女優・椛島光さんが29日、カレンダー『Calendar 2026.01-2026.12』（KADOKAWA）の発売記念イベントをHMVエソラ池袋で開催した。イベントに先立ち、報道陣による囲み取材が行われた。
椛島さんは、「夏のいろいろな表情を自然体で撮影した、私らしさが詰まった一冊になりました。皆さんに見ていただけるのがとても嬉しいです」と笑顔でコメント。撮影は今年7月、岡山県・牛窓を中心に行われ、「落ち着いた海や静かな街の雰囲気に癒されながら、心地よい時間の中で撮影ができました」と振り返った。
お気に入りの1枚には、岡山の電車を背景に撮影したカットを挙げ、「木造の温かさとレトロな雰囲気が好きで、特に印象に残っています」と紹介。また、カレンダーの見どころとして「黒島のヴィーナスロードに惹かれて撮影地が決まったのですが、当日は天気にも恵まれ、海に道が浮かんでいるような美しい景色を撮影できました。ぜひ多くの方に見ていただきたいです」と語った。
さらに、「以前からご一緒したいと思っていた写真家・川島小鳥さんと撮影できたことも、とても嬉しいポイントでした」と語り、その出会いについて「川島さんの作品を見たときから、いつか撮影していただきたいと思っていたので、今回実現して本当に嬉しかったです」と話した。
カレンダーを自身で点数にすると「100点です」と満足そうにコメント。「1泊2日という短い期間でしたが、自然豊かな牛窓で撮影チームの皆さんと良い夏の思い出ができました。その雰囲気がぎゅっと詰まった作品です」と思いを込めた。
飾り方については、椛島さん自身はサイドテーブルに置くことが多いとしつつ、「見た方がほっとできるように、リラックスできる場所に置いていただけたら嬉しいです」と提案した。
一年の中で特別な日を聞かれると、椛島さんは「クリスマスが大好きで、街の装飾や音楽など冬の雰囲気がとても好きです。お部屋にもクリスマス雑貨を飾って楽しみたいと思っています」とコメント。イルミネーションについては「人混みが苦手なので、少し離れた場所から眺められたら嬉しいです」と穏やかに語った。
2025年を振り返り、「一年を通して多くの作品に参加し、さまざまな役に挑戦できました。自分の表現の幅を広げられた年だったと思います。来年は学んだことを生かして、引き続き頑張りたいです」と前向きな姿勢を見せた。
来年以降挑戦したい役については、「自分の性格に近い役に挑戦してみたいです。自分と向き合いながら作り上げていけるような役に出会えたら嬉しいですね」とコメント。さらに「来年30歳になりますが、いろいろなことを考える時期でもあると思います。期待や不安を抱えながら生きていくような、そんな人物を演じてみたいです」と思いを語った。
また、NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で花魁役を演じたことについて、「撮影前は役作りに迷うこともありましたが、かつらや着物など役の装いを身につけたときに、ふと気持ちがつかめる瞬間がありました。今までにない経験で、とても貴重な学びでした」と振り返った。放送後の反響については「友人から連絡をもらったり、両親も喜んでくれました。ネットでも話題にしていただいたようで、とても嬉しかったです」と語った。
