パークシティーで開催されている第42回サンダンス映画祭で、現地時間1⽉25⽇(⽇本時間1⽉26⽇)に本作のワールドプレミア上映が⾏われ、、主演の森七菜と⻑久監督が登壇した。

過去3度に渡ってサンダンス映画祭で受賞に輝いてきた⻑久監督の最新作ということもあり、歴史あるサンダンス映画祭の中でもその注⽬度は随⼀。多くの映画ファンが集まりチケットは完売!満席の場内は期待と興奮の空気に。そんな中、主演の森七菜と⻑久監督が会場に登場!本編上映直後の場内は⼤きな拍⼿と歓声が響き渡り、熱烈な歓迎ムードで2⼈は迎えられた。

ワールドプレミア開催の前には、「緊張とワクワクが⼊り混じっていて…海外で⾃分の出演作品を観るのは初めてなので、⼈⽣の中で⼤切な思い出になっていくんだろうなと楽しみです。熱気のある場所に来られてすごくワクワクします。」と現地の雰囲気を楽しみながらも、世界初上映に向けての⼼境を明かしていた森。鑑賞直後の熱気溢れる会場に姿を⾒せると、緊張した様⼦を⾒せながらも、⾒事な英語で「Thank you for watching our film, and Iʼm looking forward to hearing your thoughts.Thank you!(映画を観てくれてありがとうございます。感想を聞くのを楽しみにしてます!)」と挨拶。⻑久監督は「本当にこの映画はすごくつくるのが難しくて・・・だから、こうしてこの映画をみなさんに⾒て頂けて、とても嬉しいです。」と4度⽬のサンダンス映画祭参加への喜びとともに、本作制作における想いを吐露。続けて、「新宿にいるストリートキッズたちから話しを聞き、彼らのバックグランドや過酷なシチュエーションをたくさん知りました。彼らは、本当に痛みを抱えていたし、優しさを抱えていたし、強く⽣きたいと思っていた。だから僕はこの映画をつくらないといけないと思ったんです。」と、映画化するために5年間の歳⽉をかけ、⼊念なリサーチを⾏った上で映画を作り上げた秘話を明かし、世界中から集まった映画ファン、そして世界各国の批評家や評論家へ、本作に込めた想いを強く語りかけていた。

映画『炎上』ティザーポスター映画『炎上』ティザーポスター

映画『炎上』は、2026年春公開。