ティモシー・シャラメ主演作「Marty Supreme(原題)」が、「マーティ・シュプリーム」の邦題で2026年3月に公開されることがわかった。
舞台は、1950年代のニューヨーク。実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得た物語が描かれる。卓球人気の低いアメリカで世界を夢見る天才卓球プレイヤー、マーティ・マウザー。親戚の靴屋で働きながら世界選手権に参加するための資金を稼ぐ。ロンドンで行われた世界選手権で日本の選手に敗れたマーティは、次回日本で行われる世界選手権へ参加し、彼を破って世界一になるために、ありとあらゆる方法で資金を稼ごうとする。
監督は「アンカット・ダイヤモンド」で批評家から絶大な評価を受け、クリティクス・チョイス・アワードで監督賞にノミネートされたジョシュ・サフディ。これまで弟のベニー・サフディとともにサフディ兄弟として監督してきたが、「The Pleasure of being Robbed」以来の単独監督作となる。
シャラメが演じるのは、主人公のマーティ。先日行われたNY映画祭でサプライズプレミア上映が行われ、「ティモシーのキャリアで最高の演技!」と絶賛の声がSNSで飛び交っている。共演にはグウィネス・パルトロウ。「アベンジャーズ エンドゲーム」以来、映画出演は「SHE SAID シー・セッド その名を暴け」で声の出演のみ。実に6年ぶりのスクリーン復帰となる本作で、引退したアメリカの有名女優ケイを演じる。また、マーティの友人役としてグラミー賞受賞アーティスト、タイラー・ザ・クリエイターが初の演技に挑戦。そのほか、マーティの恋人役にオデッサ・アザイオン、ケイの夫でインク会社の社長ミルトンをケビン・オレアリーが演じる。
日本でも撮影がおこなわれた本作。マーティの最高のライバルとなる日本人選手エンドウ役には、東京2025デフリンピック卓球日本代表・川口功人氏(トヨタ自動車)が出演。クライマックスで見せる、手に汗握る卓球シーンは本作の見せ場のひとつにもなっている。
「マーティ・シュプリーム」は、26年3月にTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。海外での反響は、以下の通り。





