映画

『By 6 am 夜が明ける前に』完成披露試写会

完成披露試写会
時:9月15日(月・祝)
場所:池袋HUMAXシネマズ
登壇:武田梨奈、萩原聖人、平埜生成、辻千穂、丸本凛、向井宗敏監督
スペシャルゲスト:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)

世界を舞台に活躍する武田梨奈 主演『By 6 am 夜が明ける前に』ついに初上映!

初主演映画『ハイキック・ガール!』 で超本格空手アクションを披露する女子高生として鮮烈なデビューを飾り、アメリカの映画祭「Fantastic Fest」での最優秀主演女優賞受賞や、アジアのアクションスター10人にも選出され、昨年は、香港ドラマ「打天下2」でメインキャストとして出演し、先週まで開催されていた大阪アジアン映画祭でワールドプレミアとなった、日本・アメリカ・インド合作映画『シャンバラストーリー』での主演など、今や世界を舞台に活躍する、唯一無二のアクション俳優・武田梨奈。

その武田梨奈が主演する、格闘シーン満載の本格クライムアクション映画『By 6 am 夜が明ける前に』が、ついに完成!
9月15日(月・祝)に、主要キャストが勢揃いする、完成披露試写会を開催いたしました。
主演・武田梨奈、萩原聖人、平埜生成、辻千恵、丸本凛、向井宗敏監督のほか、スペシャルゲストとして、本作の主題歌を担当した、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が登壇しました。

武田は「皆さん、この暑い中、劇場に足を運んでくださりありがとうございます。久しぶりのアクション映画ということもあり、早くご覧いただきたい気持ちでいっぱいでした。素敵なメンバーとともに今日ここに立てることを、とても嬉しく思います」と感慨深げに語った。

続いて萩原は「皆さん、こんばんは。大人代表として、Mリーグの開幕戦を蹴ってこちらに参りました」とユーモアを交えて挨拶し、会場を大きな笑いで包んだ。そのうえで「ご覧いただいた通り、今回武田さんとは一切からみがなかったので正直ちょっと気まずいです」と笑顔を見せつつ、「ただ、向井さんとは以前から仕事でご縁があって、そのときに“梨奈ちゃんとも何か一緒にやりたいよね”という話になり、その情熱を監督が形にしてくださった作品なんです」と語り、作品に込められた縁とつながりを振り返った。

本作のアクションについて問われた武田は「とても大変でした」と率直に語り、その理由を振り返った。撮影の大半がグリーンバックで行われたため、「見えない壁や、実際は明るい場所なのに画面上では暗い設定といった環境をイメージしながらの撮影でした。スタッフの皆さんと“ここは映ってはいけない”という位置を探り合いながら、ディスカッションを重ねて挑みました」と説明。特殊な環境ならではの苦労を明かした。

さらに向井監督からは「綺麗なアクションは見たくない」「一撃で相手を倒すような迫力を見せてほしい」というリクエストがあったといい、撮影中には実際にパンチを当てることもあったという。武田は「グリーンバック用の布を手に巻いて、相手役の方を実際に殴らせていただきました」と冗談めかしつつも、「アクション部の皆さんや共演者の方々と入念に練習を重ね、安全第一を徹底した上で全力で取り組みました」と語り、作品に込めた熱意をうかがわせた。

向井監督は「70%ほどがグリーンバックでの撮影でしたが、実際はロケ撮影でも背景に要素を加えたり、VFXで加工を施したりと、多くの場面で技術を取り入れました。実感としては80%近く何かをしている作品で、作り手としてはとても楽しい現場でした」と振り返った。

一方で「萩原さんや加藤雅也さんは『こういう撮影だから』と喜んで現場に来てくれたのですが、実際は普通にロケ撮影でした」と明かすと、萩原も「僕はただのロケでした」と笑いながら応じ、会場を和やかな雰囲気に包んだ。

さらに過酷なアクションシーンの裏話を聞いた平埜は「まさかそんな血みどろの戦いが繰り広げられていたとは」と驚きを見せ、観客の笑いを誘っていた。

平埜は「撮影がちょうど年末で街も賑わいを見せていた頃。現場では武田さんや子役の方と一緒に幸せな時間を過ごし、ご褒美のような仕事だと感じていました。監督やスタッフの皆さんの空気も穏やかで、とても和やかな撮影でした」と笑顔を見せた。さらに「7割がグリーンバック撮影だったと伺いましたが、私はお家のセットでのシーンだったので、逆にグリーンバックを体験してみたかったですね」とユーモアを交えて語った。これに対し武田も「初日が平埜さんたちとのシーンで、ふたりの笑顔を最初に見られたからこそ、怒りのパンチをしっかり込めることができました」と振り返った。

