公開直前に、一足早く本作を鑑賞した各界の著名人たちから絶賛コメントが到着した。
本作は、THE YELLOW MONKEYのボーカル・吉井和哉に、エリザベス宮地監督が3年以上にわたり密着した人生と音楽のドキュメンタリー映画。吉井は、自身のミュージシャン人生原点であるURGH POLICEボーカルEROとの40年ぶりのセッションを約束する。しかし、ドキュメンタリー撮影開始後に吉井自身が喉頭がんであることが発覚。闘病と自身のライブリハーサルを続け、東京ドームライブの"復活の日"を迎える。そしてその数か月後、吉井はEROとの約束を果たすため静岡へ向かい、40年ぶりのセッションの日を迎える――。
吉井和哉の生き様を通して、私たち自身のこれからについて考えるきっかけを与えてくれる本作。ナレーションを担当した俳優・小川未祐は、「人生の先に、音楽の向こう側に、こんなにも美しい人間の姿があるのならば、私は一分一秒でも長く生きて、表現を続けていきたい。吉井さんとエロさんがあの小さな部屋でギターを弾く姿を見て、強くそう思いました。こんな世界でも、長く生きることの素晴らしさを体現してくれた。それこそが本当のロックンロールだと思います。」とコメントを寄せている。
また各界著名な方たちからは、エリザベス宮地監督が捉える「人間・吉井和哉」の生き様に、ドキュメンタリー映画として絶賛の声が多く寄せられている。
コメント全文(敬称略・順不同)
人生の先に、音楽の向こう側に、こんなにも美しい人間の姿があるのならば、
私は一分一秒でも長く生きて、表現を続けていきたい。
吉井さんとエロさんがあの小さな部屋でギターを弾く姿を見て、強くそう思いました。
こんな世界でも、長く生きることの素晴らしさを体現してくれた。
それこそが本当のロックンロールだと思います。
ナレーション 小川未祐(俳優)
ロックに救われたと言う吉井さんの歌声は、あまりに切実で、
それはまるで祈りみたいに響いて、だからこんなにどうしようもなく胸に迫るんだと、
改めてその魅力に想いを馳せることが出来ました。
吉井さんと同い年の私はシンパシーを感じる場面も多く、
同世代の方々には特に深く刺さる作品だと思います。
矢沢あい(漫画家)
このドキュメンタリーは、全人類体調不良の人々の特効薬です。
観れば元気が出ますよ!
神田伯山(講談師)
「あいつは売れて、こいつは売れなかった」
あいつになった事もあるし、こいつになった事もある。
優越感も劣等感も、どちらも悲しい。
だから、あいつとこいつが声を重ねてくれるだけで、
胸が切なくて愛おしい。
アフロ(ラッパー)
私の思春期を彩ったロックスター。
格好良くてエロくて痺れる私の憧れ。
彼がこの作品では病気と闘い、母や旧友、腐れ縁の仲間と話す。
人間の吉井和哉。
一ファンとして観てはいけないのではないかと思ったが、
絶対観ないといけない作品だった。
同じく歳をとった私にとってこの作品が沁みて沁みて仕方がない。
みなみかわ(芸人)
自分の身に起きた事、自分の歴史を全てエネルギーに変えていく。
誰にだってできる事じゃないし、できているかなんて誰が決めるんだろう。
ロックンロールという生き方の頑固さも柔軟さも切なさもかっこよさも全部、
カメラを通して切り取られた瞬間たちは嘘のない、美しい人間の物語だった。
涙がたくさん出た。
ギタリスト 田渕ひさ子
当たり前のことが、当たり前ではなくなる。
それは、歳を取って初めて気付くものだ。いつの時代も“後悔先に立たず”なのである。
吉井和哉さんもまた「ドキュメンタリーを回したらガンになった」と、
健康第一であることの重みを思い知る。
そんな奇妙な巡り合わせは、「伝えるべきことがある」という
“映画の神様”の仕業なのかもしれない。
私たちに不撓不屈の精神を示してくれる、
そんな吉井和哉さんの人生をいつまでも見ていたくなるような作品だった。
松崎健夫(映画評論家)
華やかな舞台の裏で、
生活者としての時間を生きる吉井和哉とTHE YELLOW MONKEYのドキュメント。
その往復の中で浮かび上がるのは、ロックを生きる人間の等身大の輪郭。
奇跡を装わない、生の記録としての「復活の日々」が深く胸を打つ。
みの(音楽評論家/Polydreams)
中学生の頃、吉井和哉というロックスターに憧れた。
ギターを持ったクラスの男子は全員Burnのリフを一日中練習していた。
あの頃はお金がなくてTHE YELLOW MONKEYのライブに行くことは叶わなかった。
大人になり、あの頃の願いを叶えるために手にしたチケットは、
吉井和哉が歌い手としての人生を賭けて作り上げたステージだった。
声で感動を届ける才能を持ったものに、喉頭ガンという残酷な試練が与えられる。
どれだけ入念な対処をしても病魔は何度も吉井を襲う。
吉井に関わる多くのひとの人生、生々しい生への執着、
一つのステージにかける「みらい」への圧倒的な思い。
バラ色の日々で震え、みらいのうたで昇華される。
全世代に届いてほしい作品。
田中渓(投資家/ラジオパーソナリティ)
ロックスターでありながら現実の中でもがく“普通の人間”の姿をありありと描いている。
「生きることの意味」をこれほどまで色濃く描いた作品を見たことがない。
生きづらさを抱え人生を悲観する人々に前を向く勇気と希望を与え、
優しく背中を押してくれる。
これだからドキュメンタリーは素晴らしい。
吉川元基
映画『94歳のゲイ』監督、毎日放送ディレクター
吉井和哉の闘病からTHE YELLOW MONKEYの復活、その道程で浮かび上がる過去の贖罪と衝
動、盟友EROの彷徨、そして未来への覚悟が絡み合う、濃密な137分。
本来の声が出せない不安を抱えたまま迎える東京ドームライブ、妖艶で伸びやかな歌声を湛え
ながらも、正に薄氷を踏みながらの全身全霊のライブに総毛立ち、
また、青年時代の記憶に未来の答えを探そうとする姿に魂が震える…
本来は病に倒れたEROの再起を追うための記録が、吉井の発病から復活までを捉えることになるという皮肉めいた展開、いや運命が、如何にも”LOVIN”らしい…
末廣末蔵
ジャンル映画大好きツイッタラー

吉井和哉、ERO
監督・撮影・編集:エリザベス宮地
ナレーション:小川未祐 プロデューサー:青木しん 共同プロデューサー:成瀬保則 仲安貴彦
製作:murmur TYMS PROJECT ハピネット・メディアマーケティング FM802 スペースシャワーTV ローソンエンタテインメント
製作幹事・配給:murmur
配給協力:ティ・ジョイ
SNSアカウント
X・Instagram:@MIRAINOUTA_film
©︎2025「みらいのうた」製作委員会
12月5日(金)公開






