監督のエリザベス・レナードを含む5名のフランス人スタッフは、日本という国、東京という街、そして当時32歳の坂本龍一という音楽家を本作のフィルムに記録した。予告は、レナードが日本で購入したという“音が鳴るおもちゃのカメラ”を坂本がもてあそぶ様子からスタート。「音楽図鑑」にも収録された楽曲「M.A.Y. IN THE BACKYARD」や、映画「戦場のメリークリスマス」のテーマ曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」が流れ、Yellow Magic Orchestra(YMO)の散開コンサートの模様や、当時の妻・矢野顕子とともに坂本が「東風」を連弾する様子が映し出されていく。