一方、辻は、衣装に強い印象を受けたと明かす。「衣装合わせに行った際、『これが衣装なんだ?』と驚きました。台本を読んでもストレートなお芝居のはずなのに、衣装はかなり攻めていて。でも奇抜な身なりでありながら、飄々と大きなことを成し遂げる人って実際にいると思って、そういう人物像を思い出しながら演じました」と語った。

丸本は「武田さんとは元同僚という関係性を自然に出せるように、休憩中も一緒にセリフ合わせをしました。役づくりで悩んだときにも相談に乗っていただき、とても助けられました」と感謝の気持ちを述べた。

後半 主題歌「朝日のように、夢を見て」を歌う片寄涼太が登場。
同曲が収録されている初のフルアルバム「Bouquet」にちなみ、ブーケを武田にプレゼントした片寄は「自分自身、出演した作品で舞台あいさつに立たせていただくことは、今までも何度かあったんですが、はじめて自分のソロの楽曲を提供させていただいて、こういう形で舞台に立たせていただくと、すごく緊張感と新鮮な気持ちがあって、とても嬉しく思ってます」と晴れやかな表情。

そして武田が「物語はだんだんとダークになっていって、ものすごく苦しい部分もあったんですが、最後にこの曲が流れると、やっと日常に戻れるというか。そういった日常の温かさみたいなものを感じられたので。すごく素敵な楽曲を作品に添えていただいて、本当に幸せです」と語ると、片寄も「ありがとうございます。嬉しいです」と笑顔を見せた。

片寄は、作品の感想を問われると「子育ての中で『ママは最強だ』と言われますが、こんなに最強なママはいないだろうというくらい度肝を抜かれました。でもその激しいアクションの中にも、大切な家族を思う温かさが感じられて。ひとつひとつのシーンがとても大切に描かれていると感じました」とコメント。

さらに「アクション映画に挑戦したい気持ちは?」との問いには「もちろん機会があれば挑戦したいですが、武田さんには勝てる気がしないですね」と笑いを誘った。会場では、悪役を務めた駿河太郎が武田とのファイトシーンで「バーンとこいや!」と胸を貸していたというエピソードも紹介されると、片寄は「僕だって殴ってもらって大丈夫ですから」と冗談交じりに応じ、武田が「こんなキレイな顔は殴れません」と返す場面もあり、客席を大いに沸かせた。

最後に武田は「この作品は今問題となっている闇バイトや、家族というテーマを扱っています。私自身も“正義とは何か”を問いかけられる作品でした。観ていただいた通り、何か続きそうな予感のある終わり方になっています。まだ具体的に決まっていることはありませんが、皆さんの反響次第では今後もしかしたら続編があるかもしれません」と言及。さらに片寄に向かって「もし良かったら出演してください」とラブコールを送ると、客席からは期待を込めた大きな拍手が送られた。

武田は「ぜひ実現させたいと思っています。感想をSNSなどで書いていただけるとうれしいです」と呼びかけ、舞台あいさつを締めくくった。

By 6 am
元特殊急襲部隊隊員にして主婦、そして母… 彼女が挑むタイムリミット“午前6時まで”のノンストップ・クライムアクション!!

6歳の娘を持つ長瀬綾(武田梨奈)は、かつて特殊急襲部隊(通称SAT)の一員として最前線で任務を遂行していたのだが、“ある理由”から辞職し、娘と夫と3⼈で平穏で幸せな生活をしていた。ところがある日、かつての後輩の咲良から、突然失踪した弟・隼人の捜査の手伝いを依頼される。すでにSATを辞めている上に、家族との時間を大切にしたい綾は返事に迷うのだが、娘が眠っている深夜から明け方までの間だけ協力することを承諾し、捜索を開始する。その過程で隼人が犯罪に巻き込まれている痕跡を発見したことをきっかけに、綾は犯罪組織と壮絶な戦いを繰り広げていく――

By 6 am
By 6 am
By 6 am
By 6 am
綾と捜査を共にする咲良役を若手女優の丸本凛、Netflixで世界的に大ヒット中のドラマ「地面師たち」の好演が評判を呼ぶ駿河太郎が暗躍する半グレ組織のリーダーを演じ、さらに萩原聖人、加藤雅也のベテラン勢から、辻千恵や平埜生成ら個性ある実力派が集結。映画『風のたより』『夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風』の向井宗敏が監督を務める。

『By 6 am 夜が明ける前に』武田梨奈
駿河太郎
萩原聖人 辻千恵 平埜生成
丸本凛 加藤雅也

監督:向井宗敏
片寄涼太(GENERATIONS)
「朝日のように、夢を見て」 (rhythm zone)

エグゼクティブ・プロデューサー :高木雅共
エグゼクティブ・映像ディレクター:高畠彰
配給:ギグリーボックス
2025年:カラー:77分
©2025 aexinc.

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