クリスマスのニューヨークを舞台にした美しい愛の物語『キャロル』が、今年も期間限定で劇場に戻ってくる。ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの共演で話題を呼び、アカデミー賞で女優賞ダブルノミネートを果たした名作だ。恵比寿ガーデンシネマほかでの再上映に加え、“赤”を纏って来場した方には、先着でボディミルクのプレゼント企画も実施される。
1950年代のニューヨークを舞台に、エレガントでミステリアスなキャロルと、フォトグラファーを夢見るテレーズの出会いを描いた『キャロル』。公開当時、洗練された衣装や名曲の数々、スーパー16ミリフィルムによる映像美が高く評価された作品であり、観客を“恋に落ちる瞬間”へと引き込む。
再上映は３年目を迎え、今年も恵比寿ガーデンシネマ、テアトル梅田、シネコヤでの期間限定上映が決定している。
上映期間中、“キャロル”を象徴するテーマカラーである“赤”を身に着けて劇場を訪れると、先着でTHANN提供のボディミルク AW《アロマティックウッド》ミニサイズがプレゼントされる。マフラーや手袋、帽子など小物でも条件を満たすため、気軽に参加できる特典企画だ。
配布されるボディミルクは、「オレンジとタンジェリンの柑橘に、ウッディなナツメグ、サンダルウッドの黄金比で、果実のビタミンやスパイスティーを思わせる温かでセンシュアリティな香り」と紹介されており、寒い季節にぴったりなアイテムとなっている。さらに、キャロルを象徴する“赤”が印象的なパッケージデザインも、映画の世界観と響き合うポイントだ。
配布は先着限定で、期間は12月19日から12月25日まで。来場前に、劇場の最新情報を確認しておきたい。
『キャロル』は、パトリシア・ハイスミスの原作を映画化した、心揺さぶる愛の物語である。映画史に記憶される名作として高く評価され、第88回アカデミー賞で主演・助演の女優賞ダブルノミネートを果たした作品でもある。
物語は1952年のニューヨーク。クリスマスで賑わう高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、売り場でひとりの女性と出会う。鮮やかな金髪、艶めいた赤い唇、真っ白な肌、ゆったりした毛皮のコート。彼女の名はキャロル。憧れはやがて、思いがけない感情へと変わっていく。しかしキャロルは、不幸な結婚のなかで、何より大切な娘を夫に奪われようとしていた。愛と自由の間で揺れ動くふたりが選ぶ未来とは――。
洗練された衣装、名曲の数々、そしてスーパー16ミリフィルムで収められた映像美が、観客を“恋に落ちる瞬間”へと静かに引き込む。
タイトル：『キャロル』
監督：トッド・ヘインズ
出演：ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、カイル・チャンドラー、ジェイク・レイシー、サラ・ポールソン、他
2015／アメリカ／カラー／DCP／ビスタ／118分
© NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
配給：ハピネットファントム・スタジオ
提供：ハピネットファントム・スタジオ／KADOKAWA
