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『赤い風船 4K』少年と赤い風船の友情に胸が震えるシーン写真7点

初公開から70年を経た今なお、世界中の人々やクリエイターに愛され続けているアルベール・ラモリス監督の珠玉の名作!アカデミー賞®脚本賞をはじめ、第9回カンヌ国際映画祭短編パルム・ドール賞、1956年度ルイ・ドゥリュック賞を受賞した『赤い風船』。第6回カンヌ国際映画短編グランプリ、1953年度ジャン・ヴィゴ賞を受賞した『白い馬』に加え、日本劇場初公開となる『小さなロバ、ビム』、ほか『素晴らしい風船旅行』『フィフィ大空をゆく』なども全て4Kデジタルの美しい映像で、11月14日(金)から日本初公開、本公開を記念し、赤い風船と少年の友情に胸が震えるシーン写真7点を解禁。併せて、この度の日本公開に向けて寄せられた、アルベール・ラモリス監督の実子であり、主人公の少年を演じたパスカル・ラモリスのコメントを公開します。

解禁されたシーン写真は全7点。物陰から風船の様子を伺う少年、風船が少年とともにバスを待つシーン、建物に入ってしまった少年を外で健気に待つ風船、さらに色とりどりの“友だち”の風船を引き連れてやってくる赤い風船の姿まで。これから始まる夢のような物語を予感させる、どれもファンタジックなカットが揃っています。

『赤い風船 4K』で主人公の少年を演じたのは、本作のほか『白い馬 4K』や『素晴らしい風船旅行 4K』にも出演、アルベール・ラモリス監督の実子でもあるパスカル・ラモリス。1970年、48歳のアルベールがイランで“Le vent des amoureux(恋人たちの風)”を撮影中に、ヘリコプターの墜落事故で亡くなった際にパスカルも2度撮影で同乗していたが、3度目には同乗せず奇跡的に助かり、20歳という若さで父の制作会社フィルム・モンスーリを引き継いだ。その後、“Le vent des amoureux”を母とともに完成(公開は1978年)させ、その後、2つの子会社を設立、音楽の制作・編集、ミュージックビデオ、映像の修復と制作を実施。シャーロット・ランプリング主演の“Time Is Money”(1994)の制作に参加し、ジュリエット・ビノシュ主演の『ホウ・シャオシェンの レッド・バルーン 』を共同制作し、現在は、アルベールが作った戦略ゲーム「リスク」の映画化に取り組んでいる。

ポスター画像

4Kデジタル修復に尽力した珠玉の作品群たち。夢を現実化したポエティックな映像美と遊び心、愛と自由への賛歌、純粋な少年たちの物語の美しさは、今なお一層の輝きを放ち、忙しなく現代を生きる私たちの心を癒し、喜びを届けてくれるだろう。

「赤い風船 4K」「白い馬 4K」は11月14日からシネマート新宿ほかにて2本立て全国順次公開。<映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界>も11月14日より開催。

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