「バイオハザード」シリーズや、ハリウッド実写映画版「モンスターハンター」で知られるミラ・ジョボビッチとポール・W・S・アンダーソン監督が再タッグを組んだ映画「ロストランズ 闇を狩る者」のインタビュー映像が公開された。
本作は、「ゲーム・オブ・スローンズ」「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」で現代随一のファンタジー作家と絶賛された巨匠ジョージ・R・R・マーティンの短編小説「<喪土>に吼(ほ)ゆ」を原作に、その初期傑作小説に惚れ込んだジョボビッチとアンダーソン監督がプロデューサーを兼ね、制作に7年の歳月をかけて完成させた。
(C)2024 Constantin Film Produktion GmbH, Spark Productions AG力こそがすべてという崩壊した世界で、人々の唯一の希望は自由を追い求める魔女グレイ・アリスの存在だった。愛と権力に飢えた王妃の願いを叶えるため、案内人ボイスとともに、魔物が支配する“ロストランズ”へと旅立つアリス。だが、彼女を異端として裁いた教会の総司教と、冷酷無比な処刑人アッシュの追跡が迫る。さらに、辿り着いた絶望の地で、アリスに呪われた運命が牙を剝く。
ジョボビッチが演じるのは、報酬さえ払えば、どんな願いも受け入れる不死身の魔女グレイ・アリス。案内人としてアリスに雇われ、共に旅をすることになるハンター・ボイスを演じるのは、WWEで6度のヘビー級王者に輝いた元プロレスラー、デイブ・バウティスタ。鋼の肉体を生かし、物語のカギを握る重要な役どころを演じている。
さらに、処刑人アッシュ役で「ドラゴン・タトゥーの女」のアーリー・ジョバー、教会の総司教役で「バイオハザード ザ・ファイナル」のフレイザー・ジェームズ、王妃メランジュ役でアマラ・オケレケが共演する。
(C)2024 Constantin Film Produktion GmbH, Spark Productions AGこのほど公開されたのは、アンダーソン監督、ジョボビッチ、バウティスタ、原作のマーティンが一堂に会し、創作の核心を多面的に語ったインタビュー映像。マーティンは、「映画製作に関わるアーティストとして、似たような作品は避けたい。観客としても、似た映画は見たくない」とキャラクターを深掘りし、ストーリーに新たな展開を追加していくアンダーソン監督とジョボビッチのアイディアを歓迎。一方のジョボビッチは、「原作の魅力であるシンプルさを損なうのではと心配してた」と振り返り、互いへのリスペクトがあって完成した作品であることがうかがえる。
さらに、公私ともにジョボビッチのパートナーであるアンダーソン監督は、ジョボビッチがマーティンの大ファンで、ファンタジーな役柄を演じたがっていたと明かす。ジョボビッチが「ジョージのファンで、全作品を読んでるの」と告白すると、マーティンは満面の笑みを浮かべ、相思相愛ぶりを披露している。








