『第76回NHK紅白歌合戦』リハーサル1日目TUBE
『第76回NHK紅白歌合戦』のリハーサル1日目が28日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、今回で3度目の出場となるTUBEが取材に応じた。
ボーカルの前田亘輝は、代表曲の一節を口ずさせながら和やかな雰囲気で応じ、「冬の開催という点で意外に感じた部分もあった」と率直な心境を明かしつつ、本番に向けて意欲を示した。
また、ベースの角野秀行は、衣装について触れ、「長袖姿でステージに立つことは珍しい」と笑顔を見せた。
ステージでは「紅白 夏の王様メドレー」と題し、「シーズン・イン・ザ・サン」「恋してムーチョ」「あー夏休み」の3曲を披露する予定。前田は、季節にとらわれず、真夏の雰囲気を届ける演出になることを説明している。

1993年の初出場時には「夏を待ちきれなくて」をTシャツとジーンズ姿で披露していたが、前田は当時を振り返り、「アッコ(和田アキ子)さんに『紅白ってそんなもんじゃないよ』と言われた」と笑いながら話した。今年の衣装については「真夏らしい派手な衣装で、祭りのような雰囲気で臨みます」と意気込みを示した。

また、40周年を振り返って角野は「実質20年です。夏だけの活動なので」とユーモアを交えて語り、会場を和ませた。ギターの春畑道哉(59)は「最初は一年中活動したかったが、夏だけに絞ることでやりやすくなった」と話し、前田も「この機会をきっかけに、また冬の活動を再開するかもしれない」とコメントし、明るい雰囲気を作った。





