「第50回報知映画賞」主演女優賞を北川景子が受賞
映画『ナイトフラワー』に出演した俳優の北川景子が『第50回報知映画賞』で主演女優賞を受賞し、15日に都内で行われた表彰式に登壇した。
椎名桔平から花束を贈られ、「北川さんの俳優としての覚悟をずっと見てきました」と称賛の言葉を受けて、北川は嬉しそうに微笑みました。
北川は、椎名を見ながら「新人の頃から私のことを見守ってくださっている先輩から、このような場所で花束をいただけるなんて、夢のようです」と感謝の気持ちを述べました。
続けて、「一緒に命を燃やして演じてきた森田望智さんと一緒に賞をいただけたことを非常に嬉しく思っています」と語り、目を輝かせました。役柄についても触れ、「今回、非常に貧しいシングルマザーで、2人の子どもを育てる役を演じました。困難な状況にあっても希望を捨てず、正しい選択だけではなく、命を削って家族や子どもを守り抜くという姿勢から、私自身も母親として、また一人の人間として大きな励みをいただいたと感じています」と話しました。撮影中は、自身も母親として2人の子どもを育てる立場であり、食事量を制限し、ノーメイクで極限の自分をカメラの前にさらけ出した日々を振り返りました。
さらに、俳優という仕事について「役を通じて成長できることが素晴らしいと感じており、22年間続けてこられたのはそのためです。また、映画というのは、作品を通じてお客様に夢や希望を与えられる素晴らしい仕事だと改めて感じています」としみじみ語り、「今日は映画に携わる皆様とこうして過ごすことができて、本当に嬉しく思います。これからも日本映画のために、自分の持ちうる能力を活かし、役立てられる役者であり続けたいと思っています。これからも精進していきます」と、美しい笑顔で決意を新たにしました。
デビューから22年。特撮ドラマや雑誌モデルを経て、映画女優としての道を歩み続け、オーディションを重ねる中で努力を続けてきた北川さんが、報知映画賞の舞台で輝く映画女優としてその存在感を発揮しました。
■受賞一覧
作品賞・邦画部門:『国宝』
作品賞・海外部門:『エミリア・ペレス』
アニメ作品賞 :『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』
主演男優賞:吉沢亮(『国宝』の演技に対して)
主演女優賞:北川景子(『ナイトフラワー』の演技に対して)
助演男優賞: 佐藤二朗(『爆弾』の演技に対して)
助演女優賞:森田望智(『ナイトフラワー』の演技に対して)
監督賞: 李相日監督(『国宝』の演出に対して)
新人賞:松谷鷹也(『栄光のバックホーム』の演技に対して)
BS10プレミアム賞:『国宝』





