東京都・臨海副都心エリアで新しいイルミネーションイベント「LIGHT WALK ODAIBA」が12月4日に始まり、点灯式には元乃木坂46で女優の与田祐希さんがスペシャルゲストとして登壇した。与田さんが真紅のドレス姿で点灯スイッチを押すと、会場のシンボルである時計台オブジェ「SEAGULL CLOCK」や光のアーチが一斉に明かりを灯し、会場には穏やかな光の景色が広がった。
ステージ中央に登場した与田祐希さんは、鮮やかな赤いドレスを身にまとい、「このような素敵なイベントに参加できて光栄です」と穏やかな笑顔を見せた。衣装については「クリスマスが近いので、少し大人っぽい雰囲気にしていただきました」と話した。
カウントダウンののち会場のイルミネーションが一斉に点灯すると、「とてもきれいですね。冬らしさを感じましたし、元気をもらえました」と嬉しそうにコメント。初開催となる「LIGHT WALK ODAIBA」の幻想的な光の演出を楽しんでいる様子だった。
トークセッションでは、与田祐希さんがお台場での思い出を穏やかに振り返る場面もあった。乃木坂46に在籍していた頃はライブで訪れる機会が多かったとし、「弓木奈於ちゃんから『祐希ちゃんに会いたい』と連絡をもらいました」とエピソードを紹介するなど、メンバーとの温かな交流について語った。
また、グループ卒業後初めて迎える今年のクリスマスについて尋ねられると、「24日がお休みだったので、ピラティスを予約しました」とコメント。「特別な予定はなかったので運動をしようかなと。寒さに負けない体づくりをしたいです」と話し、新しい暮らしに前向きに取り組む様子がうかがえた。
一年を表す漢字には「幸」を選び、「乃木坂46を卒業して新たな一歩を踏み出した年で、卒業コンサートをはじめ多くの場で幸せを感じました」と振り返った。特に、2月の卒業コンサートが「一生分輝かせてもらった」と最も印象に残っているという。
さらに、プライベートでは「車の免許を取りたい」と新しい目標を掲げ、「スカイダイビングへ行くときに、自分で運転して向かってみたい」と今後の夢を語った。
会場内のフードエリア「CIRCUS KITCHEN」で提供されるオリジナルクレープを試食した与田祐希さんは、「とってもおいしいです」と笑顔を見せた。いちご生クリームとチョコレートの組み合わせが特に好みだと話しながらも、「こんなにたくさんのカメラの前で食べるのは少し恥ずかしかったです」と、照れた様子も見せていた。
イベントの終盤には、テーマソングを手がけた asmi さんと Rin 音さんが登場し、楽曲「スノーサプライズ」を初めて披露した。光に包まれた「SEAGULL CLOCK」を背景にしたパフォーマンスは、臨海副都心の夜景とも調和し、会場全体にあたたかな雰囲気をもたらした。
「LIGHT WALK ODAIBA」は、シンボルプロムナード公園と夢の大橋を中心に、約2キロ・15か所をめぐる光の回遊ルートが設けられた体験型イルミネーション。12月27日まで開催され、冬のベイエリアの新たな名所として期待されている。
イベントの締めくくりとして、与田祐希さんは「イルミネーションを通して、皆さんの心が温かくなればうれしいです」と穏やかな笑顔でメッセージを送った。















