映画『木挽町のあだ討ち』渡辺謙が動かす、江戸歌舞伎の舞台裏へー芝居小屋〈森田座〉新カット解禁
柄本佑が主演する映画『木挽町のあだ討ち』より、渡辺謙、瀬戸康史、滝藤賢一らが演じる、芝居小屋に生きる個性豊かなキャラクターを捉えた場面写真が解禁された。
永井紗耶子の同名時代小説を映画化する本作は、芝居小屋を舞台に、あだ討ちの裏に隠された真実を描く江戸ミステリー。
主演の柄本佑は、あだ討ち事件の真相を追う田舎侍・加瀬総一郎を演じる。共演として、渡辺謙が芝居小屋「森田座」で謀略を巡らせる立作者・篠田金治を演じる。あだ討ちを遂げた若者・菊之助には長尾謙杜、主人を殺した男・作兵衛には北村一輝。そして、瀬戸康史、滝藤賢一、山口馬木也、愛希れいか、イモトアヤコ、野村周平、高橋和也、正名僕蔵、石橋蓮司、沢口靖子らのキャストが集結した。監督・脚本は、時代劇の名手・源孝志が務める。
今回解禁されたのは、芝居小屋・森田座でそれぞれの役割を担う人々を捉えた場面写真。篠田金治(渡辺謙)、木戸芸者の一八(瀬戸康史)、立師・相良与三郎(滝藤賢一)、元女形の衣裳方・芳澤ほたる(高橋和也)、小道具方・久蔵(正名僕蔵)らの姿が切り取られている。
森田座では、それぞれの職人が分業で芝居を支えており、その中心にいるのが、座付作者の首席として芝居の筋立てや台詞を書き上げる篠田金治(渡辺謙)だ。芝居小屋にかかる演目の方向性を定める、いわば脚本家の立場として、舞台全体の骨格を担っている。

木戸芸者の一八(瀬戸康史)は、芝居小屋の入口に立ち、名調子の口上で客を呼び込む役割を担う。芝居小屋の賑わいを生み出している。

立師の相良与三郎(滝藤賢一)は、斬り合いや捕り物といった芝居の見せ場を形づくる職人。かつては道場の師範代を務めたほどの腕前を持っており、舞台の脇では大部屋役者たちに刀の振り方や所作を指導している。

衣裳方の芳澤ほたる(高橋和也)は、孤児として路頭に迷っていたところを初代に拾われ、二代目を継いだ元女形。森田座の奥の部屋で針仕事に励み、演者たちの衣裳を担当。面倒見のよい人柄で、初代の形見である赤い振袖を大切に守り続けている。

小道具方の久蔵(正名僕蔵)は、無口ながらも腕利きの細工職人として知られ、金治に名人と称される存在。歌舞伎の小道具にとどまらず、浄瑠璃人形まで手がける確かな技を持ち、精巧な作り物で芝居の世界を陰から支えている。

江戸歌舞伎も大きな見どころの一つである本作。場面写真には、「仮名手本忠臣蔵」や「京鹿子娘道成寺」といった歌舞伎を代表する演目の場面も収めており、森田座で上演されていた演目の一端を垣間見ることができる。歌舞伎指導や長唄・囃子監修といった歌舞伎のプロが集結し、江戸時代の歌舞伎をリアルに再現している点にも注目だ。

物語では、そんな芝居小屋に、仇討ちの当事者である菊之助(長尾謙杜)が姿を現したことで、森田座の静かな日常が大きく揺らぎ始める。彼との出会いをきっかけに、やがて物語は思いもよらぬ方向へと動き出していき…。江戸・木挽町を舞台に、人々の役回りと想いが交錯し、ひとつの真実へと近づいていく極上のエンターテインメント・ミステリーに期待したい。

物語
ある雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで美しい若衆・菊之助による仇討ちが見事に成し遂げられた。その事件は多くの人々の目撃により美談として語られることとなる。1年半後、菊之助の縁者と名乗る侍・総一郎が「仇討ちの顛末を知りたい」と芝居小屋を訪れるが…。菊之助に関わった人々から事件の経緯を聞く中で徐々に明らかになっていく事実。果たして仇討ちの裏に隠されたその「秘密」とは。そこには、想像を超える展開が待ち受けていた――。
原作:永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』(新潮文庫刊)
監督・脚本:源孝志
出演:柄本佑 渡辺謙
長尾謙杜 北村一輝 瀬戸康史 滝藤賢一
山口馬木也 愛希れいか イモトアヤコ 野村周平
高橋和也 正名僕蔵 石橋蓮司 沢口靖子
公開表記:2026年2月27日(金)全国公開
企画協力:新潮社
配給:東映
Ⓒ2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 Ⓒ2023 永井紗耶子/新潮社
映画公式ホームページ:https://kobikicho-movie.jp
映画公式X:@kobikicho_movie
映画公式Instagram:@kobikicho_movie/
映画『木挽町のあだ討ち』は、2026年2月27日より全国公開。





