映画

 「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編」祝公開_巨大広告

野田サトルさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゴールデンカムイ」の最終章の序章で構成された先行劇場版「札幌ビール工場編」の前編が10月10日に公開されたことを記念して、サッポロビールによる「巨大お祝いメッセージ広告」が北海道・札幌のサッポロファクトリーに登場した。

サッポロファクトリーは、作品のタイトル、舞台でもある札幌ビール工場(=札幌開拓使麦酒醸造所)がかつてあった場所で、サッポロビールの発祥の地から映画の公開を盛り上げる。現在、サッポロファクトリー・レンガ館は外壁タイルの修繕工事中で、巨大広告は、建設現場シートを利用した今しか実現しない試みとなる。ポスタービジュアルのほか、サッポロ クラシックを手に持つ主人公・杉元佐一がデザインされる。

 巨大広告には「北海道の夢を、共に。8年間。サッポロクラシックは、放送開始の2018年からテレビアニメ『ゴールデンカムイ』と共に歩んできました。おもしろいッ!とココロを動かす物語を。おいしいッ!とココロを満たすビールを。それぞれの夢を持ち、北海道をいっしょに盛り上げてきた仲間の一人だと思っています。サッポロクラシックも、北海道の地から『うまいッ もう一杯』の声をいただくために、まるで不死身のように挑みつづけていきます。旅は道連れ、世はお酒。劇場先行版公開、おめでとうッ!」と祝福のメッセージが添えられている。

 サッポロビールは「サッポロ クラシックと『ゴールデンカムイ』は2018年よりタイアップ缶を発売させていただいております。今回、劇場先行版の公開をされることをうれしく思っております! おめでとうございます。今後とも北海道を一緒に盛り上げていければと思っております」とコメントを寄せている。

同作は、2026年1月からのテレビ放送に先がけて、前後編の2部作で劇場先行公開される。前編が10月10日、後編が10月31日に公開される。

 「ゴールデンカムイ」は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で2014~22年に連載されたマンガ。かつて日露戦争で活躍した“不死身の杉元”が、北海道で死刑囚が隠した埋蔵金の手掛かりをつかみ、アイヌの少女らと共に冒険を繰り広げる姿を描く。

 テレビアニメ第1期が2018年4~6月、第2期が同年10~12月、第3期が2020年10~12月に放送された。第4期は、2022年10月に放送をスタートし、11月以降は休止していたが、2023年4月に放送を再開し、同年6月まで放送された。山崎賢人さん主演の映画が2024年に公開され、興行収入30億円を突破するヒットとなった。続編となるドラマ版が2024年10~12月に放送された。映画第2作となる「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」が2026年3月13日に公開される。

あらすじ

杉元とアシ(リ)パの旅はクライマックスへ!!
アイヌから奪われた金塊を巡る生存競争サバイバル、最終章に突入ッッ!!!樺太から帰還した杉元佐一とアシ(リ)パは、白石由竹と共に金塊探しの旅を再開。
その最中に遭遇した脱獄囚の海賊房太郎と手を結んだのち、新たな標的とした脱獄囚の上エ地圭二の足取りを追って札幌へと向かう。だが、同地ではすでに宇佐美上等兵と菊田特務曹長からなる第七師団の斥候に加えて土方歳三の一味が連続娼婦殺害事件を起こした別の脱獄囚の捜索を進めていた。
杉元と土方の間で早くも一触即発の事態が生じるも、第七師団に金塊が渡ることだけは避けたい両者は協力する道を選択。
連続殺人の次の現場が札幌ビール工場との情報を掴み、待ち伏せ作戦を実行に移す。
ところがそこに宇佐美たちや上エ地までもが姿を現し、状況は混迷を極めていく!

キャスト

杉元佐一:小林親弘
アシㇼパ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎
鶴見中尉:大塚芳忠
土方歳三:中田譲治
尾形百之助:津田健次郎
牛山辰馬:乃村健次
永倉新八:菅生隆之
二階堂浩平:杉田智和
宇佐美上等兵:松岡禎丞
月島軍曹:竹本英史
鯉登少尉:小西克幸
海賊房太郎:関智一
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