大ヒット祈願イベント
日程：9月23日（火・祝）
場所：ベルサール六本木
登壇：水上恒司、山下美月、宮舘涼太
朝から生放送番組にそろって出演していた3人は、水上は「合間の時間には芝居以外の話をして過ごしていました」と撮影を振り返った。
宮舘は「しりとりをしたり」と明かし、水上が「全然面白くないですね」と自虐すると、宮舘は「いいんだよ別に。面白くない話を面白そうにしゃべっているだけだから」と笑いを誘った。
また、作品にちなみ自身が体験した“怪異現象”を問われると、山下は「最近、家の電化製品が次々と壊れる」と告白。「エアコンが2台壊れたり、お風呂場の埋め込み式の電気がつかなくなったり、ルンバも動かなくなって。本当にやばいです」と語った。
一方で「思ったことが現実になる」と話す宮舘は「食べたいと思ったものが、次の日に差し入れで届いたりする」とコメント。これに水上が「根回ししてるんじゃない？」、山下も「顔に出ちゃってるんじゃないですか？」と突っ込むと、宮舘は「誰にも言っていないんですけどね。全面的に出てしまっているのかもしれない」と笑顔を見せ、会場を和ませた。
SNSに寄せられた“怪異”体験談も披露された。寝ているときに金縛りに遭い、手を引っ張られて解けたと思ったら、気づけば仏壇のそばにいたというエピソードが紹介されると、山下は「小さいころからよく金縛りにあっていて」と自身の体験を明かし、「金縛りは脳の現象で、脳は起きているけれど体は寝ている状態。怪異ではないんじゃないですか」と冷静にコメント。さらに「私も首を絞められたり」と語った山下に、水上が「エピソード超えてこないで」と語り、会場を和ませた。
続いて、登壇者それぞれが“思念のこもった私物”を紹介するコーナーへ。水上が手にしたのは長年愛用しているボールペンだった。「大変な時期に、大事なことをやらなければならなかった時に買ったもので、そこから4～5年、ずっとこれで文字を書いています」と語り、「撮影の前や最中、終わった後にもノートに書き残すんですが、なくしてしまっても必ず手元に戻ってくる。不思議と縁を感じるんです」と思い入れを語った。
山下は、幼い頃に母親が刺繍をしてくれたタオルを取り上げ、「小さい頃にワッペンを縫い付けてもらったり、名前を入れてもらったものはあまり残っていなくて、今になって後悔している」と語り、そのタオルが唯一手元に残る大切な品であることを明かした。
宮舘は、常にカバンに入れて持ち歩いているという台本カバーを紹介。これは共演者との会話のきっかけにもなったもので、「別の作品でも使い続け、ともに歩んでいこうと決めた大切な存在」と話した。
さらに、宮舘が「ワニ革の台本カバーです」と説明すると、水上と山下は「覚えています」と声をそろえて反応。山下が「良いブランドのものですね」とコメントすると、宮舘は「一生使えると思って購入しました。もっと使い込んで味を出していきたい」と、作品への意欲をにじませた。
大ヒット祈願の特別な演出として“火喰鳥おはぎ”が登場した。おはぎを目にした山下は「怖い」と驚きの声をあげ、水上も「いじってますよね？」と笑いを交えてコメント。3人は大ヒットを願いながら、おはぎに思いを込めた。
その後、どこから食べるか相談している中で、宮舘が「フォークが少し曲がっている」と話し、会場を和ませる場面もあった。最初に手を伸ばした山下は頭部を取り、くちばし部分から口にすると「おいしい！最中みたい」と笑顔を見せた。
イベントの締めくくりとして、水上は「考察系の作品が多い中で、今回は“先読み不能ミステリー”として打ち出しています。これまでにない新しい映画になったと思います。世の中がどのような反応をしてくださるのか楽しみにしています」と呼びかけ、イベントは幕を閉じた。
©2025「火喰鳥を、喰う」製作委員会＜あらすじ＞
信州で暮らす久喜雄司(水上恒司)と夕里子(山下美月)の元に戦死した先祖の久喜貞市の日記が届く。最後のページに綴られていたのは「ヒクイドリ、クイタイ」の文字。その日を境に、墓石の損壊、祖父の失踪など、幸せな夫婦の周辺で不可解な出来事が起こり始める。
超常現象専門家・北斗総一郎(宮舘涼太)の力を借りて探った先で知る、驚愕の真相とは―
【映画『火喰鳥を、喰う』】
公開日:2025年10月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
出演:水上恒司、山下美月、森田望智、吉澤健、豊田裕大、麻生祐未／宮舘涼太(Snow Man)
監督:本木克英
脚本:林民夫
原作:原浩「火喰鳥を、喰う」(角川ホラー文庫刊)
配給:KADOKAWA、ギャガ
企画・制作:フラミンゴ
制作協力:アークエンタテインメント©2025「火喰鳥を、喰う」製作委員会
