『レオン』『フィフス・エレメント』のリュック・ベッソンが台北の街で仕掛ける、限界突破のノンストップ・カーアクション『ドライブ・クレイジー:タイペイ・ミッション』が10月24日(金)より全国公開。このたび、グイ・ルンメイの魅力に迫るキャラクター写真と本編映像が解禁された。
本日公開作品『Dear Stranger ディア・ストレンジャー』にも出演し話題のグイ・ルンメイ。本作では、元天才トランスポーター役をクールに好演。フェラーリやバギーなどを完璧に乗りこなした。夫で億万長者だが、裏で犯罪に手を染めるクワンと、元恋人で麻薬捜査官のジョンとの関係性に振り回されてもその軸はぶれることなく、大切な息子を守るために道を切り開いていく。

グイ・ルンメイは、台湾を代表する実力派女優の一人であり、その透明感あふれる存在感と繊細な演技で、アジア全域で高い評価を受けている。1983年12月25日生まれの彼女は、2002年に青春映画『藍色夏恋』で鮮烈なデビューを果たす。当時18歳だったグイ・ルンメイは、淡い恋心と複雑な感情を抱える女子高生モンを自然体で演じ、一躍注目の若手女優に。
その後、彼女のキャリアを決定づけたのが、2007年にジェイ・チョウが監督・主演を務めた『言えない秘密』。音楽を媒介にした時空を超えるラブストーリーで、彼女はヒロインのシャオユーを演じ、儚くも神秘的なキャラクターを見事に表現。映画のヒットと共に、アジア各地で広く知られる存在となった。

出演作は非常に幅広く、作品ごとに全く異なる表情を見せるのも彼女の大きな魅力だ。また演技だけでなく、その飾らない人柄やナチュラルな美しさでも多くのファンに愛されている。作品を通じて着実にキャリアを積み重ねてきており、台湾映画界の象徴的な女優として、そしてアジアのスクリーンで輝く存在として、グイ・ルンメイは今なお進化を続けている。デビューから20年以上経った今もなお、彼女の作品には「自然体の強さ」と「静かな情熱」が宿り、観客の心を深く惹きつけてやまない。
今回解禁となった本編映像は、グイ・ルンメイ演じるジョーイが美しい黒のドレスを身にまとい、真っ赤なフェラーリを試乗するシーン。笑顔で助手席に座ったディーラーは、突然の急発進に一気に顔を引きつらせる。台北の街をとんでもないスピードで縦横無尽に走り回るジョーイの姿は水を得た魚のよう。目にもとまらぬハンドルさばきを披露し、あっという間に店舗に戻るのであった。
ドライブ・クレイジー:タイペイ・ミッション
2025年10月24日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国公開
STORY
麻薬取締局(DEA)の捜査官ジョン(ルーク・エヴァンス)は億万長者クワン(サン・カン)の麻薬密売の潜入捜査に失敗。クワンの帳簿データを持つという匿名メールがジョンに届くものの上司から休暇を命じられる。ジョンは休暇と称して、台北へ飛び、メールの送り主と接触を図る。送り主はクワンの養子レイモンド。その母であり、クワンの妻は、ジョンが十数年前に台北の捜査で出会い恋に落ちたジョーイ(ルイ・グンメイ)だった。ジョーイはかつて天才的ドライブテクニックで裏社会に雇われ違法な物品のトランスポーターだった。ジョンは密かに招集した仲間とデータを受け取ろうとするが、事態に気付いたクワンの部下と銃撃戦になり窮地に追い込まれる。ジョーイはレイモンドを助けるため、追跡から逃れ身を隠すが…。
製作・脚本:リュック・ベッソン、監督・脚本:ジョージ・ホアン『ザ・プロデューサー』、製作:ヴィルジニー・ベッソン=シラ『LUCY/ルーシー』、撮影監督:コリン・ワンダースマン『DOGMAN ドッグマン』、音楽:マッテオ・ロカシューリ、編集:ルーカス・ファビアーニ 出演:ルーク・エヴァンス『ワイルド・スピード』、グイ・ルンメイ『薄氷の殺人』、サン・カン『ワイルド・スピード』
2024年/フランス=台湾=アメリカ/英語、中国語/100分/カラー/シネスコサイズ/原題:Weekend in Taipei
配給:アット エンタテインメント/© 2024 – EUROPACORP 映倫マーク:G
公式サイト drivecrazytm.com