第169回直木賞&第36回山本周五郎賞をW受賞した永井紗耶子の傑作時代小説を映画化した『木挽町のあだ討ち』は、2026年2月27日公開となります。主演は、『きみの鳥はうたえる』(18)などで数々の映画賞を受賞した柄本佑。仇討ち事件の真相を追う田舎侍・加瀬総一郎を演じます。共演には渡辺謙。芝居小屋「森田座」で謀略を巡らせる立作者・篠田金治を重厚に演じます。仇討ちを遂げた若者・菊之助には長尾謙杜、主人を殺した男・作兵衛には北村一輝。そして、瀬戸康史、滝藤賢一、山口馬木也、愛希れいか、イモトアヤコ、野村周平、高橋和也、正名僕蔵、石橋蓮司、沢口靖子ら豪華キャストが集結。監督・脚本は、時代劇の名手・源孝志が務め、日本映画界が誇る実力派キャストとスタッフが集い、“あだ討ち”をめぐる極上の江戸ミステリーを描き出します。

今回解禁となる本予告映像は、美しき若衆・菊之助(長尾謙杜)による衝撃的な仇討ちの場面から幕を開け、“虫も殺せぬほど優しかった男”がなぜ刀を振るったのか、その真相を追う田舎侍・加瀬総一郎(柄本佑)の視点で物語が展開していきます。
200人もの目撃者によって美談として語り継がれてきた仇討ち事件。
しかし、芝居小屋〈森田座〉の人々の証言を辿るうちに、少しずつ浮かび上がってくる“違和感”と、その夜に秘められていた人々の想い——。
観る者の視点を巧みに揺さぶる、心震わす江戸ミステリーエンターテインメントの幕開けを予感させる映像となっています。

あわせて解禁となる本ビジュアルは、雪の降る夜に起こった、菊之助と作兵衛の仇討ちのシーンが印象的に描かれ、「江戸に咲いた大輪の華、そのカラクリを解き明かしましょう。」というコピーが、語り継がれてきた仇討ちの真実へと観客を誘う一枚となっています。

 

物語
ある雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで美しい若衆・菊之助による仇討ちが見事に成し遂げられた。その事件は多くの人々の目撃により美談として語られることとなる。1年半後、菊之助の縁者と名乗る侍・総一郎が「仇討ちの顛末を知りたい」と芝居小屋を訪れるが…。菊之助に関わった人々から事件の経緯を聞く中で徐々に明らかになっていく事実。果たして仇討ちの裏に隠されたその「秘密」とは。そこには、想像を超える展開が待ち受けていた――。
『木挽町のあだ討ち』原作:永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』(新潮文庫刊)
監督・脚本:源孝志
出演:柄本佑 渡辺謙
長尾謙杜 北村一輝 瀬戸康史 滝藤賢一
山口馬木也 愛希れいか イモトアヤコ 野村周平
高橋和也 正名僕蔵 石橋蓮司 沢口靖子
公開表記:2026年2月27日(金)全国公開
企画協力:新潮社
配給:東映
Ⓒ2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 Ⓒ2023 永井紗耶子/新潮社

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