『第75回NHK紅白歌合戦』リハーサル1日目(28日、東京・渋谷 NHKホール)に、岩崎宏美が報道陣の取材に応じた。

岩崎宏美は、37年ぶり15回目の出場となり、「聖母たちのララバイ」を披露する。「37年ぶりということで本番の実感はまだないが、しっかりと歌い納めたい」と意気込みを語った。

前回出場時については、帝国劇場や日本レコード大賞の会場を行き来し、白バイに先導されながら紅白のステージに向かった思い出を振り返り、「当時と比べると、今回は当日に稽古がなく、比較的落ち着いて過ごせそう」と当日の流れの違いにも触れた。

また、かつては応援合戦やラインダンスが恒例だったことにも言及し、「毎年アンケートには“ラインダンスをやめてほしい”と書いていた」と笑顔で回想。現在は合同練習もなく、歌唱に集中できる環境の変化を実感している様子だった。

今年で歌手生活50周年を迎える岩崎は、「仕事に恵まれ、売り上げに左右されすぎることなく活動を続けてこられた。仕事が減って困ったのはコロナ禍の時期だけで、振り返ると恵まれた50年だった」と、感謝の気持ちを込めて語った。