都内で開催された写真集『Afterglow』(講談社)発売記念会見に出席。ラストグラビアへの思いや“今年の漢字”を語る場面があった。

発売を迎えたいけちゃんは、率直な喜びを語るとともに、ラストグラビアについては「やり切ったという気持ちで、すっきりしている」と心境を明かした。2冊目の写真集については、将来振り返った際に楽しい思い出として残ることから、形に残したいという思いがあったことを語っている。

また、写真集への反響については、家族にはまだ伝えていない一方で、友人には今後渡していきたいとコメント。家族に見せる予定については、少し照れた様子で難しいと話していた。

いけちゃんは、写真集のタイトル「Afterglow」に込めた思いについて、「余韻」という意味があり、作品を見終えた後に名残惜しさを感じてもらえたらという気持ちから名付けたと説明した。本作をもってグラビア活動に一区切りをつけることもあり、見る人に「良い作品だった」と印象に残るような写真集を目指したという。

作品づくりにおいては、これまでの約3年半のグラビア活動で実現できなかったことに挑戦することを意識したと振り返る。新型コロナウイルスの影響もあり、海外での撮影が叶っていなかったため、本作では初の海外ロケを実施。ビーチでの撮影や白い水着など、王道といえるカットを多く盛り込み、集大成にふさわしい内容を意識したと語っている。テーマについては、「最後にふさわしい、王道的な写真集」と表現していた。

4泊5日の撮影期間中の思い出としては、美しい海の景色が印象に残っているほか、最終日には一人でハノイ周辺を観光したことを明かした。現地の食事については、撮影期間中は控えめにしており、最後の撮影を終えた後に食事を楽しんだと語り、特に印象に残ったものとして生のライチを挙げ、笑顔を見せていた。

お気に入りのカットとして選んだ白い水着については、これまで表紙や衣装では淡い色合いの水着が多く、真っ白な水着を着る機会が少なかったことから、新鮮さを感じて選んだと説明。また、写真集ではこれまであまり挑戦してこなかったデザインの水着にも取り組み、新たな表現に臨んだことを明かしている。

いけちゃんは、グラビア活動を終える決断に至った経緯について、年齢やこれまでの経験を踏まえ、「やり切ったと感じている」と心境を語った。また、本作については「良い写真が多く収められているので、楽しんでほしい」とコメントしている。

約3年半にわたるグラビア活動を振り返り、成長を感じた瞬間として、過去に発売した写真集を並べて見返したエピソードを紹介。自身では日々の変化に気づきにくいものの、時間を置いて作品を比較することで、雰囲気や表情などに大きな変化を感じたと明かしていた。

さらに、今年を象徴する漢字を問われると「苦」を挙げ、これまでの人生の中でも特に厳しさを感じる一年だったと振り返った。一方で、暮らしている古民家については、冬に向けた準備にも触れ、近く対応する予定であることを語っている。

どのような点が大変だったのかについては詳細を語らず、笑顔で話題を締めくくった。来年に向けては、何事もなく穏やかに過ごせることの大切さを伝え、日常の幸せを大切にしたいと語っていた。

今後については、最近カメラに興味を持ち始め、現在は趣味として友人を撮影していることを明かした。将来的には撮影する側としての活動にも意欲を見せているものの、来年は大きな挑戦よりも、落ち着いた一年を過ごしたいと話していた。

(C)佐藤裕之/講談社

タイトル:いけちゃん写真集『Afterglow』
撮影:佐藤裕之
発行:講談社
発売日:2025年12月10日(水)
価格:3,630円(税込)
仕様:A4正寸/128ページ