『第76回NHK紅白歌合戦』リハーサル2日目AKB48
『第76回NHK紅白歌合戦』のリハーサル2日目が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、AKB48が取材に応じた。今回で13回目の紅白出場となるAKB48は、6年ぶりの出演となり、「20周年スーパーヒットメドレー」を披露する。
リハーサルには、前田敦子、大島優子、高橋みなみといったOGメンバーのほか、佐藤綺星、八木愛月、伊藤百花、向井地美音、小栗有以、倉野尾成美ら現役メンバーを含む9人が参加した。
現総監督の倉野尾成美は、6年ぶりの紅白出場について、「現役メンバーと卒業生が一緒にステージに立つことで、これまで20年間受け継がれてきた思いや、今後のAKB48の姿を伝えられる場にしたい」とコメントし、年末の恒例番組を盛り上げたいと語った。
また、OGメンバーが参加した日本武道館公演について質問されると、倉野尾は、4日間で6公演を行ったことに触れ、「卒業生から多くの刺激を受け、現役メンバーとして学ぶことが多い時間だった」と振り返った。先輩メンバーの姿を見て頼もしさを感じる一方で、これまでの活動では意識していなかった新たな感情が生まれたことも明かし、「非常に有意義な経験になった」と語った。
さらに、グループとして6年ぶりとなる紅白歌合戦への出演については、「8人の卒業生が参加する中で、それぞれの存在感を感じつつも、現役メンバーとしての力をしっかり発揮できるステージにしたい」とコメントし、本番に向けて意欲を示した。
これを受けて、初代総監督の高橋みなみは、日本武道館公演について「現役メンバーがこれまで20年間活動をつないできたからこそ実現した舞台」とした上で、卒業生として参加できたことを「光栄に感じている」と語った。また、言葉を交わすよりも同じステージに立つことで思いが共有できたと振り返り、現在のAKB48が今後さらに活躍していくことへの期待を示した。あわせて、年末の紅白歌合戦に出演できることについて、「非常にうれしく思っている」と喜びを述べた。
さらに高橋は、今回の紅白歌合戦が卒業生にとって節目となる可能性にも触れ、「大切なステージとして臨みたい」とコメント。一方で、現役メンバーにとっては今後につながる場になるとし、「その橋渡しができるよう、卒業生としても力を尽くしたい」とエールを送った。









