ハンバート ハンバートの佐藤良成と佐野遊穂が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第76回NHK紅白歌合戦』のリハーサルに参加し、取材に応じた。

2人は、『ばけばけ』の主題歌『笑ったり転んだり』を披露する予定であり。

初出場となる紅白歌合戦について、佐野は「最初で最後になると思うので、できるだけ緊張せずに臨みたい」と話し、佐藤も「意気込まずに出演することが、私たちらしい姿勢だと思う」と穏やかに語った。

リハーサルについては、佐野が「会場自体には慣れているものの、普段とは雰囲気が違い、少し緊張した」と振り返る一方、佐藤は「特に緊張はしていない」と答え、和やかなやり取りで場を和ませた。こうした自然体のやり取りについて「夫婦漫才のようだ」と声を掛けられると、佐野は「いつもこんな感じです」と笑顔を見せた。

島根・松江を舞台とした『ばけばけ』に関連し、佐野は「紅白出場は想像していなかったが、今年は島根県を何度も訪れた」と振り返った。コンサートや特別番組での訪問が続いたことを明かすと、佐藤が訪問回数を補足するなど、息の合ったやり取りを見せ、佐野も「定期券が欲しくなるほど通った」と冗談交じりに語った。

また、「今年を表す漢字一文字」を問われた佐野は、朝ドラにちなみ「朝」と回答。これを受けて佐藤が軽く言葉を添える場面もあり、取材の最後まで終始和やかな雰囲気で応じていた。